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"いい"サッカーをすると Jリーグ の観客は増えるのか?

さて、こんにちは。

ソーサルの代表をしています、中島です。

僕は先日までJリーグを母体とする、Jリーグの経営者育成を目的としてSHCというビジネススクールに通っていたのですが、常に疑問として持ち続けていたものが1つありました。

それは『いいサッカーをすることが集客につながるのか?』ということです。

Jリーグの ”アタリマエ” を変えていかないといけない

『いいサッカーをすれば観客は増えるんだ』とあるJクラブの社長が言ってました。Jリーグのクラブあるあるで多くのサッカー好きのスタッフはこう考えていることが多いです。

ぼくはこれはほんとか?と常々おもうわけです。

なぜなら、この世の中サッカーに興味ある人なんて全体からしたら大した人数ではないと思うからです。(もちろん僕はサッカー好きです)多くのJ関係者はこの事実に目を向けるべきです。

基本的にいいサッカーをして増える観客は、サッカーに興味ある人だけです。

しかし、全国民を考えたときに果たして本当にサッカーに興味ある人のために強化費を無理してまで投資するべきなのか?を僕は疑問に思います。

Jリーグクラブの競合はディズニーランド

集客観点でいうなら、Jリーグの競合はディズニーランドだと思うわけです。なぜなら、前述の通り世の中多くの人はサッカーに興味なんかありません。

だとすると、『自分の余暇時間を何に使おうか?』とお客さんが考えたときに、余暇時間を使う候補として、Jリーグが上がる必要があるわけです。

つまり、余暇時間を使うという観点において、ディズニーランドはJリーグクラブの競合であるわけです。(東京など首都圏においては特に)

観客の多くは、『いいサッカー』ではなく、『楽しめる余暇』のために、時間を使っているのではないかと仮説を立てると、本当にチームとして、強化費を無理に投資するよりも、他に投資すること(なんかエンターテイメント)も考慮にいれるべきなんじゃないかと思う次第です。

Bリーグはまさにここら辺に注力しているとてもいい例だと思います。

島田社長は、「勝てるチーム作りをするのも大切だが、それよりも、魅力あるチームにすることが重要だ」と言います。つまり、たとえ試合に勝てなくても、お客様がまた観たいと思うチーム作りを目指しているとのこと。

そのためには、会場でのエンターテイメント性やおもてなしも必要だと考えておられます。いわば、お客様に感動をしてもらう方法や喜んでもらうすべを考えているのです。それらは、すべて「集客」につながるからです。

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