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Jリーグを目指すフットボールクラブの、スポーツという『娯楽産業』への挑戦。

こんにちは。中島です。

埼玉県川越市にCOEDO KAWAGOE F.Cというサッカークラブを作ったこともあり、「サッカークラブって、そもそもなんでこの街に必要なんだろう?」という改めて運営メンバーで議論することがあり、僕なりの考えをまとめておきたいなと思ってこのnoteを書きます。

サッカーは平和の上に成り立つ、娯楽産業である。

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今回のコロナでも思い知ったのは、
まずサッカーを含め、スポーツはどこまでいっても娯楽産業であるんじゃないかなだと考えています。

現在起業家でもあり、元浦和レッズの鈴木啓太さんなどがこの視点に立っているのはさすがだな・・・と思います。

21世紀初頭の浦和レッズは、クラブ史上でも絶頂を極めていた。2006年にはJリーグと天皇杯の二冠を達成し、翌07年にはアジアを制し、FIFAクラブワールドカップでも3位と素晴らしい成績を収めた。

「日本のスポーツ界全体を見渡しても野球以外ではトップの知名度で、国民の3分の1から4分の1くらいは名前を聞いたことがあるクラブだったと思います。でもチームが最高潮だった当時の収益が70~80億円。僕の同年代の友人も、会社を起ち上げて同じくらいの収益を挙げていました。もちろん彼らの会社名など、ほとんど誰も知りません。またピッチを離れれば、多くの人たちの関心は経済に向いていて、スポーツはただの娯楽の域を出ていませんでした」

つまり、サッカー(スポーツ)は平和な社会、身体的に健康であり、経済的にある程度安定している前提で成り立つものであるということ。

コロナウイルスの蔓延で、
僕の本業のサッカードットコム株式会社も大きな影響を受けています。
フットサル施設は閉鎖し、フットサル大会事業は休業を強いられました。

スポーツの圧倒的な強みはスポーツそのものの影響力にあり、関係者を巻き込みやすいのが特徴。

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僕らのサッカークラブを例を出すと

埼玉県川越市をホームに、COEDO KAWAGOE F.Cというフットボールクラブを作るという告知は、200RT、12万インプレッションの反響ありました。(この時点でクラブの形が何かあったわけではなく、本当に0で何もありませんでした。笑)

これがサッカークラブではなく、
「上場を目指す飲食店を作ります!」というリリースだとするとおそらくここまでは伸びません。これこそがスポーツの影響力の大きさです。

さらにいうと、サッカーというメジャースポーツのポテンシャルです。

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サッカークラブの影響力、巻き込み力を生かした、「貨幣経済圏」を作りたい

このように、サッカーというスポーツ、サッカークラブには多くの人を巻き込み、影響を与えるという力があります。

僕らはその力を借りて、
真の意味で地域に根付き、価値を提供できるサッカークラブ(フットボールクラブ)を作りたいと思っています。

僕らの言葉で言うなら「COEDO KAWAGOE 経済圏」を作りたいです。

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なぜサッカークラブがこんなことをするのか。

サッカークラブの存在価値は、
ホームタウンに住む人たちの価値になることをし続けることに
ありますこれに尽きると思います。
僕らの言葉で言うなら「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続けること」です。

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「COEDO KAWAGOE 経済圏」の実現は、スポーツという娯楽産業への挑戦

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スポーツクラブが「COEDO KAWAGOE 経済圏」を作ろうとする意味は、スポーツ=娯楽産業という方程式への挑戦になります。

つまり、なくても究極的には困らない「娯楽産業」から、その地域にとってなくてはならない存在へなれるかということへの挑戦です。

なぜこれが必要かというと、本当にその地域のインフラになれるとすると、企業として何が起ころうとも存続でき、また社員を幸せにできる持続可能な組織を作れるからです。

「COEDO KAWAGOE 経済圏」の具体的に意味するところは、
川越で何か買い物した際に、COEDOコイン(仮称)を発行し、他地域で購入するよりもポイント還元などの形でユーザーメリットを付与します。
また、その通貨で市民税などへの支払いも可能にさせたいです。

今まで池袋で利用していた飲み会代が、川越の居酒屋で利用されることによって、川越に従来よりもお金が流通することになります。
これにより、川越の経済はより強くなります。

すでに先行している地域通貨としてさるぼぼコインという岐阜県の地域通貨が存在します。

さるぼぼコインとは
 「さるぼぼコイン」は飛驒信用組合が普及を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できるデジタル地域通貨です。お金の地産地消を促進し地域経済を活性化する目的で2017年12月に商用化を開始し、金融機関を発行母体とした国内初のデジタル地域通貨として注目されています。飛騨市や高山市の市税支払い対応や、災害発生時の義援金募集の取り組みなど地域のインフラとしての役割も担いつつ、2020 年9月末時点で加盟店は 1,400 店舗、ユーザーは 1 万4,000名を超えるなど、地域の新しい決済手段として定着しつつあります。
https://www.hidashin.co.jp/coin/

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「COEDO KAWAGOE 経済圏」を作るために必要な要素とは(仮説)

こういう発想でやりたいなーと思う人はいるかもしれませんが、僕らは本気で作りにいくのでそれまでの道のりを見据えます。

作るために、現状以下あたりが必要になる要素だと仮説を立てています。

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いくつかすでに動き始めているものもありますが、
上記は仮説なのでこれから実際に検証していくつもりです。
前述したさるぼぼコインなどの関係者へ実際ヒヤリングなどもいくつもりです。

サッカークラブを作って思ったのは、
スポーツは本当素晴らしいものだなということでした。

だからこそ関わっている人全員が幸せになれる仕組みをなんとか作れないか。というのが僕らのサッカークラブの挑戦の起源です。

事業の方は上記を目指していきますが、軸足は常にサッカーチームです。
サッカーチームの方もなかなか高い目標設定をしている
ので、こちらはまた追って監督の方から発表いただきましょう。笑
サッカーと、事業の両輪がうまく回っている状態がクラブとしての成長していける土台になれるので、事業だけでもダメですし、サッカーだけでもダメです。
しっかりやり切りましょう。

以下あたり僕自身の持っている課題感なども書いてありますので、
興味あれば読んでみていただけると嬉しいです。



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