署名原稿を書けるライターになるべき単純すぎる理由

 ライターという職業は正直キツイと思う。ネットでは「こんな文章でカネをもらいやがって」「ブログ以下の内容でカネもらってむかつく」という言葉が毎度出る。私も毎度バカの巣窟であるヤフーのコメント欄でそれは言われる。

 ヤフーがこのクソコメント欄をやめない理由については「PV欲しいんだろうな」と思うし、ヤフーなりの「残す論理」というものはあるのだと思う。そこは尊重する。

 で、上記のようなコメントが書かれるのは「文章なんてどんなバカでも書けるだろ」という見下しが世間に蔓延しているからだろう。音楽・イラスト・漫画というものは天賦の才が必要だと思われているが、ライターは誰でもできるものと思われている。

 まぁ、それは正しい。ただ、月に20~40本超の連載を抱え、すべてに万単位のカネがつく人生を5年以上送ることができる人間がどれだけいるか? ということを考えると、多分コメント欄の連中が主張する「この程度の文章で」というのは当てはまらないだろう。

「お前は自分の今の職業をがんばれ。でも、ライターの仕事が簡単なものだとはあまり思って欲しくないわな。思うのは自由だけど、オレはお前がプロとしてやってる職業を素人目戦でdisったりはしないぐらいの常識は持っているし、お前のプロとしての腕は尊重するけどね」と思う。

 で、ここから先は、こうしたバカについては言及しないが、すでにライターをやっている人、これからなろうという人へ。

 とにかく署名で書ける人間になれ。まったく世間からの扱いは変わってきますし、単価も変わります。要求が通りやすくなります。会社員の同級生からバカにされなくなります。って、これ以上に色々理由があるので、9月以降、色々そこらへんは書くわ。みんな本気で文章書けよ。頑張れよ。

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