22/4/22 科学の皮を被ったEBM至上主義という名の宗教
ファイザー社「当社のワクチンは95%の有効性です!」
医クラ「すごい!NEJMに載ってるから間違いない!」
これが罷り通ってしまうのがEBM至上主義に陥った臨床医学です。
こんなの科学と呼べますか?件のNEJM論文も批判的に見れば不可解な部分ばかりでしたよね?
この論文に限った話ではないですが、利益相反(COI)って開示すればそれでいいんですか?もっと疑ってかかるべきではないですか?
抑も95%の有効性なんてこれまでのワクチンの常識や免疫学的知見からすれば俄に信じ難い数字だったのに、宮沢先生以外は誰も表立って疑おうともしませんでしたよね。
自社の製品の性能を誇張しようとするのはどの業界だってそうだし、医療以外の業界では誰もが疑いの目で商品広告を見てますよね。そして本来それは医療界も例外ではないはずだし、製薬会社の支援を受けた研究結果が誇張されるのもある意味当然ですよね。
それなのに医療界では、ひとたび一流医学誌に載ってしまえば、ガイドラインに載ってしまえばそういう慎重さや懐疑的な姿勢が全くなくなってしまう。特にワクチンにおいてそれが顕著です。抑もはじめから誰もワクチンを疑おうとしていない。
EBMそのものは否定しないですが、純粋なEBMの理念はとうに廃れていて、今現在蔓延っているのは科学の皮を被ったEBM至上主義という宗教です。科学者を自称する臨床医たちも、結局は為政者や製薬会社の言いなりになっているだけです。
(https://www.bmj.com/content/376/bmj.o702)
当初期待されていたワクチンの効果や安全性がこれだけ下方修正されて、当初の目論見とは全く異なる現状を目の当たりにしても、まだ気づかないのでしょうか。
医者たちが製薬会社に良いようにあしらわれている現状と正面から向き合って、本来のEBMを取り戻す努力をするべきだと思います。
いつまでも「EBMこそが科学だ」に拘って、自分たちがあしらわれている現状に気づかず、非医療者を見下してエビデンスでマウントを取っている場合ではないと思います。
EBMを大事にしたい医者たちこそが、臨床医学を製薬会社に蹂躙されている現状に怒るべきだし、声をあげるべきだと思います。
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