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凡人営業を一流に導く『勝者のメンタリティ』

こんにちは、『セールスというアートをサイエンスし、日本の営業をアップデートする』、セールスサイエンスラボの中谷です。
今日は珍しく、マインドに関する記事を書きたいと思います。

※本記事では、営業パーソン側のマインドセットにフォーカスしているので、『買い手に失礼だ』などといったご意見はご再考下さい・・・


一流の営業パーソンに共通するマインドセット

営業に限らず、アスリートやビジネスマン全般に言えることかもしれませんが、「売れる・競争に勝てる」人々には共通のマインドセットがあるように思っています。

数多くのトップセールス、トップセールス経験者と日々携わらせて頂く中でも、この共通項に気づかされることが多いです。

では、どんな心理(マインド)状態がベストなのか。

それが、『勝者のメンタリティ』だと私は思っています。

勝者のメンタリティとは

【概念】

一般的には、『”頑張る!”精神』などに代表される、

・頑張らなきゃ!
・負けたくない!
・稼がなきゃ!(稼ぎたい!)
・勝ったら自慢したい!

など、自分を弱者とし、成功の階段を上るサクセスストーリーを当てはめてモチベートする人が多いのではないでしょうか。

謙虚さ”や、”努力” などの日本人として美徳とも言える感覚に起因するものかもしれませんね。

これは『敗者のメンタリティ』の根源だと思っています。
何故なら、勝負が始まった瞬間、”負けている”前提だからです。

一方、『勝者のメンタリティ』とは、その逆の思想です。

・競争に勝って当たり前
・あいつに負けるわけない 
・自分はすごい
・負けたら恥ずかしい

このように、最終的に目指すゴール時点(売上目標など)は同じだとしても、アプローチが異なります

個人的な経験上、文化的な背景からか、日本人は圧倒的に前者の思考パターンの方が多い印象があります。
後者は、”傲慢”、”生意気”すぎる・・・と感じる方もいるかもしれませんが、いま直ぐに前者の『勝者のメンタリティ』へ切り替えることをお勧めします。

なぜか、説明していきます。

【効果】
『勝者のメンタリティ』
へ切り替える一番大きなメリットは、心理的な余裕・安心を確保できるようになる点です。

『勝者のメンタリティ』は勝って当たり前なので、勝つのに必要なことをやって当たり前。安定的に高いモチベーションを維持しやすく、ブレが生じにくくなります。

”負け”の二文字は絶対に許されない、という、最強のストッパーが発動するので、やり抜く力が沸きます。

また、無意識のうちに自己肯定の工程も踏んでいますので、必要な自信を持つことができ、不必要な不安に時間を取られません。
例)

・  競争に勝って当たり前
→『自分が負けるなんて在り得ない!』
→『自分は相手よりも凄い能力を持っている!自分は凄い!』
→『勝てるのに負けたら恥』

このように、優れた精神状態で常に自分のベストパフォーマンスを出せるようコントロールすることができるようになるのです。

『勝者のメンタリティ』を持つ者の言葉

勝者のメンタリティ』持つ人が、言いがちなワードをピックアップしましたので、真似してみてください。

・俺、できるから。
・僕、一位になります。
・僕にお任せください。
・差別化ポイント?僕がいることですかね。
・インセンティブでどこ行こう?何買おう?(奢ってあげよう?)
・焦るな、大丈夫。必ずうまくいく。

これ、リアルです。

ただのビッグマウスだと、こんなこと言っていたら恥ずかしくてたまらないですよね。でも、本気で言って、実際に成し遂げてしまうんです。

※余談ですが、『謙虚さ』がない、と捉えられがちだと思います。
しかしながら、『謙虚さ』とは”学びに対する姿勢”であるべきだと考えております。

つまり『俺はできる。だから学ばなくて大丈夫』は謙虚さを欠きますが、『俺は一番でなくてはならない。だから学びは欠かさない』、これが『勝者のメンタリティ』です。

負け癖を勝ち癖に

敗者のメンタリティ』を持っていると、負け癖がついてしまいます。

・自分なんてどうせ、、
・あの人は凄いから、、
・頑張ってはみますが、、
・皆様のお助けをお借りしながら、、

こんな口癖を持つ方は多いのではないでしょうか。

これらは、”謙虚さ”や”へりくだり”に見せかけたただの甘えです。言い訳を許容しているだけで、負け癖がついてしまいます。

これは、仕事に限らず。

営業以外でも、何をやっても他人よりデキる人はデキる。

そういう友人、いませんか?
そういう人は、こういう(勝者のメンタリティ)思考を持ち、何をやっても絶対にやり抜いて他人より秀でている可能性があります。(一見”センスが良い”だけに見えるときもありますが)

例えば、
友人Aは、
幼少期から運動神経抜群、勉強もクラスで一番。
受験にも就職活動にも成功し、同期のエースとしてバリバリ稼ぎ、会社から将来を期待されている。


こんな人、いますよね?
これは必然であり、自分の『絶対に自分はできる』というブレないメンタリティによって成し遂げられた部分が大きいと思っています。
仕事に限らず、勝ち癖を付けてきたからこそ。

勝者のメンタリティの育て方

このメンタリティは、幼少期から運動神経が良かった、勉強ができた、異性にモテた、両親に褒められて育った、などの自己肯定感の強い人格の方に多いのは事実だと思います。

ただ、『自分はそんな環境で育ってないから』とあきらめることは全くなく、いつでも切り替えることができると思います。

方法は簡単。

毎日自分に言って聞かせる。口に出してデカいことを言うことです。
アメリカの少女が毎朝鏡の前でセルフアファーメーション(自己肯定)するのと同じです。

『よし、今日も僕は最高!いっぱいお客さんを幸せにして、営業成績も一位!解決できない問題なんてないぜ!なんせ天才なんだからな!!』

みたいな調子でいいんです。
本気で口に出す。
セルフアファーメーションは心理学的にも有効な事が証明されています。

さぁ、今日からみんなも天才!自分がトップセールスだ!
(まぁ、僕に勝てる人なんていないけどね笑)

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最後にちょっとだけ、僕の話を。

小学生の頃サッカーで日本一のチームのセレクションに合格した時も、
中学受験に合格した時も、
就職で外資メーカーに入った時も、
営業(MR)で日本No.1になった時も、
コンサルファームに入った時も、
スタートアップに来た時も、
SNS発信を始めた時も、

振り返ると、
最初は自信も、能力も、肩書も、信頼も、何もありませんでした。

そこにあったのは、『勝者のメンタリティ』でした。

この記事が、少しでも皆様の背中を押すきっかけとなると幸いです。


さいごに

※2023年5月追記
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