講演会 in 島根

世間的には三連休ということだけど、僕にとっては全然休日ではなかった。
連休初日の土曜日は大阪の薬害研究センター(内海聡先生のクリニック)で有機ゲルマニウムの講演会をしてきた。最近は講演といえばコロナの話ばかりで、僕がオーソモレキュラーという栄養療法をやっていることはほとんど忘れられていると思う(笑)しかし時節柄、人々の関心は、やはりコロナワクチンである。講演後の質疑応答でも、一人が「今日の講演内容とは少し話がそれますが」と前置きしつつワクチンについて質問したのを皮切りに、ワクチン関連の質問が相次いだ。まぁそうなるよね。僕がお客さんの立場でも、僕みたいな反ワクチン活動家が目の前にいたら、日頃の疑問や思いをぶつけてみたいって思うと思う。やっぱり今は戦時中なんだ。みんな心のどこかに「ワクチンを強制されるんじゃないか」とか未来への不安があって、無邪気に栄養のことだけを考えていられるような平時ではないんだな

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連休二日目、きのうは島根県の西の端、吉賀(よしか)に講演に行ってきた。新幹線(のぞみ)で新神戸駅から広島駅まで行き、そこでこだまに乗り換えて、新岩国駅で下車。そこから講演に呼んでくれた人(林さん)の運転する車に乗って1時間半。陸の孤島みたいな場所でもっと時間がかかるかと思っていたら、意外に近かった(失礼しました(笑))。東京に行くよりもはるかに近い感じがした。
講演のオファーは数多くいただく。呼ばれたらできるだけ応じたいと思っているが、お断りすることも多い(すいません)。無論、講演料の多寡は関係ない。今回の島根もノーギャラで受けた(そういう意味では前日のゲルマニウムの講演会もノーギャラだった)。講演を受ける受けないを決めるのは、単純に、主催者の思いに共感できるかどうかである。
僕は人生の一時期、島根県(松江)に住んでいたことがある。松江は吉賀よりはるかに都会だけど、市街地を離れればきれいな自然がたくさんあって、特に海の美しさは無類だった(原発がすぐ近くにあるのだけは勘弁して欲しかったけど(笑))。

吉賀町は、2005年”平成の大合併”で六日市町と柿木村(かきのきむら)が合併してできた町である。かなり昔(1970年代)から有機農業に積極的に取り組んできたことで有名で、近年自然栽培(無農薬、無施肥、不耕起を特徴とする農法)も盛んに行われている。東日本大震災以後、関東からの移住者が急増し、地域の少子高齢化や人口減少に歯止めがかかった。実際、僕の講演に来た人も、子連れの若年夫婦が多かった。

最近、講演のときには、客の年齢層を意識するようにしている。高齢層が多いときには、かなり気を遣う。高齢者のワクチン接種率はおおむね90%を超えている。まず、ワクチンを受けていると思ったほうがいい。一方、僕の講演を通奏低音のように一貫して流れているメッセージは「ワクチンを受けると、死にます」である。つまり僕の講演は、すでにワクチンを受けた高齢者にとって、ケンシロウの「お前はもう死んでいる」に近い響きを帯びるわけで(笑)、あまりにも酷だと思う。
また、会場のマスク着用率も意識する。マスクをしているということは、つまり、あの紙切れでウイルス感染症を防げると信じているということである。気の毒な情報被害者に違いない。僕のスライドにはあちこちにコロナ脳をディスるギャグがちりばめられているが、マスク着用率=コロナ脳率だとすると、あまりディスり過ぎては、説得どころか、かえって反感を買うかもしれない
こんな具合に、会場の高齢者率やマスク着用率次第で、メッセージをあえて弱めたり、ギャグを控えたりする。
もちろん、コロナワクチンの危険性についてはきっちり理解してもらわないといけない。打ってない人には打たせない。1回打った人には2回目を打たせない。2回打った人には3回目を打たせない。これが僕の仕事である。
今後、2回打った人には、3回目を打つようお達しが来るだろう。3回目で終わりかというとそうではなくて、4回目がある。4回目を打った次は5回目で、このあたりでほぼご臨終、というのがデータの示すところである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52831e7dfd7e843177b838e007e8b1428fa22c3e?page=1

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だから、すでに2回打った人にも、3回目以降をとどまるよう、危険性はしっかり伝えないといけない。また、マスクを外せないコロナ脳の人にも、マスクが有害無益であること(そう。無益であるどころか有害なんです)を伝えないといけない

今回の講演で、その試みが成功したかどうか。帰り道、吉賀から新岩国駅まで僕を送ってくれる車中で、林さんが「痛快でしたね。先生の講演を聞きながら、最初マスクをつけていた人が、一人また一人とマスクを外していく。先生のメッセージはみんなに伝わったと思います」
そう、僕も手ごたえを感じていた。会場の熱気と集中力に対して、しっかり向き合い、がっちり噛み合い、そして伝わった感じがした。講演後の質疑応答でも、次々と質問が寄せられ、なかなか帰らせてくれない。実にありがたいと思った。こういう感覚こそ、講演の醍醐味だと思う。

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別に宣伝とかではないんだけど、9月23日に静岡で、9月26日に奈良で講演をします。
静岡は僕の単独ではなく、池田議員、大橋先生、徳先生、谷本議員との共演です。主催者から「静岡はコロナ脳多いよ」と聞かされた。どんなことをしゃべろうかなぁ。でもこれだけのメンツがそろった講演会を聞きに来る時点で、すでにコロナ脳ではないような気もするな(笑)
26日の奈良は、谷本議員、阪口美佐さんとの共演です。

講演前、林さんのお宅で昼食をごちそうになった。食材はすべて、林さんが自分で育てたか、あるいは吉賀町やその近隣で収穫されたものである。

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粟入りのごはん、豆腐の味噌汁、揚げ麩、レンコン煮など。すごくおいしかった。なすびがなすびの味がして、レンコンがレンコンの味がした。当たり前のことなんだけど、僕が普段食べているものは、こういう当たり前からずいぶん遠ざかっていることに気付かされた。

なんというか、このお昼ご飯を頂いただけでも、島根に来てよかったと思った。