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グローバル・チームの中で
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シンガポールでは6人の部下がいました。全員国籍の違うメンバーでした。シンガポール、台湾、マレーシア、タイ、フランス。上司はオーストリア人でした。150人近く働くシンガポール拠点の中で、日本人は私だけでした。
その環境は、私にとって居心地の良いものでした。奇妙
息子にとってのシンガポール
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息子はすぐにシンガポールに馴染みました。私が選んだコンドミニアムには、敷地にプールがありました。遊歩道に隣接していて、3分も歩けば大きな公園がありました。木陰に子供用の遊具が置いてあり、朝夕の涼しい時間にはたくさんの子どもたちが遊んでいました。子どもたちは、た
出勤初日、机にパソコンがない
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シンガポール出勤初日、私は母に息子を託してオフィスに向かいました。緊張のあまり、心臓がいつもより早く動悸しているのが自分で分かりました。
それは、シンガポール拠点における2泊3日の社員旅行の翌日でした。社員を2つのグループに分け、別々の日程でベトナムに行った
シンガポールの陣:夫を説得する
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夫の説得は難航しました。
結局きちんと説得できず、私が押し切ったように思います。その時の反省を込めて、どうすればより良くコミュニケーションを取ることが出来たのかを考察します。
彼と私のお付き合いは、ミレニアムと呼ばれた西暦2000年までさかのぼります。シン
妊娠中の海外出張、行く?行かない?
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シンガポール拠点での仕事のオファーを出してくれた人との出会いは、私の妊娠中にさかのぼります。
私はとても元気な妊婦でした。つわりらしいつわりは感じたことがなく、お腹だけが順調に膨らんでいきました。産婦人科に定期検診に行くと、毎回「問題ありません」としか言われ
それは一通のメールから始まった
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子どもを保育園に送り届けた後に、ヒールの靴で必死にダッシュし、何とかいつもの時間の満員電車に滑り込んで、今日は遅刻せずに済んだぞと誰にともなく胸を張って出社したある日、私はそのメールを受け取りました。
1年間の育児休暇から復帰して、まだ1ヶ月未満、2009年