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西川智成のアタマの中 (陶芸関係)

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私、西川智成(ニシカワトモナリ)の思いつきや普段考えていることについて。
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記事一覧

茶の湯の系譜

小代焼中平窯の西川です(^^) 今回は茶の湯、特に「わび・さび」という美意識が大成した頃の様…

近現代の【やきもの鑑賞】

小代焼中平窯の西川です(^^) 加藤唐九郎氏『やきもの随筆』を主な参考資料とし、近現代の陶磁…

伝統と自由のバランス・西川智成の場合

小代焼中平窯の西川です(^^) 私は小代焼という伝統的工芸品に携わっているのですが、度々、 …

『土偶を読むを読む』を読む

トゲアリトゲナシトゲトゲみたいなタイトルになりました。 …この例え分かる人いますか 笑? …

2024年大阪出張の記録 ②

小代焼中平窯の西川です(^^) 前回に引き続き、大阪出張の記録を書いていきます。 今回は3パー…

2024年大阪出張の記録 ①

小代焼中平窯の西川です(^^) 6月1日から開催されました大阪での個展に合わせて、5月31日から3…

美意識を伝える事 ≠ 直接教えること

写真は父である小代焼窯元:西川講生です。 今回は伝統や文化、そして『美意識』はどのように伝わるのかについて、 現時点での私、西川智成の考えを書いていきます。 また、最初に断っておきますが、 この記事は私以外の考え方を否定するものではありません。 私は常々、人生とはそれぞれの人がそれぞれの信念に従って、各自が思うがままに、勝手に生きていけば良いだけのことだと思っています。 ↓私の基本的な思考回路について↓ はじめに 伝統や文化を伝える方法として、まず思い浮かぶのは

悔しさの幼少期、革命と失望の青年期、そして今年、僕は30歳になりました。

熊本県の小代焼中平窯・西川智成です(^^) 今年の3月に30歳になりまして、自分の人生を振り返ろ…

父の師匠 【故・成田勝人氏】

写真は父・西川講生です。 父の師匠である故・成田勝人氏は熊本県最南部にある一勝地焼の10代…

16代・樂吉左衛門氏 講演会

本日は千家十職 16代当主・樂吉左衛門氏のお話を聞きに行きました(*^^)v 予定時間を過ぎても…

興味ない人には売れないよね…? (持論)

熊本県の小代焼中平窯・西川と申します。 今回は具体的な例え話から書いちゃいます。 「ボカ…

妥当な価格の高級品

小代焼中平窯の西川です。 今回は私自身が思う、小代焼中平窯の価格設定についてお話していき…

手作りマグカップと量産マグカップ

小代焼中平窯の西川です(^^) 今回は手作りの器と量産の器の違い、それぞれの良さについて考え…

土偶とノリ

小代焼中平窯の西川です。 今回の記事は土偶に関する思いつきです(^^) 過去を紐解く場合、専門家が学術的に 真面目に研究することが最も重要だと思います。 私自身の歴史への向き合い方としましても、 「誠実に向き合うべきである」と常々考えています。 ↓関連記事↓ ただ、 1%でも良いので「ノリの可能性」も頭の中に入れておいた方が良いのではないかと言うお話です。 土偶の話 縄文時代は文字がありませんでしたので 「土偶を作った意味は? なぜこの形?この模様なの?」 という内