見出し画像

Vintage furnitureが好きになった#28

こんばんわ。今日は早く上がれたので久しぶりにシェフを見ました。
やっぱりいい映画。キューバサンドイッチが食べたくなる。
旅がしたくなる。心が温かくなる。


シェフ

本日はブラジルの巨匠、ジョゼ・ザニーネ・カルダス。

ジョゼ・ザニーネ・カルダス(José Zanine Caldas)は、ブラジルのデザイン界で非常に重要な存在である巨匠です。彼は1921年にブラジルのバイーア州イタブナで生まれました。
カルダスの生い立ちは、貧しい家庭での困難な環境で始まりました。幼少期から木工技術に興味を持ち、自己学習と実践を通じて独自のスキルを磨きました。彼は地元の工芸家たちから技術を学び、家具製作における伝統的な技術と材料に精通しました。
カルダスの家具デザインは、自然素材とブラジルの文化的要素を融合させることに焦点を当てています。彼は特に木材を用いた家具のデザインで知られており、木材の持つ美しさと特徴を最大限に活かした作品を生み出しました。
カルダスのデザインには、自然の形状や木材の個性が反映されています。彼は木材の風合いや質感を生かしながら、シンプルかつエレガントなデザインを追求しました。また、ブラジルの豊かな自然環境や民族文化に触発されたデザイン要素を取り入れることもありました。
彼の家具は、優れた職人技術と創造力を備えたブラジルの職人たちによって手作りされました。カルダスは、伝統的な技法と現代のデザインの融合を試み、家具製作のプロセスにおいて持続可能性と環境への配慮も重視しました。
ジョゼ・ザニーネ・カルダスは、ブラジルデザイン界の巨匠として、独自のアプローチと創造性によって数々の優れた家具を生み出しました。彼の作品は、ブラジルのデザインの重要な一翼を担い、世界中で高い評価を受けています。

2021年には新宿伊勢丹でシャルロットぺリアンやピエール・シャポー、ジャン・プルーヴェ、セルジオ・ロドリゲス、オスカー・ニーマイヤー
などヨーロッパとブラジリアンミッドセンチュリーの家具作品の中でもジョゼ・ザニーネ・カルダスが中心作品となり展示販売もされました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?