見出し画像

帰途の本音は海と共に〜自分の本音を暴く旅⑧〜

沖永良部島から那覇へ フェリーで7時間。
往路も復路も
不思議と 全く長く感じなかった。

はじめは
島がだんだん遠くなって行くのを「ありがとう」という心持ちで見ていた。
他にデッキに誰もいないし、風が声をかき消してくれるから、歌もたくさん歌った。

そして私は、長い時間、海をただ見ていた。
風に吹かれて 見ていた。

その時は
何も考えていなかった。
ただ 見ていた。

海を見ていると、時間はあっという間だった。
いつまでも見ていられると思った。

それを思い起こすと
私は何も考えたくなかったんだな… と思う。

私は、何も考えたくなかったんだ。
私は、何も考えたくないんだ。
あれこれ人のことを、自分のことを、考えたくないんだ。
生きて行くこと、生活して行くこと、仕事にしたって、起業にしたって、子育てにしたって、「より良く」を目指すこと、
何だか今、今だけなのか、これからもずっとなのか分からないけど、何も考えたくないんだ。
考えるんじゃなくて
感じたい。
頭をグルグル働かすのは、もう嫌だ。
感じて 行動して
感じて 組み立てたい。

感じるだけでは生きて行けないだろうか?
考えないと生きて行けないだろうか?
考えないことは、現実逃避だろうか?
考えないことは、人間放棄だろうか?
 
いろんなマニュアル、ルール、傾向、成功論、失敗論、自分論、 、 、に縛られたくない。

だからちょっと、自分を放ったらかしにしたいな。しばらくは。
て実は、1~2ヶ月前に、考えるのやめようって決めたんだけどね。そのせいか、最近頭で考えると途端にエネルギーが物凄い勢いで消耗して疲れるような気がする。
更にレベル上の「考えない」に行きたい。

ま、私は考えなくても考えてしまう生き物なんで、考えてしまうのでしょうけど。

どうなるかな?

考えない先の 希望を胸に
この本音に従って
生きてみたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?