『さむいね、』

寒い寒いと、凍えては

何も動けず、透き通った氷越しに、日の日差し

寒いから、身体を温めようと、したいけれど

何も動けず、かじかむ手も、震えることも出来ない

ただ、見えるのは、氷越しの温かな光

透き通った氷に、感謝し

氷を溶かすことが出来る、唯一の方法は

透き通った氷越しに感じる、光の温もりを

凍えた身体に、少しずつでも、感じ取り

じわじわと、ゆっくり、溶かしていく

静かに、息を絶えずに

自らの想いで。


#詩 #小説 #短編 #詩集 #短編小説

読んで頂き有難うございます。サポート頂けましたらとても嬉しいです。m(u_u)m