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文化芸術活動の継続支援事業 補助金を申請してみよう!

文化活動継続支援補助金 第四次の募集が決定しました。第一次の募集要項を読んだときは(音楽家向けかな……?)と思いスルーしていたのですが、第三次になってようやくじぶんも対象だと気がついたので、申請してみました。書類不備やらかしの翁だったため、きのう修正をし、ただいま審査中( 追記 無事通りました~!)ですが、申請の流れについては把握できたのでまとめてみます。第四次申請をやってみようかとお悩み中の方の手助けになれば幸いです。絵画領域の人間なので、具体例に関しては絵画等美術の方向けの内容です。

疑問『アルバイトしつつの作家活動、わたしって対象なの?』

対象です。

疑問『正規社員ですが……』

たぶんいけます

疑問『確定申告してないけど大丈夫かな?』

大丈夫そうです。基本的には確定申告をしていることが前提ですが、補助金申請には方法が2つあります。

①いきなり申請
②事前確認番号を取得してから申請

②を行うことで確定申告をしていなくても通る可能性が高いと感じました。

疑問『事前確認番号?』

申請をスムーズに行うための前申請で、これを行うことで「自分は補助金申請の対象か否か」がわかるので、まずはこれを行うことをおすすめします。
①いきなり申請 を行う場合は確定申告で出すような資料の添付が必要になるため、確定申告をしていることが前提となりますが、
②事前番号を取得してから申請 をする場合、これらの書類は不要になります。また、事前確認番号を取得する際にも確定申告関係の書類は不要だったため、確定申告をしていなくても通る可能性が高いと判断しました。

また、2019年度の確定申告関係の証明がなくても持続化給付金を受けていれば申請の対象になるようです。(そもそも持続化給付金は確定申告していることが前提ですので、やはり②の手順で行くべきだとおもいます)

というわけで、まずは事前確認番号を取得してみましょう!

疑問『で、どうやるの?』

まずはこのサイトへいきます
http://www.jaa-iaa.or.jp/aid2020/02.html

↑第三次募集終了(9/25)と同時にストップしています。第四次が始まれば再開するかな?と思います
(2020.11.14 追記 URLを無所属の方向けの申請ページに変更しました。美術団体に所属している方は http://www.jaa-iaa.or.jp/aid2020/01.html へ )
(2020.12.9 追記 第4次募集事前確認番号の受付は終了しました。)

あとはテンプレートに必要事項を記入し、過去(2017~2020)2回分の展示やワークショップ等の活動を証明する資料(チラシ、HP等)を添付するだけです。

活動収入に関する提出はこの簡単なアンケートだけ!確定申告や雇用状況等について問われる場面は申請終了まで一切無かったので、この方法なら正規雇用の方でも補助金の対象になるのではないかなと思います……。

申請完了!一週間ほどで審査結果が出ます。補助対象となる場合は、事前番号がメールで届きます

~~ 一週間後 ~~

疑問『事前番号が届いた!で、ここからは何をするの?』

まずは、このサイトへ
https://keizokushien.ntj.jac.go.jp/

具体的な準備に入る前に、20万円補助を申請するのか150万円補助を申請するのか選びます。決まっているかたは疑問ABをとばしてください

疑問A『A-1 A-2、どっちでだそう?』

この違いは、補助の上限が20万円か、150万円か というものです。補助金は経費の全額を補助するものではなく、経費の2/3もしくは3/4を補助するものなので、自分の経費に合わせて申請するといいと思います。ざっくりと計算して経費(すでに使った金額+使う予定の金額)が30万円を超えたら150万円申請を選ぶと良いでしょう。

疑問B『申請方法の違いは?』

第二次まではどちらの申請にも領収書が必要でしたが、第三次では領収書不要になったので、第四次ではもっと楽になっている可能性がありますが、簡単にまとめます。

領収書

20万、150万ともに提出不要です。ただし、1コ5万円以上の品に関しては150万円申請の場合のみ領収書が必要です。

Excelデータ

詳細経費をまとめたものです。150万円申請の場合は必要です。20万円申請でも、提出を求められたら必要になります。

申請の準備をしよう!

まずはじめに……

この補助金は申請しただけで貰えるわけではなく、事業(制作や、自粛終了後に向けての前向きな取組のことです。)終了後にその報告をした後、補助が出るかどうかの決定があります。
流れとしては
①申請時に経費(期間内にすでに出費したもの+する予定のもの)をだす
②20万or150万を上限に、経費に合わせて補助額が決定
③事業終了後、実際に使用した経費を申告
④支払い
となります。
最初の申請時に提出した経費の額から補助額の上限(20万、150万以下の “マイ上限” とでも言うべきでしょうか)が決定するのですが、これは③の報告時に「減らすことはできるが増やすことはできない」ため、①の申請時では「多めに見積もっておく」とよいでしょう。
例:『 80万円で申請したため60万円の補助が決まったが、実際には40万円しか使わなかった』場合、補助支払い額は30万円になりますが、『80万円で申請したため60万円の補助が決まったが、実際には90万円使った』場合でも補助額は60万円となります。

『申請時はちょっと多めに見積もっておく』が心得られたら以下の準備に入りましょう!


①領収書(レシート)を集める

ほとんど確定申告です。これをやったお陰で、今年の確定申告は楽になったな~~と思いました
ただ、事業後の報告で詳細を出せばいいので、申請時は多少ざっくりでも大丈夫だと思います。(①も②も、やっておいたほうが事業報告が絶対に楽ですが……)

②経費ごとにExcelに入力

申請にExcelが必要なんて!と話題になっていましたね。Excelも使えないなんて!というコメントを読みながら(えくせる……持ってない……中学の授業で1回さわっただけ……こわいよう。。)と怯えておりましたが、そのレベルのわたしでも大丈夫でした。実際にやってみたらテンプレートに数字を打ち込むだけで何も難しくなかったし、ExcelもってないのにMacbookに最初から入っていた何らかのアプリが勝手に開いてくれたので、何の問題もなかったです。大丈夫、諦めないで!

150万円申請するつもりでいたのできっちりExcelデータつくってしまいましたが、20万円でもまずはExcelでやったほうが絶対に楽です!
申請時に経費ごとの合計額を入力するので、まずは経費を分類し、足し算をしていきます。電卓でパチパチするよりも、勝手に計算してくれるExcelでやったほうが楽ですね!

経費にできるもの、できないもの

確定申告とは若干異なるので、経費にできそうでできないものをまとめます

・家賃
・光熱費水道代
・車検
・スマホ代

また、1コ10万円以上のものは固定資産になるため経費にできません。パソコンやカメラなどです。1コ1万円のものを10コ買った!という場合は、ひとつ1万円のため経費にできます。税込価格で申請するため、税抜だと10万円にならないのにな~というものも経費にできません。

具体的な経費

実際のExcelテンプレートをみながら説明していきます。
お手元のテンプレートを参照してくだい

ICT無し・ICT有り

いきなり躓きました。なんやこれ!
ICTというのは情報通信技術で、ざっくりいうと「オンライン」がキーワードになります。新しい生活様式にあわせて、何か取り組みしてますか?という問いです。この割合が全体の1/6を超えると貰える補助金の額が増えるので、「オンラインっぽい~~」と感じたらとりあえずICT有りに振り分けておきましょう。パソコン周辺機器とか、SDカードとか……フィーリングで!

賃金・諸謝金

誰かを雇っている場合などは入力しますが、これに関しては別の証明書類が必要になるため、それが難しい場合は一番下の雜役務費に入力します。普通の絵描きの場合は空欄でよいでしょう。

旅費

あなたはただ旅行に行ったわけではなく、作品の持ち込みをし、ギャラリー、美術館を訪ね、自分の活動に関わる何かをしましたね?それは打ち合わせと言えるものでしたね?旅先でスケッチブックを開きましたね?作品の材料となりそうな写真を撮りましたね?経費です。

借損料

よくわからなかったので展示の出展料をいれておきました。

消耗品費

だいたいのものはここに入ります。画材、文房具、などなど。
おやつに買ったリンゴも描いたのであればモチーフなので経費と言える、というように捉えようによっては買ったもののほとんどが経費になりますが、これは常識の範囲内で正直に入力します。
行が足りなくなるので追加しますが、やり方がわからなくて詰みました。画面の一番左に、縦にずらっとある数字から該当行をクリックすると「行を下に追加」とでました(そのレベルの人間が解説してます)。テンプレートの上のほうに赤文字で説明がある通り、2行目直下に行を足していきます。違う行を足すと計算がされなかったので、行を足したあとに入力した箇所がちゃんと計算されているかはチェックしながら進めるとよいとおもいます。

会議費

打ち合わせのための軽食事代や場所代です。

通信運搬費

送料です。

雑務役費

冊子印刷やチラシ印刷などはここに入れました。

③以上でExcel入力は終了!次は、『補助の対象となる条件を証明する資料』の作成です(え~~なにそれ~~?!)

まず、『補助の対象となる条件を証明する資料』でググります。そうすると記入例PDFがでるので、それを参考にテンプレートに記入、保存します。終了!


ちなみに私はこれを出し忘れて修正依頼メールが来ました。(存在に気づけなかった……ごめんなさい。)

実際に提出する資料のテンプレートはこのURLのhttps://keizokushien.ntj.jac.go.jp/newapplicant

ここです。

④身分証明書をスキャン

免許証などです!免許証の場合は表裏スキャンしてください。
スキャンした状態だと拡張子がなぜか「JPG」だったので「jpg」にします。
免許証の裏には基本的に何も書かれていませんが、 提出には必要です。
免許証以外で出す場合はマイナンバーなどだったとおもいます

必要書類が整いました。申請しましょう!

⑤事前番号のメールを開く

メールに、事前番号と番号をくれた団体名が書いてあります。

https://keizokushien.ntj.jac.go.jp/

から申請画面へとぶと、事前番号の記入と、団体名を選ぶ箇所があります(団体めっちゃあった。たくさんの協力、感謝……)。

⑥Excelデータを開く

申請ページでは、先ほど振り分けた経費の合計額を記入します。Excelデータをみながら入力していきましょう。
ちょっと文章書く欄がありますが、アドリブで活動について記入します。

⑦必要書類を添付

必要書類は、さっきつくった『補助の対象となる条件を証明する資料』『身分証明書のスキャンデータ』『Excelデータ(20万の場合は任意)』でした。Excelデータはせっかくつくったので出してしまいました
ちなみに、提出画面には必要書類が何なのか書かれていなかった(バカすぎて見つけられなかった)です…… 募集要項をしっかり読みましょう、自戒を込めて……。

申請完了!

これで申請は完了です。マイページとIDがもらえるので、申請後の状態(審査中 等)はそこでチェックできます。また、マイページでは書類の再提出や修正もできるので、申請がぎりぎりで締切日に間に合わない!!!ということになっても、後でなんとかなるのでとりあえず申請ボタンを押してしまいましょう……!

以上です!Excel持ってない、初歩的なことで躓くタイプのじぶんが申請したときに何に躓いたかを振り返りながらまとめてみました。ネットでもよく聞くように、予算が相当余っているので、申請してみよう!という気軽なかんじでいいと思います。間違えても大丈夫、なんとかなります、きっと……!
補助金を申請するってわたしははじめてのことだったので、どういうものなのかという雰囲気を知るのにも勉強になりました。

グッドラックです!

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中村菜月 絵と言葉. 思考 http://pirka.goat.me/