夢とDeep Fake
あなたの夢はなんでしょう、ではなく、寝ている時に見る夢の話し。
さっきまで寝ながら夢を見ていました。それ自体は特別な事ではないけれど、結構リアルな夢でした。
私は何者かにヒアリングを受けていて、話した内容が細かく文書化される。その内容がなんらかの悪事に関連すると気づいた私は隙を見て文書を懐に入れて逃亡し、追われる身となる。逃走の途中で建物の影に身を隠して文書を細かく千切り下水に流そうとするのだが、追跡者に見つかってしまい、周囲を囲まれてしまう・・・
と言う、古いスパイドラマのオープニングのような夢でした。今考えるとヒアリングの内容は覚えてないし、なんで紙に書いていたのかわからないし、懐に入れて逃亡できたのもおかしいし、街並みは古い中国みたいだったし、と、ツッコミどころ満載。こうしてnoteにしているとなんともチープな内容で、しかも自分の脳みそから出てきたのかと恥ずかしくなる。
でも、夢を見ている時って何故か信じてしまうんですよね。起きて頭が多少クリアになると非現実であることが明白なのに、見ている時はそれがリアルであると信じ込んでいる。まるで自分の脳に洗脳されているように。
最近流行りのAI。Deepfake技術によってあたかも本物であるかのような画像や動画が作られていて、騙されたり規制されたりと話題につきませんが、ふと考えると私たちは「夢」と言うDeepfakeに騙されてますね。私のようにあっさり騙されても、夢が一応の安全性を担保しているのは「夢から覚める」ことができるからですが(たまにできない人もいるかもしれませんが)、Deepfake技術の怖いところは現実世界で騙されて人や企業(もしかしたら社会も)が被害を被ること。見破る技術(指が変とか)が必要になったり、見破るAIがビジネスになったり、それに合わせて騙す側の技術も向上したり、悪夢のようなイタチごっこはまだまだ続きそうです。
ついでに、さっきの夢の話しの続きですが、よく考えると追い詰められて文書を取り上げられた私は完全に撃たれ役ですね。きっとその後、自動的に消滅する何かからメッセージを受け取ったイケメンオジサンが行動を開始するでしょう。と言うことで、現実に戻って仕事に行きます。