見出し画像

漫画の描き方|自分の漫画の話をしたい…!でも誰も聞いてくれない… #013

今回の質問者さんは連載をしている漫画家さんです。モチベーションをあげるために作品について話をしたいのだけど、こちらから漫画の話をすると明らかに相手のテンションが下がるのが分かり、次第に話すのをやめてしまったそう。

現在新人で連載中ですが、自分の漫画のこと(担当さん関連でも何でも)を何でもいいから雑談することによってモチベーション上げたいのですが、読んでくれている友人誰一人としてきいてくれません。こちらから自分の漫画関連の話すると明らかに相手のテンションが下がるのがわかり、段々自分の漫画関連の話をするのを避けるようになりました。

雑談から話が膨らんでいくってありますよね。僕も何人か編集者さんと打ち合わせしましたが、雑談ベースでいろいろ話をしてくれる人が一番楽しく作品を作れました。あれもできるよね、これもできるよね、という想像力が刺激されるのかもしれません。

一方、どんなアイデアを言っても「それで売れるの?」とか「ぜんぜん面白くない」とか二言目には口にする編集者の人は本当にどうしようもなく…否定されるのが怖くなってしまい、どんどん頭の中の引き出しが開け辛くなっていく感覚がありました。

長く売れる漫画家には聞いてくれるパートナーがいる

ある腕利きの編集者さんから聞いたことなのですが、長く売れる漫画家には、友人でも家族でも仕事のパートナーでも、自分の漫画についてお世辞抜きで語ってくれる人間がいるそうです。これはとても大事なことなのかもしれませんね。

そういう人を見つけることは漫画家にとって必要なことの1つなのかもしれません。僕の尊敬する漫画家先生も、漫画家に一番大事な力は、いい編集者を見つける力だ、と言ってました。

出会いのことなので、もちろん運もあるとは思います。しかし「見つかったらいいな」という姿勢ではなく、今まだそういう人がいない漫画家は「そういう人を見つけるんだ」という姿勢が必要なのかもしれませんね。

話し相手として、クリエイターでないときっと難しい

作品に対して、ファンの人が話したい内容というのは「そのキャラがいかに萌えるか」ということだったりします。そこにきて例えば「まだこの世にいないキャラ」の話は、その魅力がまだ伝わっていないので楽しく話すことが難しいのではないでしょうか。

ファンの方は作品を受け取ることに慣れていて、作っていくことにはあまり慣れていません。作品を作っていく楽しさ、そして苦しさ、を知っている人の方が創作の話は盛り上がるのではないでしょうか。そう考えるとクリエイターの中から見つけいくほうが早そうです。

マンガを描く人の集まりは今いろいろな場所があります。そういう濃い人が集まる場所に目を向けてみるのは1つの手だと思います。また具体的な話になりますが、そこから「音声チャット」などを活用していくのが、この時代の近道だと思います。

ツールの進化でどこでも話せるように

mocri」というアプリをご存知でしょうか。mixiが運営している作業通話アプリで、知り合い同士でも、知らない人たちでも、作業用グループを作って気軽に音声通話に参加できます。ここで「創作の話がしたい」人たちを見つけていくこともできそうです。

こちらは今「やさしさ創作村」の中で流行しています。創作村は「否定をしない創作活動」を重視してますので、集まる人たちが必ず創作を尊敬し大事にしています。だからこそこういう通話会も安心して参加できるのだと思います。

▼「やさしさ創作村」創作村人募集中
https://note.com/sousakumura/circle

また「マンガ技術研究会」ではDiscordというチャットアプリで活動しているのですが、Discordにも音声チャット機能があり「漫画家志望部」など多くの参加者が毎晩通話会を開いています。

マンガ技術研究会は創作についての話をする部活もたくさんありますし、もし適した部活がなくても自分で立ち上げることができます。

▼「マンガ技術研究会」新規会員募集中
https://manga-tech.jp/

最高のパートナーを見つけるまではサービスに頼る手も

いつでも自分の創作の話に乗ってくれる最高のパートナーが見つかればよいのですが、なかなか難しいかもしれません。またその人がちょっと忙しい…なんてことも当然ありますしね。

東京ネームタンクでは「ネームプロット相談」という30分3,000円の個別相談をご用意しています。こちらはアイデア段階から相談できるので、一緒にお話ししながら漫画を考えていくこともよく行っています。

気軽に創作の話ができる環境作りは今後も続けていこうと思います。以前には創作の話を交互にする「ネームタンクカフェ」も開催したことがありました。お話しする中でモチベーションを上げていく重要性はよく理解していますので、引き続きご注目いただけたら嬉しいです。

▼質問お待ちしております!『漫画家のいろは』
創作に関するマンガスクリプトドクターへの質問もこちらから!
https://iroha.nametank.jp

▼noteマガジン『漫画家のいろはマガジン』
https://note.com/nametank/m/mc263630666f1
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
どうもありがとう!よかったらフォローもお願いします(⁎˃ᴗ˂⁎)
21
『東京ネームタンク』はマンガのストーリーの描き方に特化した教室&研究室です。https://nametank.jp 世の中に分散しているマンガ技術を集め、共有しています。 『まんが奨励会』はプロ養成のための研究会です。漫画家になるには必要な商業で評価される作品制作に取り組みます。

こちらでもピックアップされています

漫画家のいろはマガジン
漫画家のいろはマガジン
  • 26本

漫画の疑問質問に答えていくマガジンです。書籍化予定あり。Q&Aサイト「漫画家のいろは」もご覧ください。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。