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水耕栽培日記(バジル篇①種まき)

こんにちは、故です。

少し前に百均でラベンダーとバジルの種を買ってみたんですが、薪時を考えていなかったので日陰の涼しい所で保管していました。

北海道ではどちらも5月中旬の、気温が20°Cくらいの時に蒔くのだそうで、最近になってようやく手を出せるようになったので、その記録をnoteにしたためます。
日記代わりのスケジュール帳にも一言くらい書いているんですが、写真を載せられなかったりするのが悔しいこと。あとちょっとした面白いネタがあったりしたのでこうして公開してみようと思いました。


発芽実験をしようとした

早速本題なんですが、購入した種がものすごく多くて、でもその分発芽しないものも多いんでしょ?百均だし。と考えた私は以下のような実験をしてみました。

①種を水に入れる
②沈んだものと浮いたものに分けて発芽するか観察する
③沈んだもの→日光の当たる所
 浮いたもの→半日陰で様子を見る
④水分は常に豊富であるようにする

まず②についてですが、よくある話で、浮いた種は中身がすっからかんだから発芽しないなんてことが言われています。
実際に行った所、いわゆるよく育つと言われがちな沈んだ種はかなり少なく、7〜8割は浮いていました。
写真を載せたかったんですが、いかんせん数が相当のもので、集合恐怖症からしたらかなり気持ち悪いと思います。私がそうでした。なので撮っていません。

そうして浮いた種と沈んだ種とで分けて様子を見てみました。
今回は水耕栽培で育てる予定なので根が出るまでは何重にも重ねたキッチンペーパーやスポンジの上に乗せています。

そして③の成育環境ですが、バジルは日光で発芽するそうで、種に土は被せず表面に出していた方がいいそうです。
今回は②で沈んだ種を日光が豊富な所へ、浮いた種を半日陰に置きました。

と、このように発芽するにあたって1番良いとされている環境とあまり好ましくない環境の両極端に分けて様子を見てみました。
まぁあまり発芽した種の量が多すぎても育てきれないしなぁと思いながら、あまり期待せずに、それでも一応水はたっぷりあげていたわけなんですが…。


意外にも真反対の結果に


バジルの発芽期間は大体1週間、5/17(日)に実験を開始したので根が出てくる次の5/24(日)にでも移植できるように、金曜日にのんびり鉢植えを探しに行こうと思っていたのが5/19(火)です。

…馬鹿ですね。発芽は芽が出ることであって、それが1週間ならもっと早くに種から根が出るのが世の理ということです。


5/19(火)、仕事から直帰。早速種の様子を見ると、半日陰に置いた条件の悪い種のほとんどが根を下に伸ばしていました。

正直気持ち悪い…。
どうせ発芽しないだろうし種同士の感覚なんてしるか、と数十個にも及ぶ種を一つの平皿の上にキッチンペーパーを敷き、投げ出すような形で置いていました。
例えるならヴィレッジヴァンガードによく売っているおたまじゃくしの卵に模したマスカットシードルのジュースをぶち撒けたかのような見た目です。

そんな感じで生命の神秘を感じつつもそこに生理的嫌悪を見出す思春期の少年のような気持ちで急いで鉢植えを買いに行きました。

たまたまその日に鉢植えを買いにいく園芸店を探して決めていたのですが、次の日が定休日で仕事帰りに寄れないことに気づいたので。一日開けるとどうなっているかなんて想像もしたくないよ。

そうして園芸店へ行ったのですが、そこがとても良いお店で。
アンティーク×ガーデニングって最強ですよね。
最近はサボテンなんかの多肉植物を透明瓶に入れて水耕栽培するなんてものがお洒落で流行っていますが、行った店は本格派で、根を日光に当てて発育を阻害しないように遮光性の薬品瓶に入れていたりします。そこが良いんだ…。

私の故郷に比べると今住んでいる土地は栄えているとは言えないですが、ちょっとした所にあるお店がオリジナリティに溢れていて、そういうお店を探してはどんどんお気に入りの場所が増えています。

今は外出を自粛しなければなりませんが、自由に行動できるようになったらまた開拓したいですね。


鉢に植える

本題から逸れましたが、こちらが購入した植木鉢になります。


めちゃくちゃかわいい…。

もう鉢植えはそこでしか買えないな、と思いました。

そんな感じで植木鉢を用意したので、簡単に洗って植えていきます。


1.底にネットを敷く

水耕栽培は底に穴が開いていない鉢が最適ですが、それだとサイズが限られてしまいます。

私は栽培して食用にもしようと考えていたので、ある程度大きいものを選びました。故に底に穴が開いています。

実験的な育て方なのでこれで失敗するかもしれません。その時はまた報告する用の記事を作ります。
底から水が漏れる前提なので下に置く皿も買いました。

まずはここの底に、根腐れ防止剤が落ちないようにするためのネットを敷きます。

昨年ちょっとしたDIYに買った百均の、頭から被る虫除けネット。
これを適当な大きさに切って、二重に敷くことにしました。


まぁ適当です。
実験感覚なので気軽にいきましょう。

ここで置き場を床に移動、根腐れ防止剤(ゼオライト)を入れ、その上にハイドロボールを入れていきます。
根腐れ防止剤は底が隠れるくらい入れました。


ハイドロボールが思ったより大きく、種が流れる可能性があったので「最終的にこのくらい」という高さよりもやや少なめに入れます。

この上に薄く切ったスポンジを乗せて種を撒きます。経験上どんどん高さが落ちていくのがわかるんですが、その時に少し足して丁度いいくらいを目指しつつ、スポンジを隠すようにしたいと思います。

ではここで水を入れちゃいます。


めっちゃ底から水出た…。

そうして薄く切ったスポンジを乗せて、その上に種をいくつか。
保湿が心許なかったので一応でトイレットペーパーを上に敷いてみました。ちょうど新品を出すところだったからトイレにあったものではないよ。


こんな感じで、とりあえず完成です。

青の植木鉢に条件が良い方を植えました。こちらは引き続き日光に当てていきたいと思います。
写真右の白い植木鉢は条件が良くない中で育てたのに妙に発育が良い塊になっちゃった種達を植えてます。こちらも今後半日陰(キッチン)で様子を見ていきます。ちょっとぞんざいに触っちゃったからこれからどうなることやら。

とにかく、まだまだ平皿の上にぶち撒けたマスカットシードルのジュースのような種は残っているので、そちらはしっかり発芽したら新たな環境下で育ててみたいと思っていまして、

・遮光瓶の中で、水のみで育てる
・異様に小さい飾り用の鉢

この辺をちょっと試したいなと思っています。瓶や鉢の購入先は目処が立っているので食材の買い出しついでにパパッと寄って買おうかと。

上手くいけば来週には経過報告ができると思います。お気に入りの鉢で育てるのが楽しみで仕方がない。


それではさようなら、よろしくね。


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