「春なので」を口実にして
ある日のピラティスレッスンにて。
インストラクターさん
「私は普段、黒や青など暗めの色が好きなんですけど…。
春なので、
じゃ〜ん(とネイルした手を見せてくれながら)
明るい色にしてみました!」
水色とピンクのネイルが、春らしくて素敵でした。
さらに…。
(羽織っていた上着を脱ぎ、肩甲骨の動きを見本に見せてくれながら)
「お腹大丈夫かな…ちょっと最近食べすぎちゃって…
春なので」
春のご飯やおやつ、おいしいもんね…。
この「春なので」という言葉がなんだかいいなと思い、心に残りました。
お花見の季節になったら、暖かさや桜を口実にしてちょっと浮かれたくなる、それが春というもの。
今年は、いつも以上に春の訪れを楽しんでいる人が多いような気がします。
コロナ禍の制限された生活から、緩やかにもとに戻っていけそうな今年の春。
近所を歩いただけでも、そこにいる人たちの、
暖かくなった、やった〜外に出るぞ〜!
という、元気な空気を感じます。
緑道のベンチでコーヒーなどを飲みながらのんびり話している人たちを見るだけでも、内心「ふふふ」と思います。わたしが一番春を実感するときかもしれません。
外で快適にお茶を飲めたら、春。
今年は特に、ベンチに「ここに座るの禁止」の貼り紙がないこともうれしいです。
みんながのびのびしていていいな。
またこんな風に春を迎えられてよかった。
1人でうろうろしていることが多い週末。
街中やお店などあちこちで、そんな「明るい変化」を感じられた日でした。