
「資格なんて無駄」と思っていた私が資格取得をおすすめする理由
おはようございます。
今日は、タイトルの通り、『資格なんて無駄』と思っていた私が、いろいろな資格を取るようになった流れと、”なぜ資格取得をおすすめするのか”についてお話していきます。
『結論』から書きたいところですが、その背景などから理解いただく方が伝わるかと考えたので、今日お話する流れは以下の通りです。
(必要ない方はおすすめ理由まで飛ばして読んでください)
私がどんな資格を持っているのか
ここは重要ではないのでさらっといきますが、下記の資格を約2年ぐらいの期間で取得しました。
簿記2級(3級も受けました)
FP2級(3級も受けました)
ビジネス実務法務2級
ビジネスマネジャー
ビジネス会計2級
ITパスポート
特徴としては、
どれも社会人としては基礎として持っておくべきスキルであること
どれも約1か月ほどあれば取れるようなライトな資格であること
です。
なので、そんな大した資格を持っているわけでもなく、資格を持っているからできる仕事をしようと思って取ったわけでもないです。
ですが、”働いてお金を得る”ということをしている人であれば、少なくともこのあたりの知識は必須では?というようなものです。
今まで資格取得に対してどう思っていたのか?
序盤でも軽く書いていますが、資格取得をするまでの私はこんな風に思っていました。
「資格取っても給料が上がるわけでもない」
「資格取って何の意味があるの?」(→わからないから取らない)
「形式上の知識なんて身に着けてもカッコつけたいだけ」
「結局は現場で実績出せる人間が偉いんでしょ?」
「机上の勉強ではなく実践から得るものが一番大事」
こんな感じにひねくれてます(笑)
そして、この考えは今も基本的には変わっておらず、考えが変わったから資格取得を始めたのではなく、資格取得を進める中で、『こういう考え』と『資格取得』の掛け算が自分をより成長させたという実感があったので、いろんな資格を取得するようになりました。
なぜ資格を取得するようになったのか
まず一番大きかったのは、
”所属している会社に資格取得制度があったこと”と、
”組織の雰囲気として資格取得を推奨する雰囲気があったこと”
です。
私は弱い人間なので、自分の強い意志でやり始めたのではなく、完全に周囲からの影響を受けて、はじめは嫌々ながら仕方なく勉強をしていたのを覚えています(笑)
そして、資格取得を進める中で、次に紹介するようなメリットを感じるようになっていたので、自発的にもいろいろな資格を取得するようになり、「次は〇〇を取ろうかな」と今でもいくつか計画があります。
資格取得をおすすめする3つの理由
ここからが本題になりますが、まず理由をご紹介します。
結局は現場(目の前の仕事)に活きるから
期限が決まっているので勉強の強制力が働く
知識が網羅的にまとまっているので勉強の効率がいい
ひとつずつ見ていきます。
1.結局は現場(目の前の仕事)に活きるから
例えば、簿記やビジネス実務法務やビジネス会計、これらは、個人事業主や経営者はもちろん、会社という組織で働く以上必要になります。
書き出すと長くなるので簡単に詳細をお伝えすると、
まず、営利法人(株式会社や合同会社)であれば、利益追求がミッションの一つにあるかと思います。
そして、利益とは(売上)ー(コスト)で簡易的に表現できます。
なので企業は基本的に、どれだけ売上(収入)があるのか、どのようなコストがどれだけかかっているのかを逐一計算しています。
そこで、財務諸表を作成するための基礎知識である簿記が活きてきます。
営業マンであれば、
『自分の給料(企業にとってのコスト)はこれぐらいだから、これぐらいの実績(企業にとっての売上)が必要か』
人事担当であれば、
『ひとり当たりの生産性は〇〇(企業にとっての売上)だから、このスキルの人であれば給料〇〇万円(企業にとってのコスト)が妥当か』
などなど。
実際に私も、実務に関係があるのかわからないながら、簿記やビジネス会計、ビジネス実務法務などの資格を取っていました。
そして、その後思ってもいなかったM&A部署へ異動となり、資格を取るために勉強した知識をフルで活かすことができた経験があります。
資格1つ1つについて書き出すときりがないので、それらはまた別で発信ができればと思いますが、会社員である以上、会計や法律は必ずどのような人にも関わりのあるものなので、得た知識は必ずどこかで発揮することになるはずです。
2.期限が決まっているので勉強の強制力が働く
これは、普段から勉強の習慣がついている方であれば問題ありませんが、
勉強しようと思っているけど手につかない
勉強し始めたけど続かない
など、意欲はあるはずなのに、結果的に何も身についておらずモヤモヤしてると言う方は一定数いると思っています。
そんな時に、期限が決まっている資格取得は便利です。
おそらくこの記事を読んでいるあなたは、夏休みの宿題に期限が決まっていないとやらないタイプだと思います(笑)
(決めつけてすみません、、笑)
ですが、『9/1提出』という期限の強制力が働いているから、ギリギリでありながらも提出基準を満たすぐらいはやって提出するんだと思います。
このように、人は期限とやることが決まっていると、それに合わせてやらないといけないと感じる方が多いと思うので、その心理を利用し資格試験に申し込むわけです。
そして、期限という力を利用させていただくことにより、勉強に対する強制力が働き結果的に知識・スキルが身に付いているのです。
3.知識が網羅的にまとまっているので勉強の効率がいい
そして最後のこちらですが、テーマによって勉強すべき内容をこれだけ網羅的にまとめていただいているという、”これほどありがたいことはない!”ということです。
例えば、また簿記を例に出しますが、企業の会計を勉強したいのに、もし”簿記”という資格がないと何から手を付けますか?
それこそ、”何をしていいのかわからない”という状態になると思うんですよね。
というように、
〇〇を身に着けたいと思っているけど何をしていいのかわからない
勉強を進めているけど、全体像が見えていない
など、行動はしているものの、”やるべきこと”ふわふわしている方も一定数いるかと思っています。
資格試験というのはそのテーマの知識を習得するのに必要なものが網羅的にまとまっているので、上記のような方にとって、これを活用するに越したことはないわけです。
他にも、メリットは山ほどあるわけで、人それぞれメリットとなる部分は違ってくるかと思いますが、私が資格取得を進める中で感じたメリットとして大きなものを3つご紹介しました。
※説明しやすいというのもあって簿記を例に出すことが多くなりましたが、
他の資格に対しても同じような考え方はできます。
資格取得のための勉強をすべき人はどういう人なのか
最後にこのテーマに触れていきますが、私が一番思っている、『〇〇な人』というのは、
”漠然と成長したいと思っていて勉強の必要性も感じているが、何から手を付けたらいいのかわからず、具体的な行動を起こせていない人”
です。
成長意欲がない方がわざわざやる必要もないですし、逆に、「教師になるために教員免許を取る」「自分に必要なものを把握していて勉強の習慣がついている」という方に訴えかけている内容でもないです。
ですが、成長意欲があるのに行動を起こせていない方というのは本当にもったいないですし、何をしていいのかわからなければ、とりあえず”資格一覧”などと調べて、ちょっとでも興味がありそうなものがあればとりあえず申し込んでみるという行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
そして、資格取得を進める上でのポイントは、
周囲に公言する
誰かを巻き込む
この2点です。
周囲に公言することで、「言ったからにはやらないと」や「落ちたら恥ずかしい」などの心理が働いて頑張る原動力になるかと思いますし、誰かを巻き込むことで、お互いに問題を出し合ったりなど、切磋琢磨しあいながら楽しく取り組めるのでおすすめです。
長くなりまとまりのない文章になりましたが、あとは自分自身の行動次第です。
一緒に成長してきましょう。
私の投稿テーマ
『イキイキと生きる人を増やす』をテーマに発信をしています。
人間関係や仕事での”不”、日々のストレスは、もしかしたら『考え方』や『捉え方』を変えることで解消されるかもしれません。
私の記事が誰かの目に触れ、考え方が変わり、イキイキと生きる人が増えることを願って活動を続けています。
他にも仕事や人間関係における考え方のヒントになる記事があるかも知れませんので、興味がある方は他の記事も見てみてください。
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