見出し画像

そういえば昔、スペインを巡礼したときに書いたブログがあるのを思い出した

2005年、まだ僕が大学生だったとき。

北スペインの巡礼路を歩いたことがあります。

歩いたのは、ブルゴスという街から、

サンティアゴ・デ・コンポステラという街までの、

約500km弱なのですが、

そのときのことをブログに書いていたのを思い出しました。

今は、レンタルサーバー自体がなくなってしまったので、

ブログ自体がWeb上に存在しないのですが、

テキストが残っているので、WordPressで作成中のサイトに、

今後移行していこうと思います。


北スペインの巡礼路 カミーノ・デ・サンティアゴとは

画像1

カミーノ・デ・サンティアゴとは、

中世以来のサンティアゴ・デ・コンポステラを目指す巡礼路のこと。

カミーノとはスペイン語で「道」という意味です。

また、サンティアゴ・デ・コンポステラはスペインの北西端にある街で、

サンティアゴとは、聖ヤコブのスペイン語読みです。

サンティアゴ・デ・コンポステラには、

十二使徒の一人である聖ヤコブの遺骸が安置されており、

カミーノ・デ・サンティアゴとはその遺骸に触れに行く旅なのです。

ただ、現在のカミーノ・デ・サンティアゴは、

必ずしもキリスト教的なものに縛られているわけではなく、

多くのキリスト教徒とともに、

これまた多くの非キリスト教徒がこの道を歩いています。


サンティアゴ・デ・コンポステラを目指す「道」は一通りではありません。

スペイン北部の海岸沿いを通る「北の道(海の道)」

スペイン南部のアンダルシアから来る「銀の道」

ポルトガルから来る「ポルトガル人の道」

そして、もっとも多くの巡礼者が歩く道が「フランス人の道」

フランスとスペインの国境、ピレネー山脈の麓から、

この「道」は始まります。

その距離実に780km

一般的には、この距離を30~40日かけて歩くそう。


しかし、残念なことに、当時僕に与えられた時間は3週間。

そこで、スタート地点に設定したのがブルゴスという、

サンティアゴ・デ・コンポステラまでは490kmの位置にある街でした。

10kgぐらいのバックパックを背負って、

毎日20〜30kmを歩きました。

大変だったけれど、

土地とともに変わりゆく風景は美しく、

またいつかあの風景の中を歩きたいと願っています。


聖ヤコブ(サンティアゴ)の祝日である

7月25日が日曜日に当たる年は、

「聖年」とされています。

聖年には、

サンティアゴ・デ・コンポステラの

大聖堂の後陣にある「聖なる門」が開かれ、

この門を通った人は、

すべての罪が赦されるといわれてます。

次の聖年は、

2021年、来年です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?