見出し画像

ウォーレン・バフェットに学ぶ「目先の利益を追わない」ことの大切さ

テレビ東京で放送されているモーサテのウォーレン・バフェット特集がとても良かった。ウォーレン・バフェットは言わずと知れた投資の神様だ。

投資会社を率いて55年。平均して年20%の利益を上げ続けているレジェンドオブレジェンドだ。バフェットが投資を始めた頃に彼に1万円預けていたら、なんと今には2億7740万円になっているらしい。

画像2

そんな投資の神様ウォーレン・バフェットの総資産は727億ドル=7兆8000億円を超えている超超大富豪だ。一方で”オマハの賢人”とも呼ばれ、地元のネブラスカ州オマハの質素な自宅でずっと暮らしている。

画像1

そんなバフェットが大好きなのがコカ・コーラ。超超大富豪の今も、食事は基本的にコカ・コーラとハンバーガーだ。彼曰く、自分が好きなものを幼いときに知ったので、それ以降、別のものを食べる必要がないらしい。

画像3

そんなバフェットはコカ・コーラ株を30年以上持ち続けている。

画像4

バフェットの投資哲学の一つが長期保有だ。

「たとえ証券取引所が10年間閉鎖されることがあっても、喜んで持ち続けた銘柄だけを買え」

画像5

バフェットはこの哲学を貫き続け、年平均20%というとんでもないリターンを生み出し続けている。

実際に調べてみると、コカ・コーラ株は30年間で約10倍にまで上昇していた。

スクリーンショット 2020-04-22 19.49.59

他にバフェットが長期保有している銘柄としてはクレジットカードで知られるアメリカン・エキスプレスがある。僕もSPGアメックスを愛用していて、ずっとお世話になっている。

画像6

このコロナの状況下で、デルタ航空の株を取得後すぐに売りに出すなど、バフェットですら予測できない状況ではあるが、本質的なところは何も変わらない。

そして戦況がガラッと変われば、大胆に勝負に備える。ニュースによれば、現在バフェットは一部の株などを売却し、14兆円もの現金を持っているらしい。金融危機が来ることを予測していたのだ。

そして危機が去り、株価が底をついたときに確保しておいた現金で一気に買うという作戦だ。

画像7

待って待って待ち続ける。チャンスが来るまでひたすら待つ。

言葉にすれば簡単だが、なかなかできることではない。

このバフェットの哲学は投資の話ではあるが、僕らの日常生活にも活かせると思う。これらエピソードから僕らが学べるのは「目先の利益を追わないことの大切さ」だ。

僕たちは何かを始めると、どうしてもすぐに結果が欲しくなる。今日始めたことの結果を、明日にも、待っても来週には、どんなに長くても1ヶ月後には欲しいと、欲ばかりが先行してしまう。しかし、焦ったところで十分な積み重ねがなければ絶対に失敗する。仮にうまくいったとしても、それはたまたま運が良かっただけで本質的な再現性のある成功ではない。短期で挑戦して、ちょっとうまくいって、失敗してを繰り返していては、大きなリターンは得られない。それは”投機”であって、”投資”ではない。

バフェットがコカ・コーラ株を30年も持つように、僕らも好きなことに熱中し、それをいかに継続できるかが成功の鍵なんだと感じた。

目先の利益を追わず、少しずつ根をはり続け、いつかドカンと花を咲かせよう。それが王道であり、本質的な成功への道だと、バフェットが僕らに語りかけている。



最強になるために生きています。大学4年生です。年間400万PVのブログからnoteに移行しました。InstagramもTwitterも毎日更新中!