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20,03,20。アームレスト。

aimerの話も一区切りで今日からまた日記方式で書きたいと思います。

毎日練習を続けているクラシックギターですが、いまだに確立しきれていない事があります。

それはギターを演奏するときの姿勢と言うか構えです。
長く親しんできたエレクトリックであればギターにせよベースにせよストラップで下げて立って弾きます。

クラシックギターには基本ストラップピンが付いていませんし、多くの演奏家がそうであるように椅子に腰かけて座って演奏する事になるのですが、座って弾く時のギターの位置が結構悩み所なのです。

現在ヤフオクで落札した弾き語り用の椅子に座って左足を台に乗せて少し高くして練習しています。

自分のギターはパーラーサイズと言う小ぶりなギターなので台で持ち上げた左ももの上に飯盒に似た形のクラシックギター用クッションを乗せる事で多くの演奏家の方に近いポジションで構える事が出来ています。

ところがこのポジション、左手の運指こそ楽なのですが右手指のピッキングが少々やりづらい。

おそらく手首に角度が付きすぎている事が原因と思われるのですが、エレクトリックの癖で右手首を完全にフローティング状態にしての指弾きと言うのにいまだなじめていないのです。

現在のフォームでも簡単な曲であれば問題なく弾けるのですが細かなコントロールが必要な曲やトレモロを使う曲になるとどうもスムーズに指が動いてくれません。

ならばとフォームの矯正を試みたのですが、完全フローティングのフォームを取ると右手に支点となる部分が無くなる所為か歳の所為か肩と手首への負担が半端なく練習後に結構痛みます。

さすがに毎回練習の後に痛むのは結構辛いので何か良いものはないものかと検索して回ると「アームレスト」なるものが引っ掛かりました。

タイトルバックの画像がそれで、取り外し可能なアタッチメントをギターのボディに取り付ける事で肘から先が自然にフローティング状態で安定できそうな雰囲気です。おまけにアコースティック楽器の肝となる表板の振動をスポイルすることが無くなるという事で結構ギターの鳴りも変わるとまさに一石二鳥。

クッションや足台に比べると安価とは言えないアイテムですが、日々の練習が楽になるのであれば投資は惜しみません。早速自分のギターへの使用の可否を含めて老舗のクラシック専門店に問い合わせです。

だいぶ敷居の高い専門店でしたが迅速かつ丁寧にお返事をいただきどうやらうまく取り付けのほうは可能なようです。ただし現在輸入先のイタリアが新型コロナの影響でエライ事になっているため入荷に少し時間がかかるとの事でした。

入手は少し先になりそうなこのアイテム。日々の練習がさらに快適になってくれれば安い物なのですが…その効果が確認できるのは完全に暖かくなってからになりそうです。


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