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初回訪問時におすすめのある行動②


急に寒くなり乾燥の季節になりましたね。
最近顔が白いねって言われるんですけど、
ただのニベアの塗りすぎです。


さて。
今回は【事前情報の活用方法】について書こうと思います。


新規訪問前の情報って大事ですよね。
ケアマネジャーさんや病院などから新規利用者さんの情報をいただきますよね。

あれです。


事前情報が得られにくいことや少ないこともありますが、

リハビリを利用するまでの経過や現在の状態、生活環境、家族状況などなど、手元にある情報はしっかり把握しておく必要があります。

その情報を元に、評価内容や追加で確認したい質問など、初回訪問時の介入の流れを事前にシミュレーションすることはとても大事ですよね。




そんな大切な事前情報の中でも、

特に自分が大事にしてるのは現病歴です。

現在に至るまでの経過ですね。




なせがというと、



利用者さんに経過を話してもらうと、信頼関係が築きやすくなるからです💡





えーーー!意味わからない!

わざわざ話してもらうことないよ!

事前に把握してるじゃん!

時間もったいない!





そんな声もあるかもしれませんが、



自分は時間をかけてでも、

事前に把握している現病歴(経過)を、

あえて利用者さんに説明してもらってます。





これをやることのメリットは、


利用者さんが安心する💡


これです!





意外と忘れやすいのですが、

事前に情報収集して、利用者さんのことを把握しているのは私たち(支援者側)だけなんです。


利用者さんは、自分の体のことをどれだけわかってくれているのかは知らないんですよね。


それってとても不安だと思うんです。


特に体調がまだ良くない方や痛みがある人などは、初回訪問って不安だと思うんです。


もちろん、緊張もするし。



そんな場面だからこそ、

あえて、

事前に把握している経過を利用者さんと一緒に確認、共有していくことが大切だと思っています。




利用者さんは、自分の今までの経過を話すことで、自分のことを伝えることが出来ます。

自分のことをわかってくれている安心感。

これは信頼関係の構築にも重要ですよね。


中にはうまく整理出来なくて、
伝えるのに時間のかかる方もいらっしゃいます。


でも事前に経過を把握しているからこそ、

思い出すのに時間がかかる時などはスムーズに話せるように声をかけることができます。

逆に、詳しく聞きたいところは膨らますように声をかけることができます。


事前に経過を把握しているからこそ、
情報になかったプラスαのことに気付いたりすることも多いのでおすすめです。

例えば、利用者さんの病気や現在の状態に対しての価値観などもわかったりします。
これも大事ですよね。



これって、
運転する際の裏道みたいだと思うんです。




大まかな道(情報)を知ってるから裏道(+α)が把握できる。

まず道を知らないと裏道にも気づけない。

裏道って重要ですよね!


わかりにくい?

例えたのにわかりにくいと言う新しいやつです。


ごめんなさい。




まとめると、


事前の情報収集はとても大事で、


それを利用者さんと共有すると、


新しい情報が得られるし、


利用者さんが安心してくれて、


信頼関係が築きやすい。



これです!


是非、
利用者さんと事前情報の共有を意識的にやってみてください💡

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