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こんにちは!エニタイムフィットネス中目黒池尻大橋店パーソナルトレーナーの高岡です!!

最近はめっきり朝夜は寒くなり、どこか冬の匂いが強まっているように感じます。当然ですが、夕方5時過ぎにはすっかり日が暮れてしまいますね。そこで今回は「日の光と健康」についてお話いたします。

昨今の情勢の流れでなかなか外出が難しく、最近は屋外に出て日の光をしっかりと浴びる時間が少なくはないでしょうか?

日の光を浴びないとどうなってしまうか!?大まかには以下のような障害が出てきます。

〇ビタミンDの不足

〇セロトニンの不足

まずビタミンDは小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、血液中のカルシウム濃度を保って丈夫な骨を作る働きがあります。カルシウムは骨の成長過程の子供やカルシウムの流出が著しく起こる高齢者の方には必須の栄養素となります。また激しい運動やダイエットなどカルシウムを消費したり、摂取しにくい環境下の大人の方にも積極的に摂って頂きたいと思います。不足すると、吸収と体内での一定濃度を保つ力が弱まるので、カルシウムをいくら摂取しても体内から出て行ってしまいます。

ビタミンDは紫外線を浴びることによって体内で合成することができます。日光を浴びることによって、皮膚に存在するコレステロールの一種がビタミンDの前駆体になり、肝臓や腎臓で活性化してビタミンDになります。紫外線量と血液中ビタミンDの濃度の相関関係があることも明らかになっており、紫外線量の多い春~夏は血中ビタミンDの濃度も高く、紫外線量の少なくなる秋~冬は低くなります。

また日光に当たると人間は脳内で神経伝達物質の一つであるセロトニンを分泌します。このセロトニンは人間の精神面に大きな影響を与えるホルモンで精神の安定や平常心、脳の直観力を上げるなどの効果を持ちます。精神安定剤と同じような分子構造をしていることもあり「しあわせホルモン」と呼ばれることもあります。不足すると、気分の落ち込みや意欲の低下、怒りっぽくなる、食欲が増加して過食気味になるなどの症状が出ます。このような状態が続くと、うつ病や不眠症などの精神疾患にもなりやすいといわれています。

日照時間が減るこれからの時期にはセロトニンの分泌不足から「季節性情動障害」別名「冬季うつ病」というのが増加してきます。

たまには外でランチをしたり、散歩をしたり、アウトドアなアクティビティをしてみるのもいかがでしょうか?寒暖差からこれから紅葉も見ごろになりますので登山やハイキングなんかもおススメです!!

それでもなかなか外に出られないという方は食事からしっかりビタミンDを摂って、適度な運動をしてセロトニンの分泌を促すようにしていきましょう!あと個人的にはここぞとばかりに「日サロ」もおススメです(笑)

季節的に少し気持ちが沈みがちな季節ですが、今年も残りあと少し!心身ともに健康に過ごしていきましょう!

身体のことで何かお悩みがあれば何でもお問い合わせください!

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