なぜ、スポーツ業界は「IT」に弱いままなのか?
久々の更新です。
僕については以下記事をご参照ください。
僕自身の元々のバックグラウンドとしては
新卒から3年間リクルートのネット採用としてリクルートのweb周りの仕事をして、去年退職し、現在はサッカードットコム株式会社にジョインしています。
「なぜ、スポーツ業界は「IT」に弱いままなのか?」というテーマで僕が1年ちょい現場最前線で仕事してきて感じたことをシェアします。
結論からいうと、
「スポーツビジネス業界においては、組織内における優先順位が低い(=優先順位が上がりにくい)」ことが原因だと思っています。
原因1:IT分野は短期的な売上増加に繋がりにくい
これは非常に大きいです。
現状、スポーツ業界の多くはリアルビジネスで構成されており、
つまり、「開催すれば開催するだけ売上が積み上がる」という構造のビジネスがほとんどです。
そして、この「労働集約」タイプのビジネスは短期的に売上/利益が積み上がりやすいという特徴があります。
その一方で、
IT分野は短期的な売上増加が見込みにくい=つまり投資領域であるため、
結果として優先順位が下がりやすいという特徴があります。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
原因2:ITを推進できる人材、ITヘの理解者が組織内に少ない
少ないと書きましたが、
現実問題としてはほぼ”いない”に等しい状況かとおもいます。
また、理解している人間はいても、
それを推進できる人に関しては皆無と言っても間違い無いんじゃないかなとおもいます。
どんなにITやその類のツールに詳しい人がいても、
それを自分でゴリゴリと推進して、組織にフィットする形にしていかないとまず形にはならないとおもいます。
原因3:世界的に見てもスポーツ業界においてITの成功事例が少ない
ITの分野で、
スポーツ業界で成功しているプレイヤーが圧倒的に少ないです。
ITと言っても今あるところで大きいところはいわゆる「メディア」。
メディアに関してはIT分野ではあるものの、基本的にやればやるだけ売上が上がる(=PVが上がる)という労働集約モデル。
例えばサッカーキングなどですが、これが成功しているかというと非常に怪しいです。
サッカーキングで言えば、電通に(実質)買収されています。
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ちなみに、僕はここの成功事例を今作りにいってます。笑
うまく行くかはもちろんわかりませんが、
ぜひご期待ください。
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