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新規事業開発 今年の振返り

さて12月末。今のポジションに就任してからの9ヶ月を振返ります。新規事業開発の活動です。

4月『技術開発計画策定』
●実施内容
・所属組織のミッション確認
・同リソース把握
・所信表明
・ファシリテーション

5月『仮説検証テスト計画立案』
6月『多段階仮説検証とマーケティング』
7月『マルチ技術開発と組織開発』
8月『起業と知財戦略とリクルート』
9月『プロジェクトマネジメント』
10月『OJTによる技術伝承と成果の果実』
11月『大型受注達成とMVVアワード申請』
12月『世界初技術構築と新たな出会い』


11月は年間数億円規模の新規オーダーを取得し、お祭り騒ぎに。この受注は4月からの活動によってもたらされたというよりは、もっと前から事業部メンバーが地道にマーケティングを行ってきた成果だと認識しています。しかし、間違いなく事業が化ける”兆し”を示しており、心理的安全性が高く、メンバーそれぞれの個性が有機的に連動しているプロジェクトチームの状態を社内で企画されているMission&Valueアワードに申請して、広く示すことにしました。

12月は異なる技術分野の固有技術を4つ以上組み合わせて初めて実現できる、世界初の技術を構築しました。携わっていただいたのは、複数の中小企業メーカー技術者の皆様であり、その技術完成の瞬間には本社事業部メンバーにも立ち会っていただき、総勢10名で喜びを共有することができました。

イノベーションを起こすのは、携わる方々の熱量と各企業の持つ固有技術、そしてそれらを繋ぎ合わせて絵を描く構想力であることを実感できました。企業の大きさは関係ありません。機能性評価を意識しているからこそ、この9ヶ月という期間でここまで辿り着いたのだと思います。

さらに12月は自身の人生の岐路を意識させられる人物との出会いがありました。展示会会場での偶然的な出会いです。現在取り組んでいる技術・事業開発が、経済的な意義だけでなく、もっと大きな社会的意義を持つということに気づかせて頂き、単に「素材メーカーにおける新規事業構築スキーム」を作るための1テーマではなくなってきたというのが今の状態。ずっと頭が大きな構想とロードマップを描こうとしてぐるぐる動いています。

というわけで、正月も動きます。

#新規事業開発の軌跡

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