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「実すぐりは、ねぷたが始まるまでに」という合言葉

りんご農家さんとお話をしていると、「ねぷたには間に合わせる!」という意気込みで夏の作業をやられている方が多いように感じます。

青森っぽいですねぇ。

「実すぐり」とは、いわゆる「摘果」のことを言います。成った実を全て成らせようとすると、来シーズンの花芽形成に影響が出て、隔年結果してしまうことにつながってしまいます。そういったことを防ぐために、実すぐりをなるべく早くやることが必要になります。

7月20日時点でこのくらいの大きさ。もうかなりりんごらしい雰囲気です。実から、花芽を形成するのを阻害するホルモンが出るらしく、そのために「なるべく早く実すぐりをする」というのが鉄則のようです。

「ねぷたまでに」ということなので、日程としては8/1までということになります。今年はねぷたの合同運行がありません。悲しいことです。ただ、イベント的に少しねぷた囃子を聞く機会がありました。

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ねぷたチームの幻満舎さん。伝統を重んじ、普段のねぷた運行では灯りを「ろうそく」にし、山車は機械ではなく人の手で持ち上げます。

少人数でのイベント的な演奏でしたが、とてもかっこうよく、夏を感じることができました。大変嬉しいです。

これから収穫にむけて、さらに頑張っていこうと前向きになりました。よっしゃがんばろ。

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