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私が読書を続ける理由

はじめに

 これまでnoteに読書の備忘録を兼ねた感想を書いてきました。今回は初めて自分の考えていることだけで記事を書こうと思います。テーマは「私が読書を続ける理由」です。今までこのようなエッセイを書いたことがなく読み苦しいところもあるかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

私の読書遍歴

 まず私の読書遍歴について簡単にお話しします。私が読書を本格的に好きになったのは小学5年生です。母が活字が苦手という人だったので自分もなんとなく本に対して苦手意識がありました。しかし当時流行っていた「デルトラクエスト」を読み、一気にその世界観に没入しました。それと同時に自分は普通に本を読める!と実感しました。それから小学生の間は「ダレンシャン」や「ハリーポッター」などファンタジーばかり読んでいました。
 そして中学に入り、「心霊探偵八雲」を読んでからミステリーにはまっていくことになります。元々クイズや謎解きが好きだったこともあり、一気にのめりこみました。その後、西尾維新さん、東野圭吾さん、米澤穂信さんなどの作品をよく読んでいました。大学で化学を勉強し始めたときに喜多喜久さんの「化学探偵Mr.キュリー」を読んだときは、化学を専攻して作家になる方がいるのか!と衝撃を受けました。社会人になってからは、湊かなえさん、綾辻行人さん、伊坂幸太郎さんなどを中心に読みながら、ミステリー以外のジャンルも少し読むようになりました。また、勉強をかねてビジネス本も読み始めました。
 そして今年の6月末からnoteに読んだ本の感想を投稿し始めました。まだ3か月も経っていませんが、noteに感想を書くことを念頭に置きながら読むようになってきました。より読書中の自分の考えや感情を咀嚼するようにし、きちんと言葉にすることを意識しています。また読んだ直後にアウトプットすることで、本の内容が頭に残りやすくなりました。

読書を続ける3つの理由

1.頭の引き出しを増やす

 こちらは特にビジネス本を読む理由になります。著者の考え方、経験が詰まっているものなので、それを読むことで著者の半生を体験できます。本を書かれる方はかなり人とは違う人生を送ってきた方が多いので、一つのドラマとしても楽しめます。
 知識や思考の幅が拡がると、他人の考えを頭ごなしに否定しなくなるような気がします。一つのことを多角的に見ることができるようになるため、メリットとデメリットの両方を考えつけるようになるからだと思っています。

2.感情の解像度を上げる

 これは小説を読むときに感じることが多いです。小説を読んでいると自分の中にあった感情に名前を付けてくれたような気になる瞬間があります。ただ何となく持っていた違和感や心地よさを著者の秀逸な文章で言語化され感情の種類が増えます。学生時代はミステリーばかり読んでいたのであまりこのような感覚にはならなかったのですが、社会人になりミステリー以外のジャンルを読むときに感情の解像度が上がっている感覚を覚えるようになりました。少し疲れているときに読む恩田陸さんの作品はたまらなく心に染みます。今後もこれまで読んだことのない作家さんの文章に触れていきたいと思っています。

3.単純に物語が好き

 私が読書を続ける最大の理由です。本だけでなくマンガ、アニメ、映画を含めて物語が好きという気持ちは1ミリもぶれたことはありません。普通に生活していたら中々経験できないような心揺さぶられる感覚がたまらなく好きです。また物語に没頭している間は、日々のことを忘れることができます。現実逃避いわれればそれまでですが、心の健康を保つために必要な時間であると思っています。

さいごに

 ただ自分の考えを文章にする機会が今までほとんどなかったので、書くのに結構時間がかかりました。書いている間に気づいたこともあり、日ごろ自分が考えていることを言葉で表すことの大事さがよく分かりました。また書きたいテーマを思いついたら書こうと思います。
 最後までお読みくださりありがとうございました!
 

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