見出し画像

母子手帳

9wの診察で妊娠届をもらったので、母子手帳を受け取りに行ってきました。


保健センターへ

体調が良い午前中に、1人で行ってきました。
持ち物は、記入した妊娠届、マイナンバーカードです。

昨年母子手帳を受け取ったカウンター(11wで流産)に行ったのですが、すぐに違和感が。約1年前、間違いなくここが母子手帳交付窓口だったのに今は『高齢者相談』と看板が。あれ?と思いキョロキョロしていると、中から担当の方が声をかけてくれました。母子手帳を受け取りにきた旨を伝えると、「あぁ〜、母子手帳交付業務はつい先日から市役所に移ったんです」と申し訳なさそうに言われました。市役所での窓口の位置を教えてもらって、早速移動。こういうケースは稀だと思いますが、事前の下調べって大切だと痛感しました。

市役所

気を取り直して向かった市役所では、双子なこともあり、保健師さんから産後のサポートについて重点的に説明を受けました。その場でファミサポの登録もしました。事前に登録しておくと、産後に手続きでドタバタせずに済むので…。
双子育児に関しては、完全に未知の領域ですが、利用できる制度は利用して、自分を追い込みすぎないようにしたいです。
ただ私の場合、産後の心配より無事に産めるかどうか問題の方が目下の悩み。産後のことを考えても産めなければまた全て白紙。過去の流産のこともあり、産後のことを考えられずにいます。

不妊治療の有無

うちの市の妊娠届には、単胎か多胎か記入する欄がなかったので、窓口で保健師さんに双子であることを伝えました。
すると保健師さんが「ママ、不妊治療とかしていたの?」と。突然の踏み込んだ質問に「体外受精して妊娠しました!」とは言えず、「病院に行ってました」と若干濁した感じの返答に。嘘はついていない。

不妊治療をしていた自分を恥じてはいないし、寧ろ頑張った私を誇りに思っています。でも不妊治療をしていたことをオープンに語るのも抵抗があって…。4年間、常に走り続けて不妊治療を頑張りましたが、自然妊娠で授かれないということは、私の中でコンプレックスでした。こうした匿名の場では堂々と不妊治療のことを話せますが、リアルの世界では常に味方でいてくれる家族にしか話せません。

きっと保健師さんも業務上の関係で不妊治療の有無を確認する必要があったのだろう…と思いつつも、どうして医療関係者以外にどんな方法で妊娠したのか答えなければいけないのだろうか…と、モヤモヤした気持ちは抑えられませんでした。

帰宅後に上記の話を夫にしたところ、私の感情に一定の理解は示してくれつつも「でもきっと双子だと、そういう質問を度々されるよ」と。
考えたことはありませんでしたが、確かにそうかもしれません。私がもし相手の立場なら、多胎?もしかして不妊治療していたのかな?と思うかもしれません。それをあえて口に出して言いはしませんが…。
(何回も言いますが、きっと保健師さんは業務上必要な質問だったのだと思うので、聞かざるをえなかったのだと思います)

妊娠、不妊治療の話題は、匿名性を保てない環境ではデリケートな問題だなぁ…と改めて考えさせられました。私もデリカシーのない発言はしないように気をつけよう…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?