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週刊中野非公式ニュース

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ツイッターやブログやまとめでお伝えしている東京都中野区政情報のダイジェスト。中野サンプラザなどJR中野駅周辺再開発、平和の森公園など樹木伐採や公園の問題、旧中野刑務所正門の現地保… もっと読む
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#旧中野刑務所正門

vol. 99(2021/11/15)中野東図書館の超高層書架に発泡スチロールのダミー本配架方針/旧中野刑務所正門の半円窓はいつできたか/桜の刻印煉瓦

▽中野東図書館の超高層書架に発泡スチロールのダミー本配架方針 中野区立図書館ツイッター「100日後に開館する中野東図書館」が11月7日、超高層書架の写真を投稿して炎上した。炎上を事前に予想して情報公開請求していた文書が開示されたので、問題の書架の経緯とともに10日に下記の記事にした。11日に中野区は紙と発泡スチロール製のダミー本と展示物を配架する方針を公表した。  15日にビジネスジャーナルが詳しい記事を配信した。 ▽旧中野刑務所正門の半円窓はいつできたか 旧中野刑務所正

vol. 98(2021/11/8)中野区文化財保護審議会傍聴訴訟が結審/旧中野刑務所正門で見学会/中野東図書館が謎の超高層書架でツイッター炎上/オンライン図書館利用者アンケート

▽中野区文化財保護審議会傍聴訴訟が結審​​ 東京都中野区が文化財保護審議会の傍聴を不許可にしたのに対し住民が損害賠償を求めた訴訟は、11月4日東京地裁で第5回口頭弁論が開かれ、結審した。判決言い渡しは12/23(木)13:30東京地裁613号法廷。  下記記事に追記した。  中野区文化財保護審議会傍聴訴訟のまとめも作った。  この審議会は旧中野刑務所正門の取り扱いを審議していた。旧中野刑務所正門と文化財保護審議会の記事とまとめは下記参照。 ▽旧中野刑務所正門で見学会​​

vol. 91(2021/7/20)旧中野刑務所正門曳家工事の基本計画は建文/中野区文化財保護審議会傍聴拒否訴訟第2回口頭弁論/中野区税金投入の赤チャリが乱雑/じゃぶじゃぶ池ことしは開設/中野区契約関係

▽旧中野刑務所正門曳家工事の基本計画は建文 中野区は4月8日、旧中野刑務所正門基本計画・保存活用計画策定業務委託を随意契約で株式会社建文(中野区中央)に発注した。契約価格2902万円9000円。  2019年に建文が作成した『旧中野刑務所正門学術調査報告書』(下記参照) は、中野区が正門の「曳家(移築)」が技術的に可能とする唯一の根拠である。同じ会社に基本計画を作らせるのはどうなのか。お手盛りではないのか。  中野区文化財保護審議会は5月24日に旧豊多摩監獄表門(=旧中野刑

vol. 88(2021/6/15)架替前の桃園橋は木ではなくコンクリだった/都が桃園橋一部保存を検討/中野区、旧中野刑務所正門の文化財指定を発表/中野区はオリパラパブリックビューイング実施の少数派

▽架替前の桃園橋は木ではなくコンクリだった 約85年前に完成し鋼鉄の橋桁をもつ桃園橋(東京都中野区中央)は撤去工事が始まり準備作業中だ。  現在の橋に架け換わる直前の旧橋は、通説では木造の橋だったとされているが、コンクリート造だったことが分かった。詳細下記参照。 ▽都が桃園橋一部保存を検討 東京都が桃園橋の一部保存を「調整中」であることが分かった。都建設局によると、親柱などを他の都有地に一時仮置きした上で保存を検討する。詳細下記参照。 ▽中野区、旧中野刑務所正門の文化財指

vol. 87(2021/6/7)中野区長はオリパラ開催支持。与党の立・共と異なる見解。図書館は現在の11館から3-5館に削減方針/中野区教委が旧中野刑務所正門を「旧豊多摩監獄表門」として区文化財指定決定/中野区文化財保護審議会の傍聴拒否訴訟第1回口頭弁論/教科書展示会、不親切なお知らせに逆戻り

▽中野区長はオリパラ開催支持。与党の立・共と異なる見解。図書館は現在の11館から3-5館に削減方針 東京都中野区の酒井直人区長は6月1日、中野区議会での答弁で、国と都が強行しようとしている東京五輪・パラリンピック開催への支持を表明した。区議会与党である立憲民主党と共産党が中止や延期を求めているのと異なる見解。  聖火リレーや、中野区立総合体育館で行われるオリパラ公式卓球練習場に関し「現時点で区として中止を求める考えはない」と述べた。  オリパラ観戦への小中学生の動員について、

vol. 86(2021/5/31)立憲が初の中野区議会副議長に/自由社合格を受け教科書選定を行うかどうか言及なし/旧中野刑務所正門文化財指定議決へ

▽立憲が初の中野区議会副議長に 東京都中野区議会は5月24日の臨時会で正副議長を選出、初めて立憲民主党の議員を副議長に選んだ。区議会与党の立憲は現在、区議会野党の自民と並ぶ最大会派で、6月下旬には単独最大会派となる。  臨時会では新たな委員会の構成も決めた。常任委員会は建設以外は構成のバランスが悪いように思う。議運委員長は自民(野党)から公明(野党)に。  一方、中野区監査委員2人は2019年から立憲と公明だったが、今回、自民と公明に逆戻りした。詳細下記。 ▽自由社合格を受

vol. 85(2021/5/24)文化財保護審議会傍聴拒否で提訴/桃園橋10月ごろ撤去開始/平和の森公園BBQ調停申請/"区長車使用"消える/幹部人事/中野区発注案件

▽文化財保護審議会傍聴拒否で提訴 中野区区民部が文化財保護審議会の傍聴を頑なに拒否して取り付く島もない件で、私たちの仲間が行政不服審査請求していたが、中野区教育委員会が傍聴の可否に触れることなく門前払いしたので、東京地裁に提訴した。  この時の文化財保護審議会は旧中野刑務所正門(東京都中野区新井)の文化財的価値などを審議した。門の文化財指定について近く審議するのでまた傍聴を申し込んでいる。詳細下記参照。 ▽桃園橋10月ごろ撤去開始 1936年(昭和11年)につくられた桃園橋

vol. 84(2021/5/17)中野サンプラザ再開発は資産評価額が低い野村不動産を選定/中野区基本計画など10月に延期/桃園橋1930年代の記録/平和の森小新校舎基本計画やり直し

▽中野サンプラザ再開発は資産評価額が低い野村不動産を選定 5月6日、中野区と野村不動産株式会社などの事業者グループが、中野駅新北口駅前エリア(中野サンプラザと中野区役所など)の再開発について基本協定を締結した。  11日に中野区議会中野駅周辺整備・都市観光調査特別委員会は勉強会を開き、野村不動産から説明を受けた。それによると野村不動産のグループによる中野サンプラザ・中野区役所などの土地建物の資産の評価額は559億円だという。次点の東京建物のグループによる700億円より140億

vol. 83(2021/5/3)旧中野刑務所正門の文化財指定を諮問/桃園橋撤去工事始まる/もみじ茶屋跡「文化振興や利用者サービスの観点から」検討/本町図書館と東中野図書館の閉館告知/中野体育館更地に近づく

▽旧中野刑務所正門の文化財指定を諮問 東京都中野区は、4月30日の教育委員会定例会で、大正時代のレンガ建造物「旧中野刑務所正門」(中野区新井3丁目) の「中野区登録文化財としての登録と中野区指定文化財としての指定の是非」について、教委が中野区文化財保護審議会に諮問することを提案、教委は全会一致で諮問を決定した。  これを受けて文化財保護審議会が開かれる。中野区は前回、文化財保護審議会は非公開として傍聴を拒否したが、私たちは今回は傍聴できるか申請している。詳細下記。 ▽桃園橋

vol. 78(2021/3/23)平和の森小移転用地(旧中野刑務所正門がある)の価格算定根拠各文書概略/桜山公園事故状況/中野五丁目も再開発/基本計画素案と区有施設整備計画素案公表/学校、幼稚園、児童館施設の方針も公表/児童館は5年後11館/公園再整備計画/打越公園

▽平和の森小用地(旧中野刑務所正門がある)の価格算定根拠各文書概略 中野区は、敷地内に旧中野刑務所正門がある法務省矯正研修所跡地(東京都中野区新井3)を「平和の森小学校移転用地及び道路用地」として財務省から購入した。2月18日に契約し、3月8日に支払った。15,584.53㎡を101億7358万円で購入。約65万2800円/m²。  この土地の購入限度額約113億6000万円の算定根拠を区民が中野区に情報公開請求した。開示された計約1500ページの各文書の概要を下記記事にま

vol. 77(2021/3/16)区立幼稚園「認定こども園」化の方針/予算1日遅れで可決/旧中野刑務所正門予算も承認/基本構想継続審議/区有施設整備計画素案/もみじ茶屋閉店

▽区立幼稚園は「認定こども園」化の方針 中野区教育委員会は3月12日、区立幼稚園2園について、当分の間区立幼稚園のまま存続し、区立の幼稚園型認定こども園にする検討は継続するとの意見を取りまとめた。2020年12月から4回の非公開協議で民営化と認定こども園化の可能性を検討していた。  教委の意見取りまとめを受け、15日の区議会子ども文教委員会で区は、区立幼稚園の区立幼稚園型認定こども園への転換を「中心に検討する」との方針を明らかにした。詳細下記参照。 ▽予算1日遅れで可決 中

vol. 76(2021/3/8)区立幼稚園民営化検討4回目の非公開協議/旧中野刑務所正門で新主張なし/中野サンプラザ再開発提案書公開拒否/生活保護ケースワーク違法委託/保育園入園窓口直営に/日銀寮跡地取得へ/地域開放型学校図書館規模縮小/区長車取りやめ/保健所映画/児童館

▽区立幼稚園民営化検討4回目の非公開協議 区立幼稚園2園の民営化と認定こども園化の可能性を検討している中野区教育委員会は、3月5日の非公開協議でこの件を話し合った。この議題では昨年12月と今年1月の3回に続く4回目の非公開協議。いずれも「意思決定の過程」を理由として傍聴人を追い出した。次回3月12日の定例会で「今後の区立幼稚園のあり方について」5回目の協議が予定されている。  1月に公表された中野区区有施設整備計画(素案たたき台)で区立幼稚園は10年後も2園、ただし「今後の

vol. 75(2021/2/22)矯正研修所跡地の地価算定根拠/中野区教育長と教育委員の後任人事/保健所体制拡充へ/公共事業で区内業者さらに優遇/公園工事で死亡事故/職員監視カメラ終了

▽矯正研修所跡地の地価算定根拠 旧中野刑務所正門が立地する法務省矯正研修所跡地(東京都中野区新井)を、中野区は平和の森小学校移転予定地として購入。購入価格約113億6000万円の算定根拠を区民が情報公開請求し、このほど約1500ページが開示された。開示文書は下記リンク先参照。内容は近日紹介する。 ▽中野区教育長と教育委員の後任人事 中野区教育長と、4人の教育委員のうち2人が2021年3-4月に任期終了する。区長は3人の後任の同意人事を中野区議会に提出する予定だ。中野区には教

vol. 74(2021/2/15)旧中野刑務所正門の移築決定/正門と人間革命2/打越公園(再)開園/幼稚園民営化検討認める/もみじ山通り沿い線路南側の桜伐採/パートナーシップ証明書小型化/成人式3月に延期

▽旧中野刑務所正門の曳家(移築)決定報告 中野区は2月9日の中野区議会区民委員会と10日の子ども文教委員会で、旧中野刑務所正門(東京都中野区新井三丁目)を、一旦発表した現地保存計画を撤回し曳家(移築)する決定を報告した。現地保存を曳家に変更する検討と決定について、区民部は子ども教育部が、子ども教育部は区民部がやったと発言し、互いに責任を押しつけあった。詳細下記参照。 ▽旧中野刑務所正門と人間革命2 旧中野刑務所正門と『人間革命』の関係に関する記事その2を公開した。 ▽打越