見出し画像

塾・インターネット無しで医学科に現役合格。とある女子の参考書紹介②

はじめに

私は高校3年間を児童養護施設で過ごしていました。

塾には通わず、ネット環境も一切無し。

そんな中で頼りになったのが参考書たちでした。

塾に行けないから…と諦めかけている人に参考にしてもらえたらと思っています。

(ちなみに、私は色が多すぎると気が散ってしまう人間なので、3色刷りのものを好んでいました。)

今回は第二弾!ということで、記述対策で使った参考書全部とその勉強法を紹介します!!

ちなみに私が勉強していたのは、

国語(国語総合・現代文B)、英語(コミ英Ⅰ~Ⅲ、英表Ⅰ,Ⅱ)、数学(ⅠA,ⅡB,Ⅲ)、化学、生物です。

国語

①得点奪取 現代文 記述・論術対策(河合出版)1257円(税込)

②得点奪取 古文 記述・論術対策(河合出版)1047円(税込)

得点奪取 漢文 記述・論術対策(河合出版)985円(税込)

問題量★★★ 難易度★★★ 解説★★☆ デザイン★★☆
時期:3年生 6月〜10月

画像1

進め方:採点基準を意識しながら解いていく。

ひと言:奪取で“ダッシュ”って読ませてるくらいだから、短期間で終わるだろうと思ったら、量も多いし、難易度高いしで割と大変でした。採点基準が明確なので、1人でもやりやすいです。(先生に添削してもらう必要がない。) 多分、文系用の教材のような気がするので、理系の人が使うにはオーバーキルな部分はあるかもしれないです。

④過去問

時期:3年生 9月、10月

ひと言:6年分解きました。可能なら、先生に採点してもらった方がいいかも。

英語

①話題別英単語リンガメタリカ(Z会)1320円(税込)

単語量★★★ 難易度★★★ わかりやすさ★★★ デザイン★★☆
時期:3年生 6月〜10月

画像2

進め方:全部覚える必要はない。自分に必要な分野だけ。音読。

ひと言:私の場合は、科学と医学の2分野(3章分)だけやりました。音読は、日本語でさえ訳分からん医学系の文章を読むということに慣れておくという意味で大事かなぁと思います。

②TopGrade難関大学突破 英語長文問題精選(学研)1650円(税込)

問題量★★☆ 難易度★★★ 解説★★☆ デザイン★★☆
時期:3年生7月〜10月

画像3

進め方:解く→可能ならば第三者に添削してもらう→解きなおす→自己採

ひと言:後半に行くにつれて解説が減っていくので、できれば先生などに添削してもらった方が無難だと思います。要約の問題が沢山あります。

③自由英作文編 英作文のトレーニング(Z会)1430円(税込)

問題量★★★ 難易度★★☆ 解説★★☆ デザイン★★★
時期:3年生4月〜2月

画像4

進め方:書く→添削→もう一度書く→添削→文法ミス等の間違えをまとめたルーズリーフを作る(試験直前に見直せるくらいの分量で。)

ひと言:いろんな形式の英作なので、「今年傾向が変わって対策ができてない!!」といった感じで焦らなくはなります。英作こそ、先生に確認してもらってください!

数学

①アドバンスプラス 数学Ⅲ(啓林館) 770円(税込)

問題量★★★ 難易度★★★ 解説★★☆ デザイン★★☆
時期:2年生1月〜3年生5月

画像5

学校で一律購入の教材でした。

進め方:1周は毎日少しずつ、もう1周は春休みに予習として、さらに、もう1周はGWに。

ひと言:まあ、至って普通の教材です。似たのでいえばエクセル数学とか4stepとかですかね。これを3周もすればだいたいは理解できます。簡単な問題からそこそこな問題まで幅広く乗っているので、解きやすいです。

②チャート式 数学〔赤チャート〕Ⅰ+A、Ⅱ+B、Ⅲ(数研出版)1A:1920円(税込) ⅡB:2220円(税込) Ⅲ:1970円(税込)

問題量★★★ 難易度★★★ 解説★★☆ デザイン★★☆
時期:1A…1年生 6月〜1年生 3月、ⅡB…1年生 3月〜2年生 3月、Ⅲ…2年生 3月〜3年生 12月

画像6

学校で一律購入の教材でした。

進め方:1周は定期テスト対策で、もう1周はそれぞれの学年の夏休みに、さらにもう1周は毎日ちょっとずつ。

ひと言:そこまで難しくないものから難易度の高いものまで大体網羅できます。その一方で、量がめちゃめちゃ多いので、途中で心が折れそうになります。大体これが完璧になれば、その先は“数学=作業”みたいな感覚になります。

③過去問

時期:3年生 9月、12月〜2月

ひと言:とにかく雰囲気と時間配分の感覚を掴むこと!!

化学

①化学 レベル別問題集 4 難関編

問題量★☆☆ 難易度★★★ 解説★★★ デザイン★★☆
時期:3年生 6月〜9月

画像7

進め方:一周目は時間を気にせず、行けるところまで自力で。二周目は時間を計ってスピーディーに。

ひと言:解説が本当に分かりやすいです。問題数も少なめなので、短期間でできます。

②過去問

時期:3年生 9月、12月〜2月

ひと言:10年分を3周くらいしました。学校ごとに有機が好きだったり理論が好きだったりと傾向があるので、それを踏まえて普段の勉強をするために、4月に1年分だけ解いておくのもアリだったなぁと今更思います。

生物

①国公立標準問題集 CanPass 生物基礎+生物(駿台文庫)1100円(税込)

問題量★★☆ 難易度★★☆ 解説★★☆ デザイン★★☆
時期:3年生 6月〜9月

画像8

進め方:解く→添削→もう一度解く→見えない誰かに向かって解説

ひと言:生物は文章での記述が格段に多い気がするので、学校の先生になった気分で誰か(ぬいぐるみとかでもOK)に授業をする感じで学習していくと、どこまでが理解できていて、どこまでが分かった気になっていただけなのか、の線引きができるのでおすすめです。

②過去問

時期:3年生 9月、12月〜2月

ひと言:10年分を3周くらいしました。赤本は解説が薄いので、長い記述は先生などに頼んだ方が正確な採点ができます。

まとめ

今回は記述対策で使っていた教材を紹介しました!

これはあくまで、①で紹介したセンター試験対策の参考書を完璧にしてからやるものです。

記述は絶対的に第三者にも確認してもらったほうがいいので、もし可能ならば積極的に先生を活用しましょう!

あとは、私は、学校にある国立大の赤本をコンプリートしたくて、志望校以外のも解いていました 笑

必要があるかと言われれば必要ないかもしれないですが、傾向が似ているものはもちろん、傾向の違うものも、あまりもかけ離れている場合を除いて、難化した時の対策や形式が変わった時の焦りを少なくするという意味で解く価値はあると思います!


以上で参考書紹介を終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?