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違和感に中指を立てよう。小さな革命から始めよう。

金曜日、夜の渋谷駅。山手線のホームは華金を待ち望んだサラリーマンでごった返している。飲みに行く人、クラブに行く人、旅行に行く人。それぞれが目を輝かせ、人混みの中に消えていく。

幸せな、楽しい金曜日。のはずだった。しかしサラリーマンになって2ヶ月が経った僕は、そんな金曜日を素直に受け入れることができなかった。

人生は自由だ。人間は自由だ。1週間は7日間で、1ヶ月は30日くらいで、1年は365日。この日数はどうやら僕の力では変えられそうにない。でも1週間7日のうち、どの日をどう過ごすかは、僕の自由で決めていいはずだ。でも、サラリーマンは基本的にそれができない。月曜日から金曜日まで9時から17時まで椅子に座っていなくちゃいけなくて、必要があれば夜遅くまで残らなくちゃいけない。むしろ残る日の方が多い。有給という制度があるけれど、それも日数が決まっていて、好きなときに何度でも休めるわけじゃない。

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そんなの当たり前だ。サラリーマンなんだから。会社のルールがあるんだから。言われなくても、知ってるよ。そう思う人が大多数だと思う。

でも。

僕はそれはおかしいと思う。人間は自由で、人生は自由だから、何時に起きても、何時に寝ても、何をしてもいいはずだ。それを誰かに強制されて、嫌な労働を週5日もするのは、極めて不健康なことだと思う。

だから金曜日を楽しみに生きるのも、同じく不健康だ。金曜日の夜を心待ちに労働に耐え、土曜日日曜日を謳歌する。そして日曜日の夜に、明日から始まる地獄の労働に気分が沈む。そして月曜日から労働に耐え、また楽しい金曜日の夜が来る。それって、おかしくないか?変だよね?全然自由じゃない。

本当なら、毎日が土曜日の方が絶対にいい。というか、土曜日とか月曜日とか関係なく、毎日ハッピーな方がいい。サルやライオンに月曜日も土曜日もない。毎日生きるために走って、食って、寝て。楽しいかは分からないけれど、少なくとも自由だ。人間も本来ならそうあるべきなんじゃないかなと、僕は思う。もしそう思わなくなったら、僕は労働に染め上げられてしまったということだろう。だから僕は、おかしいと感じたことに、耐え難き違和感に、中指を立てる。そんなのファックだ。クソだよって。笑われるかも知れないけど、中指を立て続ける。人に馬鹿にされるくらいがちょうどいい。笑われても、馬鹿にされても、中指を立て続けよう。

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でも、それを実現するためには、本当に自由な生活を獲得するには呪縛から解放されなくてはいけない。なんの呪縛かって?それは労働の対価として得られる、カネだ。カネの呪縛から解放されない限り、僕たちは平日の地獄の労働と陽気な週末の無限ループから逃れることはできない。

だから僕たちは、経済的自由を獲得しなくてはいけない。カネを自分で稼げるようになれば、地獄の労働を強制される必要はなくなる。月曜日とか水曜日とかいう概念は無くなって、毎日が土曜日になる。

僕はその自由に、確実に一歩ずつ近づいている。近づいている自信がある。体感、7割ほど達成したと思っている。会社に属しているけれど、それは金銭的な理由じゃない。(これについて詳しくはまたの機会に)大学を卒業して2ヶ月しか経っていないけれど、あと少しだという予感が既にしている。それは僕が常にドル箱を探していたからで、事実、社会人になってからも新しいドル箱がたくさん見つかった。

ドル箱を見つけ、ぶっ壊れるまで叩くことで、経済的自由を得ることができる。でもそのドル箱は、血眼にならないと絶対に見つからない。ただ本を読んでも見つからないし、街を歩いても、いろんな人間に出会っても見つからない。「何が何でもドル箱を見つけてやる」という執念が大切だ。どこにドル箱があるかは僕も知らない。知らないからこそ探している。向こうから来る儲け話は全部詐欺。ドル箱は、自力で見つけるしかない。

違和感に中指を立て、ドル箱を探す。これは小さな革命だ。組織を作らなくても、1人でできる。革命は大人数で起こさないと社会制度を変えるくらいの大きなインパクトは生み出せないけど、1人でする小さな革命なら、個人の経済的自由くらいは獲得できる。自分のために、自由のために、毎日を土曜日にするために、小さな革命を起こそう。

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「小さな革命って何だよ」って。これも同じく答えはない。けど一つ言えるのは自分で声を上げることだ。つまり「発信」だ。好きなこととか、みんなが知らないことを発信していると、見てくれる人が現れる。これをSNSだとフォロワーとかファンと呼ぶ。みんなが知らない良い情報をシェアすると、巡り巡って自分が得をする。この感覚が分かる人と分からない人で、社会が分断されているとさえ思う。もしこの感覚が分からない人がいたら、まずは自分のSNSでも友達との飲み会でも何でもいいから、発信をしてみてほしい。

現代において、情報を消費するだけの人は間違いなく搾取されている。ぼーっとInstagramやTwitter、YouTubeやNetflixを見ている人は、食い物にされている。InstagramとかTwitterとかYouTubeはタダだし、Netflixも安い。お金は搾取されてないよって思うかもしれない。それは甘い。お金を差し出す代わりに、時間を差し出しているのだから。1日24時間という全人類に唯一平等に配られた貴重なカードを差し出しているのだ。

小さな革命を起こすには、情報を生産する側にならなくてはいけない。どんなに小さなことでも良いから、みんなが知らない良い情報を発信して、それを続ければいつか経済的自由を獲得できる。情報と一口に言っても、それは音楽でも良いし、動画でも良いし、料理でもTシャツでも良い。何か作って、生産者側に回ると、見える世界が180度違ってくる。これが小さな革命だ。情報を消費する側と、生産する側の世界は明らかに分断されている。ちっちゃいことから始めよう。社会の仕組みを変えるほどの革命は、大人数でなきゃ起こせないけど、1人の経済的自由を獲得するくらいの革命なら、たった1人でも起こせる。始めるなら早い方がいい。というか、今だ。なぜかって、今この瞬間が、人生で1番若い日なんだから。

何かおかしいと感じたら、その違和感に中指を立てよう。若気の至りと笑われたら、そいつに向かって中指立てよう。嫌なもの、理不尽なもの、覆したいものに中指を立てて、立てたからにはアクションを起こそう。それがダンスでも、料理でも、スポーツでも、発信でも、何でもいい。とにかく自分で声を上げよう。声を上げなきゃ、誰も聞こえない。僕は、私は、ここだよーって、声を精一杯張り上げよう。声を張り上げて旗を立てよう。そして、小さな革命を、ちょっとの勇気で起こしてみよう。きっと明日は今日よりも、いい日になると僕は信じてる。

それでは素敵な1日を。





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