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三密を辿っていったら

こんばんは。今日もお疲れ様でした。
今日もオンラインレッスンではたくさんの方にご参加頂き、ありがとうございました。
木曜日の午後は親子でご参加頂いています。
可愛くて元気な子供たちの姿に心が解れます。
先週小5のお兄ちゃんに「もっとキツくしていいですよ」とフィードバックを頂き笑、今日は少しキツめに動きました。


自然の恵みを再び享受する為にも


鎌倉やその界隈の人々は、海や山と日常を当たり前のように共に過ごしており、そこから自分の生活を豊かにする事を得意とする人が多いです。
わたしも海に山に囲まれたこの最高の環境でトレーナーとして活動しています。
インドアトレーニングのみならず、アウトドアで山を走ったり、海でSUPをしたり四方からこの鎌倉をとことん味わっています。
そんな鎌倉界隈には週末ともなると多くの方が訪れます。
風を、波を、これからの季節一番美しい新緑を観に、一年通して本当に多くの人が訪れます。

しかし今回のパンデミックでわたしたちの生活は変わりました。
「緊急事態宣言が出ていても海に入ることが自分の生活だから、そこは健康維持の為に続ける」
「今海に行くことはさらなる感染を広めるから、自粛する」
「地元で誰にも会わないから大丈夫」
考え方の違い、これは批判とか非難とかではなくて皆さんそれぞれが考えて自分がいいと思って行動したことだからどっちが合っていて間違っているとかなく、みんな自分の生活を守るためにやっている。
わたしのスタジオもパーソナルだから大丈夫でしょ?!と言われる人もいるけれど、ここに来るまでの背景が例え信頼するお客さまでも今は大丈夫と判断できません。
わたしが保菌者だったら、完全に大切なお客さまに感染させてしまう。
大切なお客さまや大好きな友達に今すぐにでも会いたい、けど今は会わないのがその人の為でもある。

自然もそう、いつもわたしたちに最高の体験をもたらせてくれる海、山。
風が吹けば、波があれば海に行きたい。今が一番美しい新緑の山を走りたい。
でも、もし今行って、滑落したり、思わぬところで怪我をしてしまって医療の手を借りなくてはならない事態になったら・・・。
なんかいつもより花の咲く時期、緑の深まる時期が早いように感じます。
晴れた日の空はいつもより青く澄んで広がっているように思います。

あるがままに自らの心を知る

そして、やっとタイトルの三密ですが、お世話になっているクラブハウスの代表の方が色々辿って面白い記事をシェアしてくれました。
以下抜粋して引用します。

弘法大師は、「六大」すなわち「地大」「水大」「火大」「風大」「空大」「識大」という、六つの根源的なものが宇宙の万物を構成しており、仏も人間も本質的な差はないと説いています。 また私たちが眼にしている現実の世界は、法身である大日如来の現れであるから、現実はそのまま絶対であるとも説いています。つまり、仏も人間も根源的なものは同じであり分かちがたいものであるから、大日如来の慈悲を固く信じ、悟りを求める心をもって仏と一体化できるよう努力をすれば、迷いから脱して真理を知ることができると教えています。
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この教えは実に含蓄が深い。

「身」とは 自ら健康でいる自己管理。
「口」とは、まさに「会話エチケット」
「意」とは 、正しい教え、であろう。

これが密教における「三密」である。

ちなみに、大日如来から見れば、ウイルスも森羅万象のひとつ。
すなわち「ウイルスとの共存」を示唆している、と私は考える。

そして「如来」(あるがまま)という思想は、ずっと後、
欧州で生まれた「アドラー心理学」に見事に通じている。

アドラーは、
「人間の悩みはすべて対人関係」という極論を打ち出した。

それは密教の「三密」そのものだが、
孤独に耐える(喜ぶ?)勇気が要る。

「嫌われる勇気」は「幸せになる勇気」と表裏一体。
「ウイルスと共存する勇気」で幸せになるのだ。

その「勇気」を持てる人は、コロナで死なない。
死んでもそのようには思わない。

アドラーは、個人のこ幸福と社会の幸福は両立すると説いた。
アドラーの説いた宇宙の全てにウイルスも含み、空海と同じ。

だから本来は、闘いではなく、付き合い。
撲滅ではなく、「共存」ないし「共生」。

わたしはこの先も身を守る事を自分の意を持って自分の言葉で伝える事をこれからも自然と共存、共生しながら続けていきます。
オンラインでのトレーニングが少しずつ、本当に少しずつ浸透して来ました。心より感謝です。

この長くなりそうな持久戦、自分に優しく、時に身体と向き合いつつ次の自然との再会までに整えて頂きたいそう願って止みません。
明日もオンラインで会いましょう!

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