『miss you』プレビュー
配信リードシングルのみを聴いた9月半ば時点では、ああ"作家としての"桜井和寿が回帰しているのかな、そこには期待を持てるかなという印象を持った。
2010年代のMr.Childrenの展開の方向性は一言で言えば、「バンドサウンドの充実」にあったといってよいと思う。小林武史プロデュースからの独立を経て、まず鈴木・中川のリズム隊が先行し、それに田原のギターも続く形で「4人組バンド」としての骨格が強化されたことはライブ映像を「聴く」限り明らかで、これは間違いなくポジティブな変化だっ