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【イベントレポ】熱狂する自分に出会う

「新卒のとき、こんな研修をしてくれる会社に出会いたかった」

それが、アーカイブを見終わったときに私が最初に抱いた感想でした。

今回は私が入会しているキャリアスクール #シーライクス (以後:シー)で開催されたオンラインイベント「 #熱狂する自分に出会う 」のアーカイブを視聴したので、イベントレポートを綴っていきます。

登壇者紹介

スピーカーは、SHE株式会社執行役員の松尾絵梨子さん
2014年中央大学経済学部を卒業され、新卒で責任監査法人に入社されました。
2016年にリクルートキャリア新卒メディア事業事業部総合企画部にジョブチェンジし、大手企業向けのコンサル営業に従事し、その後2020年にSHE株式会社にジョインされました。
コミュニティマネージャーやコーチングリードを経て、個人ではプロコーチとしても活躍されています。

キャリアを通じた気持ちの変化

在学中に公認会計士試験に合格し、責任監査法人に新卒入社したものの、「仕事が楽しくない!」と激しいミスマッチを実感したという松尾さん。
新天地として選んだリクルートキャリアでは「入社したからには出世しなければならない!」と、いわゆる「ねばねば族」になってしまい自分を追い込んでいたそう。
内省を重ねる中、人の自己理解や自信装着への支援をしたいと思うようになり、現在のキャリアであるSHE株式会社への入社を決心されたといいます。
「このイベントで、皆さんの心のかせを外していきたい」と語られました。

熱狂した社員を育てる研修内容とは

今回のイベントは、実際にSHE株式会社に入社した社員が受けているという社員研修の一部だといいます。
SHEのビジョンである「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を創る」を、まずは社員から体現することで受講生(以後:シーメイト)にも共感し実現してもらうことが目的なのだそう。

私がシーに入会して1年ちょっと。
最初は気後れしていたこのビジョンですが、今改めて周囲のシーメイトさんを見てみると、多くの方がこのビジョン通りの生き方を模索し、実現していると感じています。
そしてそれは、シー内部から形作られていたものだったのかと納得した自分がいました。

そして本イベントのゴールはこちら。

  • 自分にしかない価値と本当の熱狂がどういうことかわかる

  • その妨げとなる呪いの正体を知り、自分の自分の呪いに気付ける

「自分らしく生きていたい」と思うけど、何が自分らしさなのか、どういう状態が一番輝いている状態であって、それを邪魔しているのがなんなのか……
全てが興味深くて、ワクワクしながら松尾さんの言葉に耳を傾けました。

みんなが最高価値を発揮できる世界

そもそも「自分にしかない価値」って何のことだろう?
「熱狂」ってどういう状態?
そんなキーワードの読み解きからイベントは始まりました。

シーでのそれぞれの定義はこのようになっています。

「自分にしかない価値=最高価値」

結果が出ていても出ていなくても、むしろ周囲から止められてもどうしてもやってしまう行動や、自分の内側にあるワクワクするような行動の源泉、自分の価値基準

「熱狂=フロー状態」

自分の最高価値をベースに、能力を発揮しながら目標を持ってチャレンジできている、夢中な状態
「楽しいけど続かない」といった状態は、チャレンジの更新ができておらず熱狂状態とは言えない状態かも?というヒントもありました。

自分自身はもちろん、周囲の最高価値も知ることでよりよい社会や組織を作ることができ、同じゴールを目指して強みを発揮して働くことで熱狂状態を生み出すことができるといったコメントも。
まさに理想的な世界だなと、さらにテンションが高まる私の心。

呪いって何?

では自分にしかない価値で熱狂できる状態を妨げる「呪い」の正体がなんなのか。
続いてシーでは「呪い」をこのように定義づけていると説明されました。

「呪い=心の囚われや固定概念」

人は、自分の見たいように世界を見ている(価値を測っている)といいます。
自分の最高価値を基準に世界を見つめ、理想を築くプロセス自体に夢中になれる状態が熱狂状態である。
松尾さんの例をお借りすると図のような状態です。

イベントのスライドを参考に、Canvaでグラレコしてみた

しかし、もし呪いのモヤがかかってしまうと、そのような純粋な思いで世界を見つめることはできなくなります。

「〜でなければならない」「〜であるべきだ」という考え方は、自分軸ではなく周囲を軸にした考え方であり、自分の好きだったもの、見つめていたかったものを濁らせてしまいます。

大切なのは、自分を縛っている呪いを自覚して取り外すこと
そうすれば自分が本当に見たかった世界や、成し遂げたかったことを取り戻すことができ、そこで初めて熱狂状態に入ることができるのです。

アルマジロとヤマアラシ

呪いに囚われていると「〜でなければならない」という考えに支配されてしまいます。
そのため、自分自身がそうでない状態のときや周囲に対して「べき」を求めてしまっているときには、心を閉ざしてしまったり(アルマジロ状態)人への攻撃性が高まったり(ヤマアラシ状態)してしまうそうです。

呪いから抜け出すために

呪いから抜け出すためには、とにかくメタ認知、つまり自分を分析して理解し認知することが重要なんだとか。

まず自分はどんな呪いに囚われているのか認知すること。
そして呪いの裏に隠された「高次の意図」、本当に自分が望んていることを理解することが必要だとして、イベント内ではプチワークを通して以下のことを考える時間が設けられました。
少し恥ずかしいですが、私がワークを通して認知した呪いや高次の意図も参考に記載します。

呪いの正体を探るワーク

  1. 他人に言われて過度に嬉しかったり、怒りが湧いたり、悲しかった一言は?

  2. 他人に対して怒りが湧いたり許せないと思ったりすることは?

  3. 自分が正義だと思っているものは?

私の場合……

悲しかった一言:
「学歴あるのに専業主婦になるなんてもったいない!」
「世の中もっと苦労してる人がいる、こんなことで挫けないで」
→勝手にレッテルを貼り、その人の価値基準で是非を語られるのが嫌!

怒りが湧く他人の行動:
自分の非を認めず、努力を怠って同情や共感を得ようとするとき
→責任感を持ち、できる限り現状をよくするように尽力しなきゃダメ!

呪いによるアルマジロ・ヤマアラシの認知ワーク

  1. 他人にその一言を言われたり、怒りが湧いたりしたとき、どんな行動をとってしまった?

  2. それはアルマジロ状態?ヤマアラシ状態?

私の場合……

どんな行動にでたか:
最初は(自分基準では)理詰めで相手を追求する
時間をかけても変わらないと察したときには「あ、そうなのね、おっけー」と言って諦めて、それ以上の説得を放棄し内にこもってしまう

それはアルマジロ?ヤマアラシ?:
最初はヤマアラシで、だんだん諦めてアルマジロになる

高次の意図を見つけるワーク

自分の呪いの裏側にある高次の意図は何?
※「高次の意図」を見つけるヒントとしては、自分が呪いに囚われることによって守られているもの、得していると感じることを探ること

私の場合……

勝手にレッテルを貼り、その人の価値基準で是非を語られるのが嫌!
優劣のない、自分らしさが肯定される世界が好き!
大卒なのも、専業主婦なのも私。
固定概念を壊した本当の意味での自由さを手にしたい!

責任感を持ち、できる限り現状をよくするように尽力しなきゃダメ!
努力を尽くした向こう側にある達成感が最高に気持ちいい!

とりあえず素晴らしいイベントだった

限られた時間の中でのワークだったので、正直現状の自己認知はまだまだ表層的なものであると感じています。
イベント内でも、自分の最高価値や呪いは移り変わることもあると話されていたので、また時間をかけて自分と向き合う時間を持ちたいと感じました。

そして何より、社員教育としてこのような自分ととことん向き合う研修を用意されているシーという会社の素晴らしさがわかり、社員の方からもどことなく感じていた充実感や芯の強さ、輝きのわけがなんなのかがわかったような気がしました。

自分の最高価値や呪いがわかったことで、涙をポロポロ流しながら感動する人もいると松尾さんは語られます。
私もそれくらいの衝撃と納得感をこのイベントで感じました。

当イベントは二部構成で、すでに第2弾の「最高価値の探求編」も実施されています。
リアルタイムで参加しなかった自分をぶん殴りたくなりますが。笑
この情熱が冷めないうちに続編のアーカイブもすぐに拝見し、さらに新たな気づきを得たいと思います!

▼アーカイブ視聴直後のツイート……


※アーカイブ視聴期限は8/27(土)まで。
ご興味のあるシーメイトさんの皆さんはお早めにご視聴ください!!

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