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こんにちは!

エニタイムフィットネス中目黒池尻大橋店、パーソナルトレーナーの高岡です!!

先日はプッシュ種目のトレーニングでのポイントをご紹介しましたが、今回はロー種目、特に背面でのトレーニングで多い、引く種目でのポイントをご紹介いたします。

ラットプルダウンやローイングが有名な引く種目、背中は見えないうえになかなか意識が行き届かない場所でもあります。よくなかなか「効いてる感じがしない」という声を耳にします・・・そんなトレーニング部位ですが、ここでも「握り」を意識、少し変えるだけでかなり感覚が変わるはずです!

〇指先ではなく手のひらでグリップを握る

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前腕に力が入らないように指の第二関節あたりに引っ掛けるようにしている方をよく見かけますが、広背筋をターゲットにしたトレーニングでは実はこの握り方だと筋肉の意識はしにくいかもしれません・・・

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仕組みとしては指先に引っ掛けてしまうと手首はやや反れ気味になります。そうすると肘が自然と外側を向きやすくなってしまうのです。こうなると肩が上がりやすく、首(僧帽筋の上部)や肩の後ろ(三角筋後部)にも非常に力が入りやすくなってしまいます。

これではせっかくの背中のトレーニングで中々狙いたい部位が刺激できません。

そこで手のひら(中手骨)で包み込むようにグリップを握ってみてください。

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今度は手首がやや内側に曲がるはずです。そうすると肘は内側を向きやすく、肩が上がりにくくなります。肘が内側を向くと広背筋の活動が高くなりやすいですし、肩甲骨の過度な動きを抑えられるので、広背筋にしっかりと刺激を入れることができます。

また安全面でも「しっかり握る」ことで肩のいわゆるインナーマッスルの活動が高まり、肩関節が安定しやすくなるので肩の障害を未然に防ぐことができます。デットリフトをやる際にも掌でバーをしっかり握ることで肩甲骨の開きを抑えやすくなり、フォームの崩れを防いだり、より重いウエイトを持ち上げることが可能になります。

ただ、意図的に僧帽筋上部や三角筋後部に刺激を入れたい場合は問題ありません。

パワーグリップを使う際にもしっかりを巻いて、手のひらでバーもしくはグリップが握れるようにしてみてください。

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もし「なかなか手のひらで握れない」という方はMAGグリップを使うのがおススメです。これは形通りに握ると自然と手のひらで握れてしまうという優れたアタッチメントです。

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もちろんこれを指先に引っ掛けて行うのはアタッチメントの良さが無くなってしまうのでおススメできません(笑)

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いかがでしたでしょうか?「物を握る」という行為は人間が胎児の頃から行う非常に重要な動作で意外と奥が深いです。他にもトレーニングで困っていることがあれば是非お声掛け下さい!!

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