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こんにちは!

エニタイムフィットネス中目黒池尻大橋店パーソナルトレーナーの高岡です!!

寒さが増していよいよ冬の到来を感じさせる今日この頃ですが、本日はそんな季節の水分補給についてご紹介いたします。

脱水というと、夏のイメージが強いかもしれませんが、実は冬でも脱水を引き起こすことがあります。外的環境による一番の原因としてはまず空気の乾燥が挙げられます。エアコンなどの暖房器具の使用により、湿度が下がります。乾燥した環境では、皮膚や粘膜、あるいは呼気から、特に自覚がないまま水分が失われる「不感蒸泄」が増えます。つまり冬場では、日常的に生活するなかで、知らず知らずのうちに体から水分が失われる量が増えていることになります。

一方、冬の脱水には、内的環境による機序も関与します。冬は水分を失っている自覚が少ないため、夏場に比べ飲料の摂取が減りがちです。体感温度が低いと喉の渇きを感じにくいことも理由のひとつですが、体を冷やしたくないなどの理由で飲料の摂取を控える場合もあります。また、冬の運動時においても、適切な水分摂取が足りていないとの報告もあります。

特に運動時においては水分が失われることはパフォーマンスの低下に直接的に繋がります。パフォーマンスの低下は、体重の約1%の水分が低下したあたりから徐々に始まると言われています。2%が失われると喉の渇きを覚えるようになり、3%の減少では疲れや苦しさが出てきて、自他ともにパフォーマンスの低下を認識するようになるそうです。

例えば体重が50kgの人であれば、500mlの水分が失われればパフォーマンスの低下が始まり、1ℓが失われれば確実に低下するということになります。

自分もこのところ意識して水分を摂るようにはしているのですが、夏場よりも乾燥の影響か、摂取する水分量が多いように感じます。

運動時に推奨される飲料は、飲みやすく胃にたまりにくい組成の飲料です。具体的には、100ml当たり、糖分4〜8gおよび食塩0.1〜0.2g(ナトリウム換算で40〜80mg)を含む飲料が適当とされおり、飲料の温度は、5〜15℃程度が推奨されています。ただし、糖分の含有濃度が高まると胃にたまりやすくなるので、注意が必要です。

運動時でなければ喉が渇く前に小まめにコップ1杯程度の水やカフェイン・アルコールを含まない飲料を飲むことが推奨されています。この際に冷たい飲料を飲みすぎると体を冷やす原因になるだけでなく、急激な温度変化で胃に負担を与える場合があるので特に冬場は常温の飲料がおススメです。

いかがでしょうか?気温の低下から気が付けば1日で500㎉のペットボトル半分くらいしか水分を摂っていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?水は人体の約60%を構成している成分ですし、体の様々な化学反応にも作用していますので不足しないように意識して摂ってみてください!!

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