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久しぶりのようで初めての何者でもない自分

2020年6月末で15年3か月勤めた会社を退職しました。2000年に大学を卒業し社会人へ、1回の転職を挟み、約20年間の会社員生活が終わったことになります。

1社に15年も所属すれば、「清濁併せ吞む」(自分の度量が大きいという意味ではなく)経験も多数あり、会社の良いところも悪いところも理解し、それらを含めて「自分の会社」と思っていました。悪い(というか改善が必要な部分)は自分達で変えていこうと。なので、今更会社に不満があるわけではなく、ただただ自分の未熟さゆえに、最後の塊が呑み込めなかったというのが退職の理由です。(コロナショックは全く関係ないです)


家族もいるため、当然転職活動をするわけで、一応人材ビジネスに15年いたので、使えそうなサービスに登録して企業やエージェントの話しを聞いてみたのですね。けれども全くテンションが上がってこない。今思うと4月、5月は、軽い「燃え尽き症候群」になっていました。(ビジネスマンのトランジションや40歳超えての転職活動については、別途深く書いてみたいと思います)

下した決断が「一旦は、どこにも所属しない」ということです。起業している方やフリーランスの方々から見ると、「はっ?」という内容かもしれないですが、20年会社員をやっていると、結構勇気が必要な決断なのです。


そして、この所属先がない「何者でもない自分」な感じ。物心ついたところからずっと、どこかに所属していたのですね。唯一浪人時代に似ているような、でも浪人時代は同じような属性がまわりに沢山いたし、「1年間の期間限定」だったので、ちょっと違う。そういう意味では、初めての感覚です。


決断当初は不安だったものの、退職をオープンにした直後から、ありがたい事に声をかけてくれる人もいて、7月スタートから結構稼働はできそうです(古巣の仕事も継続して手伝います)。真面目に働いてきてよかった(笑)


「一旦」としているのは、一人では辿り着ける場所も距離も限られる事を知っているからです。経験上、チームを持ったほうが自分の能力が活かせ、大きい仕事ができる。一方で、40歳超えての転職は双方にとってリスクも大きい。なので、フリーランスとして活動しながら、お互いに波長が合う企業があればと思っています。


自分にとって大きな決断だったので、初noteを書いてみましたが、今後は経験がある人材ビジネス、ネットワークがあるスポーツビジネス、フリーランスとしての仕事について等々、いろいろ書いていきたいと思います。


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