小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>」(第4回目締切分)の結果
2月5日に小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>(第4回締切り分)の結果が公表されましたね。
※採択結果はこちら
今回の採択率もかなり厳しいものとなってました。
採択率は商工会議所管内で37%!
(33,486件中12,400件(約150億円)の採択(会議所管内))
3人に1人しか採択されていない計算です。
持続化補助金<コロナ特別対応>の申請は全5回あり、全ての申請が終了しましたが実はまた令和2年度第3次補正予算で似たような補助金がでます!
そちらもわかる範囲でお話ししますので今回不採択となった方も最後までご覧になって情報としてとり入れてくださいね。
この記事でわかること
1.第4回持続化補助金<コロナ特別対応>の不採択の原因 仮設
2.令和2年度第3次補正予算 補助金に係る現況の概要
この記事の信憑性
私は商工会議所の職員であり、大学を卒業してから就職し現在9年目を終えようとしています(今年で32歳)。
県家の資格ではありますが、“経営指導員”という立場で仕事をさせていただいております。
商工会議所は国の認定支援機関に指定されており、補助金や計画書の手伝い等仕事柄携わることがかなり多いです。
この小規模事業者持続化補助金についても、顧客と伴走して計画書をつくっております。
その為、顧客の採択動向も気にかけ、採択の可否に関わらずフィードバックをしております。
ちなみに私は日本一この補助金の記入例を書いております。
理由は、①仕事柄携わる機会が多いことと②ブログで発信していることの2点からです。
参考程度に今回の持続化補助金のフィードバック結果を共有させていただきます。
ECサイト関連は通りづらい印象を受けた
第3回目のときも同じ印象だったのですが、今回の第4回目もECサイト絡みの申請がこぞッと不採択された印象でした。
あくまで仮説ですが次のことが原因かな?と考えられます。
①HP作成と合わせて申請するのは、本質はHPの作成やアプデでしょ?と疑われたか。
②ECサイトといいつつ、他のプラットフォーム(楽天やAmazonなど)へ出店する販路開拓の計画書だった。
③ECサイトの構築と記載しつつ、他のプラットフォーム(BASEやSTORESなど)を使って販路開拓の計画書だった。
①については、HP関係のみであれば一般型だと採択されるケースが多く見受けられますが、補助上限額引き上げの<コロナ型>だと難しかったのかもしれません。
②と③については独自性が欠けていたのが原因かな?という感じです。
独自のECサイトのプラットフォーム構築であれば採択されていたのでは?とも考えられます。
現に採択された補助事業名から推測するとそう伺えたので。
あくまで仮説ですが以上のことが不採択者の印象です。
ECサイトじゃないのに不採択だった!と言う方については、そもそもこれができてないと不採択の確立高いですよ!といった記事を作成してますのでご覧ください。
今後の類似した補助金情報
日本商工会議所からの通達によりますと、2020年12月に閣議決定された中に”小規模事業者持続的発展支援事業”が盛り込まれたと報告を受けてます。
恐らく2月通常国会にて決定がされ、3月頃には詳細がわかるとされますが現状わかる範囲だと以下のような補助内容です。
事業目的:コロナの状況に対応したビジネスモデルの転換に向けた中小企業等の取組を支援する。
対象事業:小規模事業者等が事業計画を作成して取り組む、コロナ打開策を踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入等の取り組み支援。
補助額:補助上限額100万円、補助率3/4
その他:コロナ特別対応型のABC類型、1/6要件、事業再開枠、特例事業者、概算払い、遡及適用は継続されない予定
といった事項が現在わかっている範囲です。
また、申請方法は “Jグランツ” というプラットフォームからの電子申請しか受け付けないそうですので早めに登録準備をしていくと良いかと思われます。
まとめ
・第4回持続化補助金<コロナ特別対応型>の採択率は37%!
・ECサイトで申請する際は独自性を盛り込んで申請しないとダメ!
・持続化補助金<コロナ特別対応>と似たような補助金がまた3月頃に出そう!
以上、参考になったら嬉しいです。
持続化補助金関連の情報を発信していきますので、見逃したくない!と言う方はフォローをお願いできればと思います。
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