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台風リスクと安全確保

【はじめに】
本記事は直接的な表現はできる限り避けますがナイトビジネス(JKリフレ)に関する記載があります。「こういう世界があるのか」と興味のある方のみご覧ください。

大型台風(こない)

強い勢力といわれた台風7号、警戒されていたほどには都内を直撃せずに通過していきました。筆者自身も在宅勤務に切り替えて警戒していましたが、雨風の音や揺れについては、例年の台風よりむしろ小さいくらいに感じました。

さて、Twitterのタイムラインを見ていると、比較的通常通りの営業を行ったリフレ店は大忙しのいっぽう、事前休業やキャストを早退させて早仕舞いしたリフレ店の告知も多くみられたように思います。

今回は元内さんに直接聞いた話ではありませんが、自然災害リスクとその対応についてすこしまとめてみたいと思います。記事の前提として、事前休業したから偉い・結果台風がこなかったので営業継続店が勝ち、といった単純な構造でないことはあらかじめご理解ください。

リスクに対する判断タイミングのちがい

判断を早めにした店舗

告知内容の多くは、従業員やキャストの安全確保を目的とした休業、ということだったように思います。過去首都圏へ上陸した台風は、帰宅難民や停電・通信障害などの被害をもたらしましたから、事前の判断としては合理的であったと感じます。

今回悩ましかったのは、結果として都内の影響が比較的軽微だったことで、営業継続した店舗に比べて逸失利益(=営業していれば得られた利益)が生じてしまった点にあると思われます。

営業継続に踏み切った店舗

「様子見しつつギリギリまでがんばります!」のような告知で営業継続した店舗は、今回の台風程度/他店休業という条件下においてはいつもより繁盛したのではないでしょうか。

これも結果論で、多くの帰宅難民や災害被害が生じていたら、早い時間に休業しなかったことのリスクを被っていたかと思います。

一般企業だったらどう考えるべきか

この記事はリフレ店に詳しい元内さんの見解を参考に一般企業の会社員や、学校卒業後の企業選びをしたいひとをターゲットに書いていますから、一般企業の話に戻して終わりたいと思います。

数年前までは大型台風の接近が予想されていても、人事部門が帰宅指示を出すまでは通常通り出社勤務をすることが主流だったといえます。帰宅難民(駅改札外まで人が押し寄せたニュースも記憶にあるのではないでしょうか)になってしまっては遅いことが企業内でも共通理解化してきたころから、雨雪等々の早退に関して各人の裁量に任せるようになったり、前日からアナウンスをするところも増えてきたようです。

企業選び中(就活・転職活動)のひとは面接時に、台風などの場合会社がどのような考え方をしているか質問してみるのも、自分に合った企業選びの助けになるといえるでしょう。

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