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抜歯とロキソニンと私。

ようやく体調戻ってきたので記録記録。

月曜日に下の歯2本(左右5番目)を抜いてもらってきました。
なんとここにきて左5番の歯根が曲がっているという問題が発覚。
上2本が何事もなくあっさり抜けたもんだから完全に油断していた……

抜歯前にいつもお世話になってるワイヤー矯正の先生と、前回上の歯を抜いてくれた先生がレントゲン画像を見ながら軽く打ち合わせ。
矯正の先生は「難しそうなら(抜くのは)4番でも構いませんよ」と言ってはったけど、抜歯してくれる先生が「まぁゆっくりやってみますよ!」と悩むことなく答えてくださったので私は黙ってお任せすることにしました。
(ここで「う〜ん、どうしようかな〜…」て悩まれてたら間違いなく「4番を抜いてください」って口出てたと思う)

抜歯の手順は前回と同じく、まず綿に染み込ませた薬で表面麻酔を施し、その後注射で麻酔薬を注入。
上の歯の時はチクッとしたけど、今回はそのチクッすらも感じなかったから「え、刺さってる!?大丈夫!!?」と以前とはまた違う不安が押し寄せる…。
とは言いつつ、数分とするとすぐに唇の感覚がなくなったのでちゃんと麻酔が効いている事を確認。
下唇を触ると指で唇を触ってる感覚はあるのに、唇側は触られてる感覚が一切無いので軽く脳がプチパニック。
ちなみに、「なんかよくわからんけど、ふにふに柔らかいものを触ってる」という感覚でした(笑)

そんなこんなで麻酔が左右完全に効いたところで抜歯開始。
先に歯根が曲がっていない右側から。
今回も痛みは無いものの耳の奥に響くミシミシという音にビビり倒す。
今回の脳内BGMはモーニング娘。'20の「人間関係No way way」(前回は紅蓮華)
頭の中でサビを歌ってる間に抜けました、相変わらず早い。
そして続いてて問題の歯根の曲がった左側。
抜く前に「少し抜く準備をするね」と言われ、あの歯医者さんあるあるのキュイーーーーン音が鳴り響くと同時になんかされました。
(削られたのかな?麻酔が効きすぎてて本当に何されてるかわからなかった)
で、準備とやらが終わると「じゃあゆ〜っくり抜いていくからねー。痛かったら遠慮せずに教えてね」と優しく言われ、いざ抜歯開始。
器具でぐっと歯が挟まれ、ゆっくり揺らしながら抜こうとしてはるのがわかる。
何度か挟み直しては揺らす、また挟み直しては揺らすを繰り返してはったので、3〜4回目くらいに器具が口から離れた時に「やっぱ抜きにくいのかな〜」と思った瞬間「あ、もう抜けてるよ」と終了宣言。えーーーーー!!!抜けたん全然わからんかったー!!!!!

今回もまた抜歯痕に止血剤(綿状のもの)を入れてもらい、15分ほど圧迫止血して処置終了。
抜けた歯を見せてもらうと本当に歯根が曲がってた…
止血の安静中、先生から「根っこが曲がってるとたまに途中で歯が折れてしまうこともあるんですが、今日は無事に抜けましたよ!」と説明され、「先生すげー!」と言いたかったけど綿を噛んで喋れなかったんで拍手して気持ちを伝えた。
折れてしまったら切開して取り出すとか聞いたこともあるから、上手に抜いていただけて本当に感謝しかない……

最後に「確か前回も抜いた歯持って帰ってましたよね?」と覚えてもらってたので、こちらからお願いする前に歯を包んでくれました(笑)

ここまではよかった。
問題は家に帰ってからだった………

その日はそのまま帰宅して家で安静に過ごしていたのだが、その夜事件が起こった。
寒い、なんかメッチャ足先が冷えてとにかく寒い。
クーラーが効きすぎてるかと思いきや部屋の温度は27度と決して寒くはない温度。
なんか嫌な予感がして体温を計ると「37.8」の表示。
いやいやいや、まさかね………
と、現実を見ずに数分後計り直すと「38.6」

え、上がってるやん???

確かに抜歯の後遺症(?)で熱が出るケースもあるってグーグル先生も言ってたけど、私が?
え、だって前回は熱なぞ出ませんでしたよ??え、え???

前回との違いはなんや……と考え、ひとつの思い当たる節が。
そういや前回上の歯の時は麻酔が切れかけると同時に痛みが来そうな気配がしたのですぐにロキソニンを飲んだけれど、今回は痛みについては特に感じなかったので飲んでなかったな……と。
大して痛みはないけれど、とりあえず痛みの保険と解熱のためにロキソニンを服用して就寝した。

で、ここから第2の問題に続く。
次の日の朝、熱はすっかり下がったものの、右下の抜歯窩が地味に痛む。
熱は下がったとはいえ、ロキソニンの解熱作用のおかげで下がってるだけかも?と謎の不安感に襲われ二度目のロキソニン服用。
こっから地獄が始まった。

クリニックからは「痛んだら飲んでください」としか言われてなかっので、言われた通りにロキソニンが切れてきたらまた服用する…というのを丸2日行った(恐らく4〜5時間の感覚で飲み足してた)
するとどうなったか。
もの凄い胃がシクシク痛んで気持ち悪さが付きまとうようになってしまった。
職場のお姉さん方に「胃潰瘍かも?」と心配されたけど、ロキソニンの話をしたら「飲みすぎ」と笑われた。
この時初めて「あ、飲み過ぎだったのか」と気付くことに。
「抜歯窩が痛むのより胃の痛みの方が怖い」と判断し、ロキソニンの服用を急遽中止。

しかし時すでに遅し。
次の日になっても胃は痛いし気持ち悪さは消えないし空ゲップまで出だした。
とりあえず気合いで仕事を乗り切り、夕方内科を受診。
触診の結果やっぱりピンポイントで胃がおかしいとわかり、先生が「とりあえず胃薬出しとくから、飲みきっても症状変わらなかったらまたおいで。胃カメラやろうね〜」と言われた時に、恐る恐るこの数日間のロキソニンの服用の話をした。
ら、「いや、原因それだよ〜!!!」と笑われ、すんごい腑に落ちたー!って顔で「胃薬色々出しとくから、ちゃんと説明通りに飲んでね〜」と言われた。
(ついでにロキソニンは6時間空けて飲むもんだと指導された)

ってことが昨日まであり、今日もまだ全快とはいかないもののだいぶ回復しました。
用法用量を守るって本当に大事ですね……。

決してロキソニンが悪いわけではないけれど、軽くトラウマになった三十路の夏。
明日はまた調整に行ってきます。

な。

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