Vol. 177 汚部屋の子は汚部屋なのか?

「お義母さんは随分大雑把おおざっぱなんだねぇ」

これはGWに帰省した際、私の母の床掃除を目撃した夫が発したセリフだ。決して嫌味ではなくシンプルな感想として興味深げにつぶやいていた(※もちろん母がいない所で発言)。

確かに私の実家は超・綺麗とは言えない。
しかし汚部屋おべやでもない。
汚さの最高レベルが100だとしたら20くらいだ。
高齢者特有の「溜め込み」もないしパッと見には片付いている。しかしよく見ると細かな部分、例えば階段の隅とか…に埃が溜まっている。
これは細かい所まで気にしない母の性格が反映していると言えよう。

そして私も掃除レベルで言うと同レベルである。
掃除なんて毎日やる必要はなく「20を超えたらやればいいや」くらいに思っている。で、いざ掃除しても20程度にしかならない。自分では満足しても決して0にはならない。不思議なものだ。
私はこれを

汚さへの耐性

だと思っている。
つまり「レベル20」の実家で生まれ育った私はレベル20の耐性になっているのだ。20を超えたら流石にヤバイなと思うがそれ以下は目に入らない。生まれ育った生育環境が色濃く反映している。
プラス大雑把な性格…などの遺伝的要素だ。

で、結果として
めっちゃ綺麗な家で育った子は綺麗好きに、汚部屋で育った子はそれなりになる
…可能性が高い。これは私がウン十年の人生で導き出した結論である。


ちなみに夫は超・綺麗好きだ。
掃除も上手でチャチャっと綺麗にしてくれる。
亡きお義母さんも大変な綺麗好き・掃除好きで細かな所も行き届いていたそうだ。

そんな夫なので私が掃除しても満足しない。
「レベル20」の掃除では気に入らないのだ。

結果、夫が毎日掃除してくれるようになった(^ ^)

何も言わず自分でやるからエライ。
毎日せっせと掃除機をかけ、玄関を掃き、風呂まで洗ってくれる夫。私にピッタリだわw

しかしこんな伴侶ばかりではない。
自分の基準を押し付け険悪になるケースも多い。特に

衛生観念

というのは共同生活を送る上でとても大切だけどなかなか変えられないポイントである。
繰り返すが
●生育環境
●遺伝的要素
に、大きく影響されるからだ。

だから私はお勧めする。
結婚しようかな〜と思う相手ができたら極力早く相手の実家へ行くことを。…それで大体わかる。



【猫ムスメより】
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