保険とコロナワクチン


保険はもともと賭博だった、というのはみなさんご存知ですよね。
大航海時代のイギリス。新大陸に向けて出帆した船が、現地に無事たどり着き、原住民から金銀財宝、香辛料などを略奪できれば、成功。船会社はもちろん、船の建造などに出資した人は大儲けできる。しかし悪天候で船が沈没したり、せっかく略奪した財宝を海賊に奪われたりしたら、失敗。船の建造にかけた費用など、かかった経費がすべて無駄になってしまう。そこで、船が無事に帰ってこれるかどうかが、人々の投機の対象になった。
さらに、人々の投機欲求はとどまるところを知らず、ナポレオンがいつ死ぬかとか、病気のルイ14世がいつまで生きられるかとか、他人の死をめぐって人々が賭けを始めた。皮肉なことに、これが保険の始まりなんですね。

イスラム教はこのあたりの歴史的経緯と保険構造をよく分かっているから、信者に保険の加入を禁じている。「酒を飲んではいけない」とか「豚肉を食べてはいけない」、「女は浮気してはいけない」そういうのと同じレベルで、「保険に入ってはいけない」という戒律があるわけです。

「保険に加入する」という行為にまつわるギャンブル臭、これをいかに払拭するか。これがここ100年来、保険会社にとっての一大テーマでした。そこで、彼らはさまざまなマーケティング戦略を打ちました。「働き盛りのお父さんが急に亡くなった。残された妻子はどうやって生きて行けばいいのか。そんなとき、保険があなたを救います。保険は決してギャンブルなどではありません。相互扶助。助け合いの精神です」
こういう美談を宣伝したわけです。しかしそういうドラマ的な要素を取り除いて、形式だけを見れば、やはり保険はギャンブルそのものです。
たとえば癌保険。保険会社は、加入希望者の健康状態を見積もる。年齢、既往症、服薬歴、タバコを吸うか、酒はどれぐらい飲むか、運動習慣はあるか。近親者の病歴はどうか。あらゆる要素を加味して確率を計算し、保険料を設定する。当然、胴元(保険会社)が絶対負けないような金額設定がなされている。加入者から保険料を徴収し、加入者が癌に罹患することなく別の原因で亡くなれば、保険会社の勝ち。しかし加入者が癌になり治療費なり休養期間中の補償をしなきゃいけないとなれば、保険会社の負け。彼らは保険金をしぶしぶ支払うことになる。

さて、コロナ禍に入り、世界中でコロナワクチンの大規模接種が行われた。その結果、多くの人が死亡し、さらに多くの人が後遺症をわずらった。少数の例外はあるものの、各国政府はこのようなワクチンによる悪影響を「因果関係不明」として認めていない。

しかし政府の認める認めないにかかわらず、すでに、あり得ないぐらい多くの人が死亡している。
それでも、日本政府はワクチン推奨の姿勢を崩していない。

コロナは終わる。しかし、コロナワクチンは終わらない
2023年5月からまた年2回、高齢者が打つ。現時点ですでに5回打っている人は、来年の今頃は7回接種が完了していることになる。
厚労省の役人はバカではない。当然あのワクチンの何たるかを分かっている。それだけではなくて、日本がファイザーの要求に対してノーと言えない、その構造自体も分かっているだろう。分かったうえで、ワクチン接種を推進している。高齢者があのワクチンを7回打つということ。その意味するところは、結局のところ、間引き。姥捨て山である。

年金問題をどのように対処すればいいか?解決策は意外なところから現れた。それは、財源を増やすことでもなく給付を減額することでもなかった。感染症対策を装ったワクチンの頻回接種で受給者を殺すことだった。
もちろん、これは個人的な推測である。しかし、これが事実だったとしても驚かない。この3年間、信じられないデタラメをさんざん見続けてきましたから。政府がどんなことをしてきたとしても、それこそ「免疫」ができています(笑)

さて、保険会社のこと。
何が言いたいかというと、ゼニカネがかかってる彼らほど、コロナワクチンの有効性(あるいは有害性)に興味のある人はいない、ということです。
コロナワクチンに感染症予防効果があり人々の健康増進に寄与するのなら、あのワクチンを接種しているということは、その人の健康状態の査定に際して、プラスの要素になるはずです。しかし逆に、ワクチン接種者で死亡や病期が多発しているとすれば、、、ワクチン接種者の保険料を見直す必要が出てきます。
あのワクチンの有効性(あるいは有害性)をどう評価するか。それが会社の利潤に直結してくるのだから、彼らにとって極めて重要な問題です。どんなデータが出ても能天気に接種を推進する政府とは、背負っているものが違うんです
さて、その保険会社が、ワクチン接種をこのように評価している。

保険会社のCEO「200年に一度の大災害が起こったとしても、死亡率の増加は10%程度。しかし2021年、死亡率は40%増加した。保険業務の歴史上、最も高い数字だ

「接種1回あたり、総死亡率が7%増加することを発見しました。接種が増えれば増えるほど、総死亡率は増加します。50歳以上の人で5回すべて接種していると、死亡率が35%増えます」

僕の知り合いの話。
「保険の代理店をしています。去年の2月、食品関係で手広く事業を展開している社長さん(50代男性)が、うちの保険に入りました。健康そのもので、何ら持病はなく薬も飲んでいない。『自分に万が一のことがあったときのために、家族のために入っておきたい』ということで、家計保障を含む保険商品を契約していただきました。健康とはいえ、50代で加入となれば保険料はかなり高額で、月額10万円以上かかります。それでも、家族のために保険に加入されました。
この方、去年保険に加入した時点では、コロナワクチンを4回接種していました。しかし、保険加入前の検診でも加入直後の検診でも、何ら問題はありませんでした。しかし保険加入後、5回目を打ったんですね。それから間もなく、めまい、意識消失発作を訴えるようになりました。病院受診するも『異常なし』とのことでしたが、去年の年末、今から2か月前ですね、胃腸の調子が悪いということで病院に行ったところ、ステージⅣの末期癌だと言われました。『原発巣は大腸癌で、すでに胃やリンパ節に転移している』と。
うちとしては、ここからが大変でした。商品の契約として、まず、癌が発覚した時点で、保険金が500万円支払われます。さらに、その後は毎月100万円です。まだ50代の人ですが、70歳まで毎月100万円ご家族に支払われます。
私がこの方の担当です。でもまさか、保険を契約してからわずか数か月で、こんなに補償を払うことになるとは思っていませんでした。
最近、特にこの2,3か月、こんなケースが多発しています。保険屋が倒産する?いえ、それは考えにくいと思います。保険会社も、再保険といって、別の保険会社に保険料を支払っていますから。人々のリスク分散を引き受ける保険会社も、責任準備金の不足に備えて、保険に入っているわけです。だから、ワクチン後遺症の人の保険金の支払いが業務を圧迫して倒産、みたいなことはないと思いますが、ただ、財政的にきつくなるのは間違いありません」
4回打った人が、保険に入って、その後で5回目を打ってターボ癌って、タイミングが良すぎる、というか。ひょっとしてこの社長さん、ワクチンの危険性に気付いていた?自らあえてターボ癌になろうとしてワクチンを打ったという可能性は?
「いや、先生、それは一般の人を買いかぶりすぎです。世間一般の人は、本当に無知ですよ。ワクチン打ったら癌リスクが上がるとか、そんなこと知らないですよ。私、この方とプライベートでもお付き合いがあって、一緒に飲みに行ったことも2回ほどあります。普通にいい人ですよ。全然作為的な人ではありません。ワクチンのせいで免疫抑制がかかって癌になりやすくなるとか、全然知りません。単純に、純粋に、『ワクチンはありがたいものだ』という思いで5回目を打ったと思いますよ。結果的に、保険加入が最善の選択になったのは確かですが、それを狙ってやったかというと、そんなことはないと思います」