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本で殴って本で記憶して本で世界を構築するゲームの思い出

こんにちは。この記事では私のもっとも印象に残っているゲームソフトの一つである、アヴァロンコードについての紹介記事です。隠れた名作的扱いを受けているこのゲームが少しでも広まるように頑張ります。

ゲームについて

まずこのアヴァロンコードというゲームについて説明していきます。アヴァロンコードは記事のタイトル通り本で殴って本で記憶して本で世界を構築するゲームです。
2008年にマーベラスエンターテイメントさんから発売されたニンテンドーDS(以下DS)のソフトです。

あらすじ

のどかな城下町に住んでいる主人公は、突然予言書という不思議な本を託されます。

予言書を突然託された主人公は魔物に襲われてしまいますが、予言書から出てきた炎の精霊 レンポに助けられます。そしてレンポから予言書についての話を聞かされます。

予言書は今の世界が崩壊する時に現れ、次の世界へと残ものを記憶する為の本でした。

主人公はレンポ以外の3人の精霊を集めること、世界を記憶するために予言書と共に旅に出るというストーリーです。 

予言書という圧倒的な力をもった本は、主人公や周りの国家も巻き込んだ話になっていきます。

ゲームシステムについて

このゲームはあらすじの通り、次の世界のために崩壊する前の世界で本を使って記憶を集めるというゲームです。なので本に記憶をさせなければいけないんですよね。その記憶方法なのですが…

しばきます

本であらゆるものをしばきます


このゲームの醍醐味の1つである、コードスキャンシステムです。次の世界のためにたくさんの記憶を集めないといけないわけですから、なりふり構っていられません。
バスケットボール選手がダンクシュートをするようなモーションであらゆるものに本を叩きつけていきます。

花、モンスター、武器などまだ常識的なものから、城下町の兵士、あどけない少女、泥棒、王女 etc…

挙句の果てには病弱な幼なじみにまで叩きつけます。

本は壊れないんでしょうか、叩きつけられた方は気にならないのでしょうか。色々気になりますがこれも次の世界の為。とにかく色々なものをシバいていきます。

本でしばくことで様々な情報を得ることができます。そして予言書には、入手した情報を操ることが出来ます。

この操るシステムがDSならでは、このゲームならではのシステムです。情報はピースのようになっていて、燃える花には炎の属性がついています。

下画面を使って属性を移動させて性質を変えることができます。普通の剣に炎の属性をつけることで炎の剣を作る、というような感じです。


この情報を操る力で武器を更に強化したり、幼なじみの病気を治すことができます。パズル要素が合わさっているのも面白い点ですね。

ゲームとしては大体このような感じです。次はこのゲームを遊んだ経緯を。

このゲームとの出会いと体験

あの時私はテレビをみていました。 その時青汁のcmのような、ちょっと長いcmのようなミニコーナーがあって、それがこのゲームをみつけるきっかけとなりました。

女の子とモンスター?がこのゲームについて話すといった内容でこのゲームが紹介されていました。今思えばあのコーナーは何だったのかとても気になりますがそれは置いといて。

興味を引かれた私はすぐさまゲームショップへ。その時タイトルを忘れてしまっていたので、バビロンコード無いですか?みたいなことを店員さんに聞いて店員さんがそこから連想してこのゲームを見つけてくれた思い出があります。そんなゲームショップも今はもう無くなってしまいました。

私がこのゲームで初めて体験したのが恋愛システムでした。いままでポケモンやマリオが私にとってのゲームでしたが、初めて恋愛要素が混ざったゲームがこのゲームでした。特にエルフの女の子が好きで、いまでもその影響は出ている節があります。


またストーリーも中々に重く予言書の暴走で大切な人を失ってしまったり、反逆者として追われる身になってしまうなど、今まで私が体験したことの無いストーリーがグサグサと突き刺さっていきました。世界の崩壊が近づくと、どこにいっても不安になるBGMが流れているので安心できる場所もなくなっていきます。ビクビクしながらゲームをプレイしていました。

まとめると…

つらつらのこのゲームの感想を書いていましたが、それをまとめるとこのゲームは

私の中々にCEROを引き上げてくれたゲーム

でした。小さかったあの時の私には人間の憎しみといった黒い感情や恋愛要素は非常にダイレクトに心に入ってきました。こういった体験が自分の感性に影響してるなあと思います。

このゲームは自分のなかで相当な思い出があるせいで、ただの紹介記事が少し長くなってしまいました。この記事を読んで少しでも気になった方はプレイしてみてください。

私はこのゲームのリメイクを密かに願っています。





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