#17 唐揚げ奮闘記

こんばんわ。

本日も飽きずに線形代数。日に日に勉強時間が減っている。

さてどうしたものか。


失敗と油

先々週くらいに一度、唐揚げに挑戦した。

一人暮らしで唐揚げを作るというのは一大プロジェクトである。

その時は、色々と資料を見て入念な準備をして取り掛かったのだが、色々と間違っていたのか、失敗に終わった。

衣がはがれ、味もほとんどしない。少しパサついた唐揚げが出来た。

まぎれもない失敗であった。

失敗の後、フライパンに残った大量の油を見て、なんて無駄な料理だ、と唐揚げの道を諦めようと思った。


万全の準備

とはいっても、唐揚げというのは定期的に食べたくなるものだ。

そういうわけで先日、再挑戦した。

今度は失敗するわけにはいかない。

鶏肉には隠し包丁を入れ、下味には3時間漬け込み、油もケチらず多めに使った。

小麦粉と片栗粉は1:1。

鶏肉を卵にくぐらせ、そこに小麦粉と片栗粉をぶち込んだ。

卵と合わさり、黄色いドロッとした衣をまとう鶏肉を、少しずつ油へ投入する。


油の温度が高いのか、30秒ほどで裏側のふちが茶色く色づくのが見えた。

「油に入れたら1分は動かさないように」と、調べた全てのレシピに書いてあった。

だが、私はたまらず裏返した。

予想通り、完成したと言わんばかりのキツネ色であった。

このペースだと中まで火が通らないだろうなぁと、二度目の失敗がうっすらと頭をよぎった。


2度揚げ

幸運なことに、唐揚げは2度揚げする方が美味しくなるとの事で、私もそれを採用している。

1度揚げた後に数分休ませ、再度揚げるのだ。

この休憩時間に中まで火が通るのを期待するしかない。


約300gの鶏肉の揚げが一巡し、残る工程は2巡目の揚げだ。

2巡目はサッと揚げる程度で、火の通りは期待できない。

焦げないよう注意して、気持ち長めに油に漬けた。

2度揚げした唐揚げ達を惰性でクッキングペーパーの上に移していった。


結末

なんだかんだ衣がはがれる事もなく、見た目も悪くない。

あとは中に火が通っているかどうかだ。

鳥刺しの件で生死の境目を彷徨った知り合いがいるので、怖くなって、一つ唐揚げを切ってみた。


ここで私は成功を確信した。


まるでお店で買ってきたかのような断面をしていた。

肉汁があふれ、中までしっかり、しかし丁度良く火が通っていた。

勢いあまってつまみ食いをしてみると、ほどよい肉の甘みと、しつこくないがしっかりとした味が口に広がった。

とても美味しいものが出来た。

市販の唐揚げも美味しいが、おそらくそれ以上のものが出来たといえる。


こうして2度目の唐揚げ作りは成功で幕を閉じた。


残った油はキレイに濾して次の日にチャーハンを作って美味しくいただいた。

成功すると次の日も料理がしたくなるようだ。


唐揚げは衣をつける工程さえ間違えなければ、必ずうまくいく。

衣に始まり衣に終わる。


次は何を作ろうか。











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大手商社退職後ぶらぶらしているぷー太郎の日誌。 題材は一貫していないので馴染みの店に行く感じでたまに来ていただけるといいかと。 日常のちょっとした出来事を可笑しく綴る。たま~に人のnote読んでハート押します。 基本毎日更新。
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