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組織の剪定と新陳代謝。オリーブの木が教えてくれたこと。【モニの経営奮闘日記#01】

オフィス移転のお祝いとしていただいた、1本のオリーブの木がある。Twitterランドの有名人で、私たちが大変お世話になっている大先輩・じげんさん(@jigen_1)からいただいたものだ。

実は年明け、このオリーブの木が元気をなくしてしまった。寒さや乾燥が応えたのか、見るからにぐったりしてしまって、葉の多くがカラカラに干からびてしまった。しばらくは窓際に移動させたり、水を多めにやったり、色々と試したが、良くはならなかった。

3月、新しい季節に向けオフィスを片付けていたある日。オリーブの木が目に止まった。このまま元気がない姿で放っておくのもかわいそう。ちょっと綺麗にしてあげるか。

そうして、なぜか3人(新入社員・ほなみと5時こーじ)でオリーブを囲み、元気のない葉をすべて摘み取った。最後の力を振り絞るようにして枝にくっついていた葉っぱたちは、私たちがちょっと触れただけで、ハラハラと床に落ちていった。

「かわいそうなことしちゃったね」
「再生するかなあ」

お詫びの気持ちを込めて、その後もしばらく水やりを続けていたところ、あることに気づいた。葉っぱが、新しい芽を吹かせていたのである。

「え、こんな短期間で成長する?」
「これはもともとあった葉っぱじゃない?」

そんな会話をした翌日、小さな葉っぱはまた少し成長していた。それから、新緑はどんどん増えていった。木が、命を吹き替えしたのである。

そのとき、私の脳内の妄想スイッチがONになり、遠くの方からこんな声が聴こえた(気がした)。


「モニラボよ、大切なのは選択と集中だ」


「剪定」という言葉を調べてみると、こんな説明が出てくる。

剪定とは樹木の枝を切り、形を整えたり、風通しを良くする事。庭木の手入れとして行われる。見た目を美しくするのみでなく、養分を効率よく利用させて生長を促進したり、病害虫の繁殖を予防する効果がある。

年明け3ヶ月のモニラボは、正直本当に大変だった。あまりに大変すぎて記憶が一部飛んでいるが(笑)、まさに死にかけている様々な因子を切り捨てることができず、結果として組織の養分が行き渡らず、どんよりとした曇りの日が続いているような、ツライ時期だった。

そこで3月、「再創業」の意気込みを掲げ入社する久保も含め、私たちが目指すべき方向を今一度考えた。自分たちがどんな庭木を目指すのか、徹底的に議論した結果、こんなステキなビジョンとミッションができた。

そしてビジョンが決まったら、全ての事業や人事、取り組むべき課題を整理して、絞り込む作業に着手した。これがまさに、モニラボにとっての「剪定」だった。

選定には痛みが伴う。これまでのやり方を否定したり、コンフォートゾーンを抜け出したり、信じていたものへの執着を手放すことは簡単ではない。ただ、描きたい未来から逆算したとき、やっぱり避けては通れない道だったように思う。

考えてみれば、これまでの人生もそうだった。何かを手放した先に本当にほしかったものが手に入ったり、失望の先に転機が訪れたり。停滞を抜ける唯一の方法は、勇気を持って何かを捨てることで、新陳代謝を上げていくことなのかもしれない。

4月、新体制になったモニラボはいま、新しい芽を伸ばそうともがいている。これまで1人で働くことしか知らなかった私は、3人で働くという新しい環境で、日々、学びと発見、感動と課題に溢れた毎日を送っている。挫折だらけの毎日だけど、本当に、楽しくて仕方がない。

まだまだ未熟な私たちの歩みには、遠回りがあったり、間違いがあったりもするかもしれない。その度にビジョンを見つめ直し、時には「剪定」を恐れない、勇敢なチームでありたいと思った1ヶ月であった。


それでも迷ったときはまた、じげんさんがくれた「喋るオリーブの木」に相談してみたい。

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