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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?・・主婦こそ「美意識」が必要です。

先日の朝の事
習慣にしているサンルームでのマインドフルネス。終了後、コヒーを飲みながら籐椅子に首を持たれかけ空を見上げる。何やら空をゆっくり進む物体が「鳥かなー」と、なんの疑問ももたず、ただただ、見続けているとその物体の形がおかしいことに気が付いたのです。白く四角い物体。風に吹かれてどこからか運ばれてきたんだろうと・・・

速さは上空を飛ぶ飛行機の速度、ゆっくりと進んでいきます。時折回転し同じ方向をめがけて進み、上下するでもなく、早さを変えるでもなく、ただ同じスピード、同じ高度で規則正しく進んでいきました。

もし、凧や風で飛ばされている物なら、風力によって飛び方が変化してもおかしくないのに、あくまでも、ゆっくりと同じ速度で同じ高度を進んでいきます・・・

時折、ゆっくりと回転したり・・・

もしかしてUFO?

そう思った瞬間、私の大切な朝の静寂な時間はかき消されました。

速足で二階のベランダに直行。

Tは階段を駆け上る私の足音が尋常じゃないのを察したのか、ベットの上でいぶかしそうに見ていました。

残念なが・・・
住宅街の屋根に阻まれ「多分?UFO」は既に見えなくなっていたのです💦

なんとなくワクワクする一瞬でした・・好きなのです。未確認飛行物体や不思議現象。なぜなら理解不能な事や論理で白黒つかないものにはなんとなくロマンを感じますよね。そして感性や直感の領域を刺激してくれます。

人の理解を超えたものがこの世の中には存在すると思うと楽しくなってしまいます( ´艸`)

いくつになっても少女の心を忘れないおばさんです( ´艸`)


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』....山口周 著

イギリスのロイヤルカレッジオブアートという名門美術系大学大学院に「グローバル企業の幹部トレーニング」というプログラムが出来たそうです。
名だたる企業の幹部候補がこの授業を受けに来ているとのこと・・・・

「美意識」を鍛える事の必要性が今求められ、「サイエンス重視の」意思決定では、もう、限界が来ている。

現代の複雑で不安定な世界において「分析」「論理」「理性」だけではこれからの時代を生き残って行くことが難しくなると危機感を感じ始めたというのです。

企業は人の集まりでできています。「生産性」「資本回転率」などの数値に
頼って経営を管理する事は出来ない、してはいけない。
そして既に、アメリカでも経済優先、資本主義の時代への疑問を感じている企業が出てきているとのことです。

そこで「リーダーの美意識」が問われることとなったと・・

白黒はっきりつかない問題について、適時適切に意思決定をするための究極的な判断力を鍛える為にエリートは「美意識」を鍛える必要性を感じていると・・・

社会・会社を作品と捉え、アーティストの感性でビジョンを描く事が大切な時代になっていくのでしょうか( ^ω^)・・・

https://www.amazon.co.jp/-/en/%E5%B1%B1%E5%8F%A3-%E5%91%A8-ebook/dp/B073S1RJX2/ref=sr_1_1?crid=16M6AZ919KJ8Y&dchild=1&keywords=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%81%88%E3%82%8A%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%BE%8E%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%82%92%E9%8D%9B%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B&qid=1614308673&sprefix=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AF%2Caps%2C-1&sr=8-1


「美意識」これは主婦にとって、とても大切な感性だと思います。

家庭は家族が生活を共有し、共に育ち成長しあいながら形成しています。

夫婦、子供は合理性からは対極にありますよね。
合理的で理性的な関係を築くというより感情の分野で繋がっている。

理解不能な子供の行動、理解不能な夫の行動・・
それに対抗するのは創造性。
彼らの行動、考えに寄り添う創造性・・

アーティストが創造性を発揮して、一つの作品を作り出すように主婦もまた、創造性を発揮し、家族の幸せを全集中で作り上げなくてはならないのですから・・大仕事です。

専業主婦のイメージは家族が会社や学校に出かけた後の自由時間をのんびり過ごし、炬燵でおせんべいを食べながら「そろそろ、買い物に行くかー」と、新聞チラシの安売りスーパーに出かけていく姿を思い起こしますが、それはとんでもない誤解です。

情報過多の現代、子供の教育、自分の学び、そしてそれにかかる支出の軽減のため、あらゆる情報を収集して右往左往しているのが現状ではないでしょうか。

職業婦人も、会社、家庭、子育てと、時間と闘いながら目まぐるしく働いている💦

多様化の時代、夫は夫の仕事を主婦は家事や子育てだけをしていれば「幸せ」という時代ではなくなってしまいました。

そこで、必要なのが美意識です。

いかに、家族のため、どうしたら家庭が潤いのある場所として幸せな空間を演出するか・・・また、家族の幸せ、心身の健康のために、何が出来るかを模索しています。

「家族のためなら、なんだってします」

「開運するためなら、何だってします」の辛酸なめ子さんの心境ですよね
( ´艸`)

人と人の集団である社会、そして小さな集団である家庭において、今までのよう合理的判断だけで解決する事には無理があり、生身の人間の感性を優先する事の大切さが問われているのではないでしょうか?

2021年、今、時代が大きく転換期を迎えているのであろう事を
初老の私ですら、ひしひしと感じています。

資本主義、経済至上主義、合理的で人を数値判断基準でとらえていた社会が、美意識を基準にした人間的な社会にかわる事を期待したいですよねー

温暖化、環境崩壊、少子化問題、超高齢化社会が改善される方法は「真、善、美」の人間主義に立ち返ることで解決に近づくのではないでしょうか・・

中高年おばさんの期待を込めた呟き・・・・です。

それにしても、あの「UFO」らしき物体はなんだったのでしょう💦

想像力を掻き立てます。




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