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共に教え、共に学ぶ: Give and Take

初めまして!私は現在CBB様のもとでカンボジアで教育支援インターンシップをさせて頂いている、山口県立大学の学生です!宜しくお願いします!

【住み込みスタッフとの共同生活】
以前にも書いたように、CBB様のインターンには住み込みスタッフがいます。現在は3人で、今後の目標としては5人を目標にしています。

昨日からなのですが、インターン生と住み込みスタッフを合わせた人数で、「昼ご飯を作る・片づける」、「晩ご飯を作る・片づける」、「掃除」係に先輩が分けてくださいました。各チームには必ず住み込みスタッフが一人はいるようにしてくださいました。

私は、「掃除」チームに所属することになったのですが、住み込みスタッフのソパ君とプット君とインターン生の先輩が所属しています。

今日、ソパ君とインターン生が生活をしている建物の廊下と階段を朝起きてから、そして昼ご飯を食べた後に教室の掃除を一緒にしました。

ほうきとちりとりをもってソパ君のところに行くと、「うん!」という表情をし、素直に掃除をしてくれました。積極的に掃除をしてくれ、ホワイトボードを拭いてくれたり、机を運んでくれたりと一緒に掃除をしました。掃除をしているときに、ソパ君はとても手先が器用だということが分かりました。細部まで掃除をしてくれ、本当にきれいになりました。

掃除を終え、ハイタッチをするととても嬉しそうにしていました。

ここで、私が彼に関して感じたことは、
①集団の中の一員として、自分の役割を把握し、自分に任せられたことをきちんとこなすことの大切さ、責任感の獲得
②自分のためだけじゃなく、他人のために行動できる強さの獲得
が出来たということです。

私のインターン期間は3週間と短いものかもしれませんが、彼に言語の教育だけでなく、一人の人間として、(自分の知っている限りのことで)今後生きていく上で大切なことを伝え、自然と笑顔で素敵な大人に育ってもらえるような環境を作りたいなと思います。

また、掃除をしているときに「ソパは私たちの生活スペースは掃除してくれているのに、ソパたちの建物は掃除しなかったな」とも思ったので、共同生活をする以上(彼にとって)Give and Takeということで、明日からは住み込みスタッフの生活スペースの掃除もしようと思います。

また、掃除を通して実感したのですが、私たちインターン生は住み込みスタッフと共に生活し、1日の中で多くの活動を共にすることで、知識・アイデアのGive and Takeをすることが出来るということです。プット君と掃除をしていた時、私が「掃除が終わった、きれいになった」と思ったら、彼が机と椅子の上にも砂がのっているいることに気が付き、ほうきで履き始め、私は彼の真似をしました。私は気が付かなかったことまで、彼は気づき、掃除のアイデアを教え、共有してくれました。

普段の日本語の授業では、「インターン生➡住み込みスタッフ」に日本語の知識が共有されていますが、今日は「住み込みスタッフ➡インターン生」に掃除のアイデアが共有されました。

私たちはこの共同生活で、互いに「教え」、「学んでいる」のです。

これからも、多くのことを教え、多くのことを学び、住み込みスタッフに関して多くの「発見!」をしたいと思います。

知らなかった、パソコンのことに興味津々なソパ君とソリ君(2人とも住み込みスタッフ)です。
新しい「発見!」をして、とても嬉しそうでした。

日本語の授業中に、覚えてた平仮名で私の名前、「なみ」と書いてくれたので、写真を撮ったら照れた顔をしていました。

ありがとうございました。

#CBB
#カンボジア
#ボランティア

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