見出し画像

読了

 おすすめしていただいた本「新・エリート教育」、数週間かかって読了。世界(主にアメリカ)の先端教育の情報満載だった上に、それが私の目指す教育とほぼ合致。ワクワクが止まらなかった。

 数ページ読む毎に新しいアイデアが浮かんで、それを書き留めたりその想像を広げたりしてまた本に戻る、を繰り返していたから他の本よりもかなり読み終えるのに時間がかかった。でもおかげさまで私のノートには新しいアイデアがいっぱい。
 
 最先端技術もすごいけど、書いてあったのは一人一人の子どもたちの頭だけじゃなくて心も体も育てる、という基本的なこと。大事なことは、そのために大人がよってたかってああでもない、こうでもないとちゃんと話し合ったり意見をぶつけあって、いかにしてその子らしく育つことをサポートするか、という話だった気がする。

 最近「最先端」「ICT」「心を育てる」と言葉ばかりが先行して、大人はその新しいワードに翻弄される。理解する前にその活動が始まって、ついていくのに必死...だとしたら、この教育の意味は何?

 この本から学んだことは、いかに大人が時間と経験と知恵を「子どものために」使うかだった。教室の保護者の皆さんとも共有していきたい。新しい教育を始められるのは、最小単位から。

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

読んでくださって、ありがとうございます。 もし気に入ってくださったら、投げ銭していただけると励みになります💜