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サラリーマンにも仲間が不可欠。『君に友だちはいらない』を読んで

タイトルが衝撃的だけに内容が想像がつかなかったが、読んでみて深く納得できた。

これからの世の中には友達ではなく、職場でも地域でも、ひとつの目的と目指すべき成果を共有する仲間が必要。これは、どこの組織に属していてもそう。

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つながりを作るための飲み会の不毛さ

僕も昔は親友が欲しかったのだが、最近、とくに今年あたりは、とくにともだちが欲しいとは思わなくなった。特に、飲み会などで、楽しい話をして盛り上がることが好きな人も多いと思うが、そういう場で全く満足感を覚えなくなった。

楽しくないわけではないし、話していて楽しい人もいるけど、やはりその場が楽しければよい、というのは自分には性に合わないようだ。

何かで集まったときに、すぐに飲み会をやろう、という人がいる。そういう人は、おそらくやりたいなにかがあるのではなく、人とつながって楽しく話せたら良いのだろう。そしてそういうふうに始まった会はたいてい長続きはしない。飲み会一回で終わりだ。

僕は、基本的に複数でプロジェクトを進めるときも飲み会は、まずやらない。進めるうち、煮詰まったり、より一歩進んだ信頼を得るためになら、飲み会を大いにすべきだろう。

ただし、異業種交流の飲み会などのなかには、ふだんとは全く違うコミュニティの人たちと話すことで、学ぶこともある。そんな飲み会は僕も否定はしない。属するコミュニティが似たような人どうしが、つながりを広げたりするためだけに開く飲み会は意味がないと思うけど。

秘密結社とは

飲み会の話になってしまったが、この本では、秘密結社について書かれている。昔は、結社の自由がなく、3人以上の人が集まるだけで、政府の許可を必要としていた。わざわざ集まるのは制度転覆を画策しているのではと疑われていたのだ。

僕は、いま取り組む公民連携の稼ぐまちづくりにおいても、この秘密結社を作りたい。まちにあるいくつかのイケてるカフェやバーが、その場となっていると思う。職場近くのカフェに日々通ううち、ここは秘密結社の会合場所なのだな、と思うようになったのだ。

自分がこの場を使うかどうかはともかく、そういう、政府がとうてい知らないうちに、魅力的な話は、まちにあるいくつかの秘密結社が進めているに違いない。

本当の仲間とは

ことしは、仲間になったらいいなあーという人が何人かいるので、そのひとたちと公民連携プロジェクトに着手したい。秘密結社なので、しばらくは法人とかでなく、地下で動けば良い。ときどき出没しては面白いことを、しかける団体になりたい。

仲間といっても、いったん仲間になったら未来永劫仲良しこよしでいくのではなく、ひとつの成果を得たら、離れたりまたくっついたりもあり。互いに意見せずいいねをくり返す気持ち悪い関係性でなく、駄目出しをしあえる関係性がいい。

仲間を得るために、まずは自分がビションを語ることが必要だろう。こういうことをして、将来に近づきたい未来について具体的に語れるようにしたい。そうすれば、本当の仲間を得るのは難しくないはずた。

ビションについては、またあらためて書くことにします

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