しつけするの_

子犬をトレーニングするときは!

 昼と夜が逆さになりつつあるnamiyukiです。今回は、トレーニング(しつけ)のご相談での「あるある」を記事にしたいと思います。そしてなぜ、猫の画像なのかってことですよね。ではではさっそく。

子犬…可愛いですよね!

 生後6か月頃になると、遊び盛り&わがまま(自我)がMAXかもしれません。その頃が飼い主にとっていろいろな悩みや心配が急に増えてきます。
子犬特有、悩みワード(私調査)
・甘噛み(噛み癖)をやめさせたい
・ドッグフードを食べてくれなくて困っている
・とにかくしつけができない状態

 どれにも当てはまるポイントがあります。それは、甘やかしです!まずは甘やかし行為をやめてみましょう。甘やかしとは、可愛がるや愛情とは全く別物です。甘やかしから得られるものはなにもないでしょう。

甘噛み

 「甘噛みをするようになった・噛み癖がひどい」という時期に多いのが歯の生え変わり時期のムズムズとか、噛んで感触を確かめる本能なのですが、とにかく、その時の飼い主の反応が重要です。犬が悪いのではなく飼い主の反応が犬にそうさせている、または誘導してしまっている可能性もあります。
 まず、噛むようになってきたら徐々に力も強くなってきますよね。その時の人の反応で力を加減することを学びます。よく、子犬同士がじゃれあっていて「キャン!!」なんて声出すときありますよね。そのとき噛んでしまったほうの犬としての学びは『あ、やりすぎてしまった。痛かったんだ…次は気を付けよう』みたいな感じです。
 ここで大切なのは、噛み癖を心配するというより、噛む力の強弱を学ばせることに意識してください。親兄弟がいない子犬にとって、リーダーである飼い主以外教える人がいない、と言うことです。まったく噛ませないようにするというより、そこまでしたらダメ、痛い、をしっかり教える必要があります。
 教え方としては、はっきりと大きな声で「痛い!ダメ!」と叱り、その場を立ち去る(無視をする)。それを繰り返しているとすぐ学んできます。断固して同じリアクションを続けることが早く覚える秘訣です。
 例えばですが、ものすごく良いことがあって気分が良い時に、子犬がじゃれて噛んできたとします。けっこう痛いけど「痛いな~やめなさい~」とその場を離れず、叱るでもなく、遊んでしまっている。人の都合の甘やかしです。犬としては、いいんだ、遊んでくれるんだ、喜んでるようにも見えるよね?になってしまいます。
 このように、どうしても改善したいのであれば、日によって態度言葉を変えるようなことはNGです。子犬が混乱しないようひとつのことを徹底して繰り返す、を行ってくださいね。

 『痛い』という言葉を覚えた犬、うちの愛犬の話ですが、私が座っていると隣に横たわってくるのですが(リラックスモード)。たまに肘が私の腿に乗りかけることがありまして。「イタタタタ~!」とつい叫んでしまうのですが(笑)。すぐ「あ!」と言わんばかりに肘を退かすという。
※大型犬のため体重38kg、体重乗るとかなり痛い(笑)
 もうひとつ。足を角にぶつけた拍子に「痛!」と声が出ると、少し後ずさりして「ぼくなんかした?」みたいな顔でキョトンとします。「ちがうちがう、ぶつけたの(笑)」なんて、愛犬に説明する私。
 子犬の時は良し悪しを理解させるためにアクションを伴いますが、言葉を覚えてしまえば良い付き合いができますよ。

ドックフードを食べない悩み

 ドックフード食べてくれない時期、子犬のころ(成長過程)でよく見られます。ここでも同じポイント、甘やかさないように注意が必要です。
ご飯の時間は、子犬のころは3回~6回に分けてあげたりと、様子や人間の生活リズムに合わせていきます。ずっと家にいないと6回に分けるなど大変ですので、そこは無理をせず。ただ、1日の量を決めて決まった時間に分けて与えることです。残したら、それは必ず片づけます。
 まず、残した理由ですが、おやつ与えすぎていませんか?お腹が空いていないパターン。美味しいおやつあげている?おやつに比べたらドッグフードはおいしさ半減パターン。
また、ドッグフード食べなかったからなぁ…との理由から、おやつで補給するのもNGです。悪循環の繰り返しです。
 お腹がすいていれば、次の時間にドッグフードを食べるようになりますので、かわいそうと思わずに徹底してください。おやつは本当におやつです。トレーニングに使えるアイテムですので、むやみに与えると、ご褒美として効果が薄れますので、そこも気を付けてくださいね。
 ドッグフードですが、今どきのドッグフードは良いものがたくさん販売されていますね。栄養面でも工夫しているものが多いので、ぜひドッグフード嫌いにならないよう、愛犬の健康のためにも甘やかしはしないでくださいね。
 これ、本当に癖になると成犬になっても食べない事例あります。
成長に合わせた量で、毎日同じ時間帯で与えることで、体調の変化にもすぐ気づいてあげられます。愛犬のためと思って良質のドッグフードを選んで、毎日当たり前のご飯にしましょう。 

しつけができない状態

 トレーニングで最高に活躍するアイテムが先ほども述べた通り、『おやつ』です。こうしたら褒められた!こうしたらご褒美もらえた!が犬にとっても最高にわかりやすいアクションでしょう。『スワレ』『マテ』など、ご飯の時間を利用するのも王道です。犬にとって食べるは最高のご褒美なんです。
 なので逆にいえば、いったん与えたものを取り上げるのはNGです。奪われる恐怖を覚えるきっかけになってしまいますので、与える際はしっかり与えて褒めて安心させる。そして叱った時はあげない(貰えない)、をしっかり記憶させていきます。

 しつけができない状態で多いのは、集中力がない時間帯(ご飯の後など)、トレーニングに時間がかかってしまっている、遊びモード全開の時、など、タイミングが掴めていないだけです。散歩へ行ってご飯を食べて、人間だって確かに眠くなりそうですよね。また、スポーツだとしてもだらだらとした練習は身が入りません。最後の遊びモードにしても、テンションハイで楽しい時、いきなり真剣モード!ってどうでしょう。人間でも無理があることは犬も同じだと私は思っています。
 ただ、犬は人にかまってもらうのが本当に好きなので、しつけ自体が嫌なのではなく、しつけの楽しさを知らないだけです。できるようになった時に、リーダーが嬉しそうに褒めてくれるのは、愛犬にとってこの上ない喜びだと思います。最初の一歩さえ乗り越えれば、どんどんコツがつかめますのでぜひ、この楽しさを味わってください。

 そういえば、子供のころ犬を飼っていたのですが、親が言っていた言葉を思い出しました。『食べているときは手を出すな』と。食べ物を奪われそうになった時犬は、本能的に威嚇して攻撃的になるから噛まれる、というのです。正論です。しかし…ライバル的存在または自分(犬)より下の存在、だったらそうなるかもしれません。わたしが子供だったあの時、本当に手を出したら危なかったのだろうか…と急に今考えてしまいました。親に言われていたから、怖くて試しもしなかったのですが(父の犬でしたし)。今となっては謎、おとなしい柴犬でしたが、試せばよかったな~と思う今日この頃です(笑)。

まとめ

 トレーニングというより、今回しつけとの付き合い方という感覚で書いてみました。トレーニングを行う原点にもなりますので、信頼関係・リーダーの存在を意識しながら甘やかさず可愛がってくださいね。
 可愛いですよね、気持ちはわかります。しかし、甘やかして、しつけに悩んで、ではどうにもなりません。愛情をしっかり与え、正しいことを教えていくのは飼い主の役目です。覚えていく愛犬の様子は、本当に嬉しいものです。この喜びを成長とともに楽しんでくださいね。

ではでは今回はこの辺で。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
次回はなに書こうかぁ~ また、ご愛読いただけると幸いです!

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