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フロンターレU18 – FC町田ゼルビアユース / 練習試合2014

 今日、6月19日は3か月遅れのプロ野球の開幕日。朝から雨降りのあいにくの空模様。サッカーとは違い、野球はひどい雨では中止になってしまうが、今日はどうなるだろう。試合があるにせよ、ないにせよ、遅くなってしまった「球春」の到来が、少しでもそれぞれのチームを愛する人々の生活に、潤いを与えるものになればいいな、と思う。


昔のノートからフロンターレアカデミーの試合を振り返る。第59回目は2014年2月16日の練習試合、川崎フロンターレU-18 vs FC町田ゼルビアユース。この日は30分3本の練習試合が行なわれた。


【川崎フロンターレU-18 練習試合 vs FC町田ゼルビアユース】

2014年2月16日(土)午後6時14分キックオフ しんよこフットボールパーク 30分×3


この時期は関東地方に大雪が降り、15日には東急東横線の元住吉駅で列車が別の列車に衝突する事故も起きている。しんよこフットボールパークには、まだ雪が残されていた。

この日はフロンターレのトップチームがIAIスタジアム日本平で清水エスパルスとのプレシーズンマッチに臨み、わたしもこの試合を昼間に見てから新横浜へ戻り、U-18の試合を見に行っている。

https://www.frontale.co.jp/goto_game/2014/extra/preseason_match.html



1本目、フロンターレのメンバーは、21深谷星太、最終ラインは右から17緒方和、31長谷川隼、20諏訪部徹、37島崎竜、ボランチは23牧寛史、25板倉滉、右MF24金子俊志、左MF30三笘薫、前線には22岡田優希、32岸晃司。

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ゼルビアは次のようなメンバー。

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立ち上がりはともに決定的な場面には至らない。9分には、ゼルビア、28がエリア左へ抜け出すが、フロンターレは深谷がこれを阻みシュートは打たせない。


すると直後にはフロンターレ、右サイドからエリア正面やや右に入ったボールを、岡田がうまく間で受け、エリア左へパスを送ると、抜け出したのは三笘。ダイレクトでシュートを打つとこれが決まり、1-0。先制点はフロンターレに入る。


ゼルビアも13分には、27がミドルシュートを打つが、深谷がセーブしていく。


フロンターレは前線がうまく連係を見せ、板倉が最終ラインの前をケアする一方で、牧が前によく飛び出すなどして厚みを出していく。


14分には金子から左へ展開すると、三笘がシュート。こぼれ球に詰めた岡田がさらに打っていくが、枠はとらえられない。ゼルビアも、16分には正面の7のスルーパスに、55がエリア左へ。ニアを突いたシュートを打つが、深谷がセーブしていく。


23分には今度はフロンターレ、岡田がおさめ、受けた牧が正面へ。ミドルシュートを打つが、左にそれていく。さらに岡田とのパス交換から三笘がエリア内へ。シュートに持ち込むが、これも枠はとらえられない。


27分には、ゼルビアも左サイドから崩して、最後は28がシュートを打つが、左に。


直後にはフロンターレ、牧のパスに岸がエリア正面へ。シュートを打つが、上に。さらに30分には、右サイド、緒方の折り返しに岡田がシュート。こぼれ球に詰めた金子がさらにシュートを打つが、GK31がセーブ。1本目は1-0でタイムアップとなる。



2本目、フロンターレのメンバーは、GK19名良橋拓真、最終ラインは右から17緒方和、31長谷川隼、20諏訪部徹、37島崎竜、ボランチは23牧寛史、25板倉滉、右MF24金子俊志、左MF30三笘薫、前線には22岡田優希、32岸晃司。

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ゼルビアは次のようなメンバー。

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立ち上がりからボールを回していくのはフロンターレ。一方のゼルビアもいったんボールをものにすると、そこからの攻めが速く、一進一退に。


6分には右サイドでキープした金子からオーバーラップした緒方へボールが渡ると、緒方がエリア前に送ったボール、岡田がシュートを打つが、GK31がセーブ。


フロンターレのコーナーキックをしのいだゼルビアは、カウンターからミドルシュートに持ち込むが、右へ外れていく。


フロンターレは10分には、高い位置でボールをものにすると、GK31が前に出ていたところ、牧がミドルシュートで狙うが、これは右へ。直後にも高い位置でボールを再びものにしたのはフロンターレ。金子がミドルシュートを打つが、右へそれていく。


一方のゼルビアも、直後には右サイドからの攻めに。16がエリア外右へ進入、ループシュートを打つが、上に外れていく。


すると11分、フロンターレは中央の三笘が左へ展開。ボールは島崎へ。島崎がエリア左から折り返すと、シュートに持ち込んだのは三笘。1-0。1本目に続いて、三笘のゴールでフロンターレはリードする。


14分にはゼルビアは13に代わり52。


15分にはフロンターレ、中央からボールを回すと、三笘のスルーパスに板倉町エリア内へ。そのシュートのこぼれ球に三笘が詰めるが、GK31がセーブ。


ゼルビアもミドルシュートを狙ってくるが、名良橋がセーブしていく。


フロンターレは、20分には三笘に代わり15伊藤健太、岸に代わり29瀬川ヤーシャ。伊藤が右MF、金子が左MFに。


さらに突き放したいところだったが、終盤はゼルビアがフロンターレのゴール前に迫る時間をつくり、フロンターレはやや自陣でミスが続いて流れを引き戻せない。すると25分、ゼルビアは高い位置でボールを奪うと、55が正面へ。シュートを打つとこれが決まり、1-1。


一方のフロンターレは、なかなか決定機にはつなげられず、2本目は1-1でタイムアップとなる。



3本目、フロンターレはGK16、最終ラインは右から27武田太一、20諏訪部徹、35粕川雄哉、5清治大雅、ボランチは31長谷川隼、36渡邉啓太郎、右MF15伊藤健太、左MF28猪狩和真、トップ下30三笘薫、前線には29瀬川ヤーシャ。新1年の清治が左SBに入った。

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ゼルビアは次のようなメンバー。

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フロンターレは立ち上がりからコーナーキックを得るなど、ゼルビアの陣内で時間をつくると、8分には、エリア外左、うまく間で受けた猪狩のパスに三笘が正面へ。シュートを打つが右へそれていく。


さらに三笘の仕掛けからコーナーキックを得るなど、流れをつかんでいくのはフロンターレ。15分には三笘の裏を突くパスに伊藤がエリア右へ。シュートを打つが、左にそれていく。


18分には、右サイド、伊藤のパスに三笘が反応。シュートを打つが、GK44がセーブ。さらに高い位置で猪狩が奪い、三笘が抜け出すが、立て続けに放ったシュートはGKが阻んでいく。


前の4人がうまく高い位置でボールをものにしていくフロンターレ。18分には、伊藤がエリア外右でボールを奪いシュートを打つが、これはGKが阻み右コーナーキックに。長谷川が右足でボールを入れると、こぼれ球を拾った長谷川が右サイドの高い位置から入れたボール、反応したのは武田。シュートを打つとこれが決まり、1-0。


さらに後ろから動かしていこうとするゼルビアに対して、ショートカウンターに持ち込むなどしていくフロンターレ。25分には高い位置で、瀬川が奪いシュートを打つが、左へ。


28分にはフロンターレ、右サイド、武田が高い位置へ。折り返しに瀬川がシュートを打つが、左へそれていく。


そして29分、フロンターレはエリア内へ飛び出した長谷川がファールを受けてPKに。これをキッカーの瀬川がゴール右へ決めて、2-0。


突き放したフロンターレは、直後には瀬川のスルーパスに、三笘がエリア内へ。シュートを打つが、交代で入ったGK42が足で止める好セーブ。


3本目はまもなくタイムアップとなり、2-0。

計4-1で練習試合を終えることになったフロンターレ。ここまでの数試合で、三笘がゴールにかかわる回数が増していることが印象に残るものになった。



1本目 1-0

得点:三笘薫


フロンターレのメンバー:21深谷星太、17緒方和、31長谷川隼、20諏訪部徹、37島崎竜、23牧寛史、25板倉滉、24金子俊志、30三笘薫、22岡田優希、32岸晃司



2本目 1-1

得点:三笘薫


フロンターレのメンバー:19名良橋拓真、17緒方和、31長谷川隼、20諏訪部徹、37島崎竜、23牧寛史、25板倉滉、24金子俊志、30三笘薫、22岡田優希、32岸晃司


交代:三笘→15伊藤健太 岸→29瀬川ヤーシャ



3本目 2-0

得点:武田太一、瀬川ヤーシャ=PK


フロンターレのメンバー:GK16、27武田太一、20諏訪部徹、35粕川雄哉、5清治大雅、31長谷川隼、36渡邉啓太郎、15伊藤健太、28猪狩和真、30三笘薫、29瀬川ヤーシャ



(文中敬称略)



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